はじめに
みなさま、こんにちは♪
ユルバのリフォーム⑫では、バリアフリー改修に関する「固定資産税の軽減措置」を申請し、翌年度分の家屋の固定資産税が8,978円減額された体験をまとめます。
※制度の細部や書式は自治体で異なる場合があります。この記事は「当時、私が住む自治体での体験談」としてお読みください。

▲新年度の雰囲気(写真)
住宅リフォームの「補助金・減税」は意外とある
リフォームをすると、補助金や減税の特典が受けられることがあります。
我が家では当時、
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こどもみらい住宅支援事業:172,000円
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先進的窓リノベ事業:146,000円
の補助金を受け取りました(※当時の実績)。
住宅リフォーム減税制度には大きく
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所得税の控除
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固定資産税の減額
があり、今回は後者の体験です。

▲減税は面倒でも価値ありimage
固定資産税の軽減措置とは?
軽減措置を受ける条件には、
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床面積
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新築からの経過年数
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改修の内容
などが関係します。
我が家は、業者さんから「既存住宅の改修のうち バリアフリー改修 に該当する可能性がある」と教えてもらいました。
(他にも耐震・省エネなどの区分があるそうです)
私は念のため、市役所(固定資産税担当課)に電話で確認しました。
バリアフリー改修の申請要件(私が確認した内容)
分かりやすいように、3要件にわけて説明します。
1)居住者の要件(例)
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65歳以上
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要介護・要支援認定
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障がいのある方
など、いずれかに該当する方がいる
2)住宅の要件(例)
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新築から10年以上
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賃貸ではない
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改修後の床面積が一定範囲(例:50㎡以上280㎡以下)
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居住用部分が一定以上
など
3)工事の要件(例)
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高齢者等居住改修工事に該当
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工事費が一定額を超える(例:50万円超)
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期限内に工事完了(例:令和6年3月31日まで等)
など
要件は自治体や年度で変わることがあります。必ず市役所で確認されるのが安心です。
減額はどれくらい?
私が確認した説明では、バリアフリー改修を行うと 翌年分の家屋の固定資産税が一定割合(例:1/3)減額される仕組みでした。
我が家の場合、結果として 軽減税額 8,978円 が通知書に明記されました。
申請に必要だった書類(実際に揃えたもの)
市役所に電話すると、申告書を快く郵送してくださいました。
私が提出したのは次のとおりです。
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バリアフリー改修住宅に係る固定資産税減額申告書(市役所から取り寄せ)
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リフォームの領収書
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本人確認書類(免許証の写し)
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図面・明細・写真(ビフォーアフター)
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平面図
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改修工事明細書
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ビフォーアフター写真
※この一式は 業者さんが用意してくれました
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▲書類がそろうと一気に楽image
市役所へ送付してみた(つまずきポイントも)
書類をそろえて、市役所の固定資産税担当課に郵送しました。
受け取った旨の連絡があり、「4月の納税通知書に反映する」とのことでした。
ここで一番困ったのが、申告書に書く 「家屋番号」。
私は「登記済権利証」に記載を見つけて記入しました。
さらに翌年の確定申告に備えて 「不動産番号」 も必要になると知り、調べたところ、古い家は権利証に記載がない場合があるそうで、私は法務局で登記の写しを取得しました。
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法務局で登記の写し(土地・家屋)取得
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印紙代:1,200円
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家屋の写しで 不動産番号(13桁) を確認
面倒でしたが、今後の手続きにも役立つので保管しました。

▲調べるのも勉強
納税通知書で「軽減税額」を確認
4/12に市役所から封書が届き、内容を確認すると、家屋のところに
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軽減税額 8,978円
と記載がありました。
固定資産税自体は前年より少し上がっていましたが、家屋分について 1年間の軽減 を受けられた形です。
支払いは自動引き落としにしているので、反映されるのも安心でした。
少額でも「慣れない手続きをやり遂げた達成感」があり、やって良かったと思いました。

▲軽減税額の記載(写真)
まとめ
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バリアフリー改修で固定資産税の軽減措置を申請
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市役所に電話で要件確認→書類を揃えて郵送
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図面・写真などは業者さんが準備してくれて助かった
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結果として 8,978円の減額 を通知書で確認できた
減税の要件は複雑ですが、公平性のために必要な面もあると感じました。
今回の経験で、税や申請の仕組みが少し分かり、学びも大きかったです。
お世話になった皆さまに感謝いたします。
バリアフリーのリフォームの具体的内容については「ユルバのリフォーム❼」等をご覧ください。
Bye-bye(^^♪


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