北京・万里の長城・八達嶺長城|72歳夫婦の見学・体験談|3泊4日

シニアの旅(国内・海外旅行)

はじめに

こんにちは(^^♪

私たち72歳のシニア夫婦は、9月中旬に3泊4日の北京旅行に参加しました。

A旅行社主催の「添乗員同行・万里の長城&パンダ鑑賞・北京ダックを楽しむ旅(1人10万円)」です。

今回は、3日目午後の「万里の長城(八達嶺長城)」の記事をお届けします。高齢者の視点で感じたことをお伝えします。

万里の長城(ばんりのちょうじょう)とは?

万里の長城(ばんりのちょうじょう)」は、紀元前7世紀の春秋戦国時代に、北方民族の侵入を防ぐ防壁として建設が始まり、秦の始皇帝が連結・補強した世界最長の軍事城壁です。

その後、約2000年にわたり修築され、現在残るレンガ造りの強固な長城は主に明代(1368〜1644年)に築かれました。

全長は、約21,196kmあり、地球半周分、日本列島7つ分の距離だそうです。1987年に世界遺産に登録されました。

長城の起源は、各国が自国の国境を守るために小規模な城壁を築いたのが始まりです。

そして、中国を統一した秦の始皇帝が、紀元前214年頃、匈奴の侵攻に備え、趙、燕、秦の長城をつなぎ合わせて「万里の長城」の原型を築きました。

次に、漢の武帝の時代には、西方へ延長され、シルクロードの保護機能も持たせ拡充しました。

そして、明代の15世紀後半からモンゴル民族の侵攻に備え、土壁から頑丈な煉瓦と石の構造へ改築し、現在の姿になりました。

1961年に中国政府が「国家重要遺産」に指定し、1987年に「世界遺産」に登録されました。主な観光エリアには、北京周辺の八達嶺長城、慕田峪長城、司馬台長城などがあります。

八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)とは?

八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)」は、北京市の北西部に位置し、世界遺産「万里の長城」の訪問可能な長城のうち、もっとも有名な観光地です。

歴史上、天下九塞の一つと言われ、万里の長城の重要な居庸関(古関所)の前哨です。

明代の万里の長城の中での、保存状態が最も良く代表的な一部であるため、最も早く観光地として一般公開された場所です。

北京市中心部から、約70kmの距離ですが、高速道路、高速鉄道とアクセスがよく、多くの観光客が訪問します。

冬季は気温が下がり、春は黄砂、7月は霧が発生するので、温暖で晴天の多い秋季が最も混雑します。

この地区は、首都防衛と王朝の威厳を示すため、特に堅牢な建築物が建てられています。

煉瓦建築で、所々に望楼がある万里の長城は、北京近郊の長城に特有の様式です。

長城は、入場口から北(十二楼)と南(七楼)の二手に分かれます。

北側の緩やかな長城を「女坂」、険しい南側を「男坂」と称しているとガイドさんが言っていました。

高低差があり、距離が長い北側の方が観光客に人気があり、最高地点の「北八楼」は海抜1,015メートルを誇ります。

八達嶺長城に到着

北京の都心から70kmほどを、ツアーバスに揺られて八達嶺に来ました。山々には長城の断片があちこちに見られました。

「八達嶺飯店」で昼食をとり、すぐ隣にある入場門から八達嶺長城へ向かいました。荷物検査とパスポート提示を経て、ゆるやかな坂を登ると、眼前には圧倒的な城壁と山々のパノラマが広がりました。

ここは「男坂」と「女坂」の中間地点の入場口です。女坂は緩やかで遠くの高い望楼まで行くことができ眺めも堪能できるそうです。男坂は険しい登りですが、女坂の広々とした景色が逆光でなく、美しく眺められるそうです。

迷った挙句、私たちは険しいですが短い距離の男坂を登り、女坂の秀麗で雄大な写真を撮りたいなと思いました。

男坂と女坂の分岐点

ここは男坂の入り口です。入り口から急斜面で怖いです。高齢者は座り込んで、女坂を眺めています。

ここは女坂の入り口です。緩やかですが、遠くの望楼まで延々と繋がっています。正面のてっぺんの望楼まで往復すると、若い健脚で1時間ちょっとかかるそうです。

こちらは女坂を背に、険しい男坂を必死の形相で登っています。秋空は天高く清々として澄み清まっており、絶好の山登り日和です。

私は足腰が弱いので、途中で座り込んで休憩しながらボチボチ登りました。夫は軽やかにドンドン駆け上り、写真撮影に余念がありません。

男坂の中間登頂地点で景色を楽しむ人々

この中間地点まで登るのも大変でした。赤い旗を立てて歓喜しているグループもありました。高くなるにつれて、風がビュービューと吹きまくり、よろけてしまうほどでした。

太ったご老人が、這って捕まりながら、執念で登っておられる姿も見ました。今回を逃したら、もう来れないという感じでした。望楼で立ち上がり、満足しておられました。

九月の長城は、真っ青な空と、強い日差し、冷たい風が吹き荒れました。汗をかいた肌に、風は一服の清涼剤でした。

中間地点の登頂を成し遂げた満足感に酔いしれて、写真を撮りまくり、下山に向かいました。

下山は、これもまた高齢者にとっては怖いものでした。吹き上げる風によろけます。腰を低くして、手すりに捕まりながら降りていきます。手を離すと、ゴムまりのように下まで転がり落ちそうです。

中国時代劇の城攻めの時に、長い梯子で城壁を登り、落とされるシーンをよく見かけますが、一瞬その光景が頭をよぎり、手に力が入りました。最後は夫婦で捕まり合いながら下山に成功しました。厳しいかな男坂!!でした。

70分の自由登山を終えて、集合場所でトイレを済ませました。娘と孫にLINEのビデオ通話で長城を中継したところ、画面越しに歓声が上がり、喜んでくれました。参加者35名は全員無事に集合し、バスで北京市内へ向かいました。

まとめ

中国に関する映画を見たり、本を読むたびに、「万里の長城」は実際に「見てみたいなー」と強く思っていました。今回その念願が叶い感無量でした。

九月の青い空と強い日差し、北京郊外に聳える高い長城、吹き上げる強い山風、レンガと手すりと岩盤に縋り付きながら、「中間・望楼・登頂」を成し遂げた満足感は喜びが弾けました。

72歳夫婦にとって、体力的には挑戦の連続でしたが、その分このリアル感は「一生の魂の財産」となりました。

悠久の歴史の舞台に身を置けたこと、文化の共通点や違いを肌で感じられたことに心から感謝します。

谢谢!!

北京旅行全体を網羅したブログを書いていますので、よろしかったらご覧ください。

北京旅行3泊4日⑤|72歳夫婦のリアル体験記|総集編

ありがとうございました。

See you(^^♪

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