新幹線 携帯忘れ【シニア夫婦の解決までの体験談】iPhone紛失

ユルバの旅行

みなさま、こんにちわ♪

コロナも落ち着き、私たちシニア夫婦は3年ぶりの旅を、京都に計画しました。

春爛漫、新緑の京都古刹巡り、準備万端、喜び勇んで出発しました。

新幹線内で携帯紛失に気づく

ところが「好事魔多し」、夫が新幹線に携帯を忘れて大慌てをしました。

結論的にはおかげさまで、新大阪駅の忘れ物センターで無事、手元に戻りました。

その顛末を記載し、同じような大変な思いをされている方々のご参考になれば幸いです。

私たちシニア夫婦は、コロナも落ち着きましたので2泊3日の予定で京都観光の旅に出ました。

朝、新幹線に乗り込み、朝食に缶コーヒーとサンドイッチをいただきました。

朝が早かったので夫は居眠りを始めました。

起きてから、携帯を探し始めましたが見つかりません。

私の携帯から電話しても応答がありません。

旅の予定や、様々な申し込み内容がアイフォーン(携帯)に入っているので慌てました。

久しぶりの旅行でもあり、少しパニック状態になりました。

乗車駅で落としたと思い込み、私のアイフォンを使い、夫が駅に電話しました。

▲頭脳の一部であるアイフォーン

乗車駅に電話で確認するも発見されず

駅員さんは親切に対応してくださり、アイフォーンの色や、列車の号車や始発時間、通路や寄り道などを聞かれました。

現在のところ、駅には拾得物届けが出ていないので、駅員が探してみますが、ここで紛失したという心あたりはありませんかと聞かれましたので、「ホームの自動販売機の前でお金の出し入れをしましたので、そこが一番の心あたりの場所です」と伝えました。

探してから、電話をしますと親切に言われましたので「ありがとうございます、よろしくお願いします」と伝え、電話を切りました。

30分ほどして乗車駅から電話があり「自動販売機の前も、乗られた新幹線の号車前も通路も調べましたが見つかりませんでした。この後、届出等がありましたら電話します」と言われましたので、再度「よろしくお願い致します」と申し上げ電話を切りました。

車内を隈なく探すがナイ!ナイ!ナイ!

再び、車内ではないかと思い椅子の周りや網入れや床をくまなく探しましたが見つかりません。

トイレに一回行ったので、再度確認しに行きましたがありません。

▲車内の椅子周辺のイメージ

どなたかが拾って車掌さんに届けたかもしれないと思い、車掌室に行き聞きましたが「現在のところそのような申し出はありません」と言われました。

そうこうしているうちに目的地である京都駅に着きました。

下車して、荷物をホテルに預け、昼食を取り、タクシーで予定していた京都国立博物館に向かいました。

楽しみにしていた「親鸞展」の観覧時間が決まっていますので、探すのはホテルに帰ってからにしようと思いました。

「親鸞展」では心が浄化され感動しましたが、携帯のことを思い出すと心の中では不安とモヤモヤした心配でいっぱいでした。

せっかく久しぶりの旅行で楽しもうと思ったのにと、「なにやっとんや!」と夫を責める気持ちが頭を持ち上げますが、解決するのも夫なので不満を口にするのはやめました。

▲親鸞展は素晴らしかった

ホテルに帰ると直ぐに温泉に浸かり、お茶を沸かし向かいのセブンイレブンで買ったきんつばで「おやつ」を楽しみました。

盗難では無いかと心配が募る

夫はそれどころではないようで「冷静に考えたら、新幹線の中で朝食の写真を撮ったので新幹線の中で紛失したのは間違いない。

こんなことを思ったらいけないけど座席の周りは、ほとんどインバウンドの方々だったので、中には悪い人がいて盗難されたことも考えた方がいい」と言い出しました。

また、息子達が私宛にお金を送るときは、日曜日でも夜中でも直ぐにネットで私の口座に振り込んでくれます。

私は、一生懸命に現金書留で送ります。

▲わざわざ振り込みに行くのは億劫です

昨年から、振り込み料もかかるし、歳をとるといちいち銀行や郵便局に行くのも面倒なので、娘に教えてもらいネットバンキングに口座を作り、携帯から送金できるようにしました。

