はじめに
こんにちは(^^♪
私たち72歳のシニア夫婦は、9月中旬に3泊4日の北京旅行に参加しました。
A旅行社主催の「添乗員同行・万里の長城&パンダ鑑賞・北京ダックを楽しむ旅(1人10万円)」です。
これまでの記事では、
・第1回:1日目の移動、2日目午前の天安門広場と紫禁城観光
・第2回:2日目午後のパンダ館、前門大街、雑技観賞、夕食ジャージャー麺
・第3回:3日目午前の朝食、頤和園、寝具店ラテックス、昼食
をご紹介しました。
今回は「 3日目午後の八達嶺長城と北京ダックの夕食、そして4日目の帰国 」をお届けします。
3日目⑦ 八達嶺長城に到着
昼食後、「八達嶺飯店」のすぐ隣にある入場門から八達嶺長城へ。
荷物検査とパスポート提示を経て、ゆるやかな坂を登ると、眼前には圧倒的な城壁と山々のパノラマが広がりました。
ガイドさんによると、長城は始皇帝の統一後に築かれ、明代に現在の姿となったとのこと。
総延長は約21,196km。地球半周分、日本列島7本分という途方もない規模にただ驚きました。
3日目⑧ 男坂と女坂の分岐
途中で「男坂」と「女坂」の説明を受け、70分の自由行動に。
- 男坂:急勾配だが短い
- 女坂:緩やかだが長い
私たちの作戦は「妻は男坂の途中まで、夫はできる限り挑戦」。
私は第一の門付近で休憩し、女坂の雄大な景色を堪能。
夫は男坂をさらに登り、青空に映える城壁や山々を撮影しました。
風が強く、高齢者が這うように登る姿も。男坂は階段がなく滑りやすいため、多くの人が手すりをつかみ後ろ向きに降りていました。
命懸けの挑戦でしたが、念願の長城に立てた感動は言葉に尽くせません。
3日目⑨ 集合と北京への帰路
集合場所でトイレ休憩を済ませ、娘と孫にLINEのビデオ通話で長城を中継。
画面越しに歓声が上がり、喜んでくれました。
参加者35名は全員無事に集合し、バスで北京市内へ。
途中で立派な寺院を見かけ、ガイドさんによれば「ダライラマゆかりの仏教寺院」とのことでした。
3日目⑩ 北京ダックの夕食「徳聚全」
最後の晩餐は老舗「徳聚全」。
入口には「天下第一楼」「中華老字号」の大看板が掲げられ、堂々たる風格。
玄関ではアヒルの像がお出迎え。
料理人による北京ダックのパフォーマンスに観光客が殺到。
包み方は独特で、甘みのある皮にダックと野菜、味噌を巻き込み、豪快に一口。
口中に広がる風味は忘れられません。
他にもラム肉炒めや野菜料理が並び、私たちはドクターストップのお酒は飲まずとも満足。
果物やスイーツは別注文とのことで、ツアーならではの割り切りも感じました。
この日のオプショナル「京劇鑑賞」は要人の行事で中止に。
中国らしい事情に驚きつつ、早めにホテルへ戻り、荷造りを済ませました。
4日目① 早朝の出発
モーニングコールは5:30、出発6:00。
朝食は弁当で、荷物を各自運び、バスに積み込みました。
全員時間通り集合し、スムーズに出発できたのはツアーならではの安心感でした。
4日目② 北京空港で出国
空港は混雑していましたが、団体専用レーンで待たずに手続き完了。
ANAマイルも登録でき、ありがたかったです。
搭乗口で自由行動後、国際線に乗り込み、窓から管制塔や「永定河」を眺めました。
永定河は「北京の母なる川」と呼ばれ、盧溝橋のある歴史的な川。
上空から見ても雄大でした。
4日目③ 大連経由で帰国
1時間で大連空港に到着。
住宅街に囲まれた独特の景色が印象的でした。
乗り換え後の機内食はチキンと野菜。
熱々で美味しく、漬物やデザートまで完食。
満足感いっぱいでした。
その後、韓国・済州島付近を経由して日本の地方空港へ無事着陸。
入国審査、荷物受け取り、税関通過を終え、ツアーは無事解散となりました。
まとめ
今回の北京旅行では、
- 紫禁城で中国500年の歴史に触れ
- パンダや雑技で文化を体感し
- 八達嶺長城に挑戦して感動を味わい
- 北京ダックで締めくくる
という贅沢な体験を重ねられました。
72歳夫婦にとって、体力的には挑戦の連続でしたが、その分「一生の魂の財産」となりました。
歴史の舞台に身を置けたこと、文化の共通点や違いを肌で感じられたことに心から感謝します。
次回は「江南7都市観光」を予定しています。
谢谢!!
ありがとうございました。
See you(^^♪
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