博多・天神落語まつり!蝶花楼桃花・林家たい平他!福岡市民センター

ユルバの芸術文化

みなさま、こんにちは(^^♪

娘から「歳を取ったら大いに笑うと健康にいいよ!笑いは落語が一番よ!」と言われました。

この言葉が、何となく心に残りネットで「落語」を検索しました。

娘の住んでいる福岡の市民センターで、落語が開催されていることを知り「イープラス」で申し込みました。

A席が1人6,000円、2人分で12,000円、ファミマの手数料が400円の合計12,400円でチケットを手に入れました。

落語は行ったこともないのですが、周りに釣られて大いに笑うことができて元気になりました。

70代前半のシニア夫婦ですが、初めて行かれる方の参考になりましたら幸いです。

福岡市民センターに着く

特急列車で博多駅に着き、昼食に大好きな小籠包をいただき、大手門の住宅式老人ホームを見学して、タクシーで向かいました。

福岡市民センターは、今春新築されたそうで新しくて立派な建物でした。

古い建物に数十年前に行ったことがあるようで、少し記憶に残っています。

外は猛暑日で、不要な外出をしないよう呼びかけられていました。

冷房の効いている中に入りました。

沢山の幟がかけられており、中では公開の記者会見が行われておりました。

初めてなので、内容はよく分かりませんでした。

開演まで少し時間がありますので、カフェオレと焼き菓子を注文してテーブルに座っていただきました。

落語ファンの方々が、どんどん入場して来られました。

老若男女さまざまな方々がおられました。

「第19回博多・天神落語まつりプレイベント」

「秋まで待てない落語会 福岡公演2025」

「七月 東西落語 夢の競演」

と銘打って、5名の師匠の名前がありました。

大ホールに入る

時間になり、大ホールに入りますと席はいっぱいで、熱気ムンムンでした。

公演中は、撮影、録音を禁じられていました。

落語会のスケジュール

「秋まで待てない落語会」スケジュールは下記の通りです。

「トークタイム」

❶「権助提灯」蝶花楼 桃花
❷「欠伸指南」春風亭 一之輔
❸「ウルトラのつる」柳家 吞回太郎

「中入り」(休憩時間)

❹「手水廻し」月亭 方世
❺「幾代餅」林家 たい平

内容は、最初にトークタイムで、時事ネタや裏話で大いに落語の世界を知りました。

初めての生の落語を聞きましたが、ドンドンと引き込まれて行きました。

師匠の方々の、得意の演目の一つの披露と思いましたが、落語専門用語なのか、古い言葉なのか分からないところも多々ありました。

時間は2時間ほどでした。

「蝶花楼桃花」さんに引き込まれる

蝶花楼桃花さんの「権助提灯」は、ドンドンと話に引き込まれ、美しい大きな声が胸に飛び込んできました。

「悋気(りんき・やきもち)は女の慎む所、疝気(せんき・心配性)は男の苦しむ所」という言い出しで、物分かりの良い「本妻」と、本妻を立てる「妾」の間を、行ったり来たりする「旦那」の、提灯持ちの「権助」が「朝がきたー」というオチがつく物語です。

様々な環境のもとで暮らす庶民の心のひだをくすぐる名作を、女性の師匠ならではの語り口で聴衆の心を鷲掴み、感動しました。

彼女は、AKB48の最終審査まで残った経歴の持ち主だそうです。

「林家たい平」師匠の迫力に泣く

林家たい平師匠の「幾代餅」は、以前聞いたことがありました。

古典落語の演目の一つで、吉原の遊女「幾代」を恋した手代が、1年間働いたお金で会うことができて、その純愛に幾代がほだされて身請けするという話です。

その後2人は餅屋を営み、その餅の名前を「幾代餅」として大繁盛するという、庶民が大喜びする話です。

NHKの「べらんめい」に因み、悲しい遊女の世界と、厳しい商人の修行の世界を合わせて、ありうべからざる物語に、笑い、泣き、共感し、不確実性の高い現代に感動する、師匠の入魂極まる演目でした。

初めて聞きました落語は、20数分ほどの持ち時間で5人が、多くの聴衆に泣き、笑い、感動させる語り口を聞くことは、私にとって大変な幸せでした。

心がウキウキした気持ちで、福岡市民センターを後にしました。

帰りに壁を見たら「岩崎宏美」さんのコンサートが宣伝されており、帰ってから申し込んでチケットを取りましたので、再び福岡に足を向けようと思いました。

「心に太陽を!唇に歌を!」

まとめ

家に帰りましてから、偶然NHKを見ましたら、落語をやっていました。

しばらく見ていますと、師匠のお話の演台付近のみ映っていましたが、頭には会場全体の雰囲気や聴衆の息遣いが感じられました。

また落語会の、ストーリーなども立体的に感じられ、リアルに生で見て良かったと感じました。

これからも落語をリアルで楽しみ、有名古典落語、真打の落語にも触れてみたいと思いました。

私の隣のご婦人は、常連さんでしょうか、身体全身で笑い転げておられ、肩が触れ合うとこちらまで笑いの息継ぎや、心臓の鼓動が伝わりました。

ここまで笑えるには数年かかりそうです!!

蝶花楼桃花さん、春風亭一之輔さん、柳家吞回太郎さん、月亭方世さん、林家たい平さん、お世話になりました皆様方に、深い敬意と感謝を捧げます。

ありがとうございました。

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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