まだ慣れないので「スマホ乗っ取り不正送金」などのニュースを聞くと不安が増幅してきます。

このように悪い方へ悪い方へと考えが向かい暗い気持ちが重なりました。

アイフォーンの捜索開始

夫は「盗難と悪用」も視野に入れ、ネット検索しまくりをして、次の3点を整理して捜索開始しました。

❶先ず携帯の場所(位置情報)を探す。

これは位置情報が確認できれば、新幹線内の置き忘れか、拾われて駅などへの移動中か、盗難らしき様子か判断できると思ったからです。

❷契約会社の楽天モバイルでデバイスの使用停止をする。

もしもプロに悪用されたら困るので、とりあえず使用停止ができるので、その措置を取り安心して探したい。

❸新幹線の忘れ物センターに確認する。

新幹線内で写真を撮ったことは間違いないし、紛失の気づきもその後の新幹線内だったので、新幹線内で紛失した可能性が限りなく大きい。

車掌さんや清掃の方が見つけて、忘れ物センターにデータと共に登録されるには時間がかかるので翌日くらいに電話したほうが良い、数日後には最寄りの警察署に届けられるので早い対応が良い、との情報もネットにありました。

それでも見つからないときは、警察に連絡し、デバイスの盗難や悪用の対策をしなければならないと思いました。

▲スマホの位置情報確認は面倒な作業です

❶先ず携帯の場所(位置情報)を探す

契約会社(ドコモ、au、ソフトバンク)から位置情報を確認できるそうです。

しかし私どもの契約している楽天モバイルの場合は「iPhoneを探す」アプリから探してくださいと電話で言われました。

持っていたiPadで、「iPhoneを探す」アプリの、「デバイスを探す」をタップして進めていくと、最後に契約しているクレジットカードのセキュリティーコードを入力するところがありました。

このクレジットカードは家にありますので、旅行中にはできないので諦めて帰ってからすることにしました。

❷契約会社の楽天モバイルでデバイスの使用停止をする

次に楽天モバイルの「停止・再開」(0800-600-0500)に電話をして事情を説明し、停止していただきました。

停止期間はオプション料金のみで、紛失の場合はシム再発行となること、発見された場合は同じ電話番号に再開を申し込むことなどの説明を受けました。

とても親切にオペレーターさんが対応してくださり、面倒な手続きだろうと予測していましたが、けっこう簡単に実行できました。

❸新幹線の忘れ物センターに確認する

乗車した新幹線の最終駅である新大阪駅に電話したら、JR東海に電話してくださいと言われました。

言われた通り「JR東海お忘れ物案内」(年中無休)050-3772-3910(音声ガイダンスに沿って「3」を選択)に電話しました。

▲オペレーターさんはどこも親切でした

手慣れた優しそうなオペレーターさんが出られ、説明しましたら、携帯の情報などを詳しく聞かれました。

氏名、電話番号、機種(iPhone10)、色(ゴールド)、カバー(透明のシリコン製)、新幹線(日時、乗降車駅、号車、座席)などを伝えました。

「調べますのでしばらくお待ちください」と言われ音楽(♪〜)が流れました。

3分ほどすると「お客様のものと思われるアイフォーンが見つかりました」と言われました。

途端に救われた気持ちになりました。(気持ちは地獄から天国です)

お客様のアイフォーンに貼ってあった電話番号と、おかけいただいた電話番号が同じなので間違いないと判断しました」と言われました。

これは夫が、私たちは忘れることがあるので双方のアイフォーンのリンゴのマーク側に、双方に夫婦逆の電話番号を記した用紙を貼っていました

夫は私のアイフォーンで電話したので、電話機のナンバーディスプレイの表示で分かったのではないかと思います。

▲電話番号を記した下の黄用紙(ボカシ入り)

このことが功を奏しました。

何でもやっておくものだと思いました。

明後日、京都観光を終えて帰るので、新大阪駅に取りに行くことを伝えたら「新大阪駅の中央改札口の左側の忘れ物センターに、身分を証明する免許証等を持ってきてください」と言われました。

行けない場合は着払いで郵送もしていただけるそうです。

アイフォーンが忘れ物センターに届いている

暗かった重い気持ちから、天にも昇る思いになりました。

アイフォーンには沢山の情報が入っています。

悪用されたら最悪です。

関係する全ての情報やパスワード等の変更が必要です。

新しく購入すると、膨大な情報を一から入力しなければなりません。

高齢者には寿命が縮まるほど大変なことです。

救いは、数年前に夫婦で同じアイフォーンにしたことで、双方に多くの情報が共有されていることです。

高齢になりお互いに入院したり、片方が動けなくなると情報に困るだろうと思い、娘たちの勧めもありPCもアイパッドも同じものを2人で使い、アイフォーンも同機種にしました。

