はじめに
前回の記事では、私の夫が前立腺がん検査で生検を勧められながら、経過観察となった体験を書きました。
検査の過程で、
「PSA」(ピーエスエー)、「MRI」(エムアールエー)、「PI-RADSスコア」(ピラッズスコア)、
という言葉を何度も耳にしましたが、正直なところ、最初は意味がよく分かりませんでした。
この記事では、医師の説明や自分たちで調べて理解した範囲で、
同じ立場の方に向けて、できるだけやさしく整理したいと思います。
※医療的判断を勧める記事ではなく、理解の助けとしての記録です。
PSA検査とは?
PSAとは、前立腺から分泌されるたんぱく質で、血液検査で測定されます。
一般的に
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数値が低い → 問題が起きている可能性は低い
-
数値が高い → 前立腺に何らかの変化が起きている可能性がある
と言われていますが、PSAが上がる理由は前立腺がんだけではありません。
私の夫の場合は
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前立腺肥大がある
-
PSAは長年3〜4台で推移
-
急激な上昇はない
という状況でした。
このことから、PSAは「がんの有無を断定する検査」ではなく、
変化を追うための目安の一つなのだと理解しました。

前立腺肥大とPSAの関係
前立腺は年齢とともに大きくなることが多く、
肥大するとPSAの数値も高くなりやすいそうです。
そのため、
-
PSAの絶対値
-
前立腺の大きさ
を組み合わせて考える必要があると説明を受けました。
このときに出てきたのが PSA密度 という考え方です。
PSA密度とは?
PSA密度とは
PSAの数値 ÷ 前立腺の体積
で計算される指標です。
私の夫は前立腺の体積が比較的大きく、
PSA密度は低めの範囲でした。
正常な前立腺の大きさ20cc程度、夫の数年前42cc、今回52cc
残尿量40cc(50cc以下であれば問題なしだそうです)
「前立腺が大きい割にPSAはそれほど高くない」
という見方ができるそうで、
これも総合判断の一材料になると説明されました。

MRI検査とPI-RADSスコア
前立腺のMRI検査では、画像をもとに
PI-RADS(ピラッズ)スコア
という5段階評価が行われます。
私たちが理解した内容は次のようなものです。
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スコア1:がんの可能性は極めて低い
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スコア2:がんの可能性は低い
-
スコア3:判断が分かれる(どちらとも言えない)
-
スコア4:がんの可能性が高い
-
スコア5:がんの可能性が非常に高い
私の夫は スコア3 と説明されました。
スコア3と言われたときの受け止め方
「3」と聞くと、
低いのか高いのか分からず、不安になります。
主治医からは
-
すぐに生検が必要という状況ではない
-
PSAの推移や前立腺の大きさも含めて判断する
-
経過観察という選択肢も十分にある
という説明がありました。
このことから、
スコアだけで結論が出るわけではない
ということを、私たちは強く感じました。

生検は「最終確認」の検査
生検は、前立腺に針を刺して組織を調べる検査です。
確定診断に近づく一方で、
-
出血
-
血尿
-
入院が必要になることがある
など、体への負担もあります。
そのため、
必要性とタイミングを慎重に考える検査
なのだと理解しました。
私たちが大切にしたこと
検査を通じて、私たちが一番大切だと感じたのは、
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数値やスコアだけで一喜一憂しない
-
主治医の説明をよく聞く
-
分からないことは質問する
-
自分たちが納得して方針を決める
ということでした。
おわりに
前立腺がん検査は、言葉も数値も専門的で、不安になりやすいものです。
しかし、今回の経験を通して、
多くの情報を総合して、慎重に判断されている検査なのだと分かりました。
この記事が、同じように検査を受けている方や、そのご家族の参考になれば幸いです。
検査を受ける本人とは別に、見守る家族の気持ちも大きなものだと感じました。
👉 前立腺がん検査を受ける夫を見守る妻の気持ち【体験談】
ありがとうございました。
See you(^^♪


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