アイパッドも旅に持参したので、夫の携帯が無くてもネット検索やメール確認や予約確認ができました。

現在、夫婦でアップルのアイフォーン&アイパッド&マックパソコンを使い情報を共有して一年になりますが、今後も継続し積み重ねると大きなシニアの生活の武器になると思いました。

アップルトリオは高齢夫婦の頭脳と身体の一部分です。

▲夫婦でアップルトリオを使う

新大阪駅忘れ物センターでアイフォーンを受け取る

京都の観光が終わった最終日に新大阪駅に向かいました。

JRで23分、運賃1人580円をSuicaで払いました。

新幹線・新大阪駅中央改札口の左側に「新大阪駅忘れ物センター」の看板を見つけました。

先客の若いママさんが1人おられました。

子供さんのナップサックのようなものを、書類を書いて受け取られました。

渡す方も、渡される方も見つかった喜びからか笑顔いっぱいでした。

やらかしてしまった夫がカウンターの前に出て説明し、免許証を差し出しました。

しばらくしてゴールドのアイフォーンが手元に戻りました。

夫は子どもが帰ってきたように握りしめました。

そして書類に氏名、住所、電話番号等を記入し提出しました。

みんな笑顔でした。

JR東海さんと新大阪駅さんの真心からのサービスと対応に心から感謝しました。

夫婦で、新大阪駅から新幹線と在来線、タクシーを使い自宅に無事に帰りました。

▲大阪の人情に感謝します

同じ失敗を繰り返してはならない

「いったい、どこで無くしたのか」が分かっていません。

新幹線は、お掃除をされる業者さんがよく見つけると言われます。

私も協力し、夫もよく探しました。

座席も網袋も床も何回も調べました。

想定できるのは、椅子の右横か左横の挟まったところしか考えられません。

夫は3年前に眼病を患い、特に真下はよく見えないと言っていました。

目の良い私も見つけられなかったので、車内では無いか、盗難という考えになって慌ててしまったと思います。

▲紛失の原因究明は大切

私は以前バスにアイフォーンを忘れた経験があり、バスの終着駅に電話で確認して発見していただき、タクシーで取りに行ったことが一回あります。

夫は出張で静岡駅に行き、改札を出ようとするときにアイフォーンが無いことを知り、カバンをひっくり返して調べたが無いので、幸い10分ほどの時間待ちの新幹線に再び飛び込み、肘掛けの上のアイフォーンを見つけ、間一髪で降りました。

当時は黒いアイフォーンを持っており、肘掛けが黒くて分からなかったので、金色のアイフォーンに変えた経験があります。

昔、車の鍵をフロントとハンドルの間に落として取るのに往生しました。

また、家の鍵を子供が落として無くしたことがあり、鍵屋さんから「無くさないコツは、1mくらいの紐をつけることですよ」と言われ、家族で実行したことを思い出しました。

その後、我が家では鍵を無くしたことはありません。

京都駅から新大阪のJR快速に乗っている人々を見ると、意外にスマホに様々なオシャレな紐を付けている若い女性やシニアが多いことに驚きました。

移動することが多い人ほど、紛失の危険があるので紐を付けているのではないかと納得しました。

分かりやすい紐がついていれば、狭いところに滑り込んでも発見しやすいです。

同じ間違いを二度としないということで、外出の時は紐を付けることを決心しました。

▲取り敢えず紐を付けたiPhone

現在は写真のように簡易的に付けていますが、今年中にアイフォーンを夫婦で買い替える予定にしています。

その時にAmazonか楽天で「スマホショルダーストラップ付きケース」を購入したいと思っています。

まとめ

楽天モバイルさん(0800-600-0500)に電話をして「再開」をお願いしました。

オペレーターさんが親切に対応してくださり、無事にiPhoneを再開することができました。

また、インバウンドの方々を一瞬でも疑いましたことをお許しください。

コロナによる3年ぶりの旅行であり、自由席のため席取りに必死だったり、久しぶりの新幹線でパニクったことなどが複合して紛失をやらかしてしまいました。

しかし、JR東海、新大阪駅忘れ物センター、楽天モバイルの担当者の方々をはじめ、多くの皆さまのお陰で無事にiPhoneが手元に戻りました。

心から感謝を申し上げます。

▲iPhone無しには生活できない現代人

iPhoneは、お金や免許証や保険証、クレジットカード以上に貴重品であることを再確認しました。

機能として、電話、メール、ペイペイなど財布代わり、Suica・搭乗券などの切符代わり、クレジットカード代わり、銀行通帳確認・振り込み、各サービスの予約情報、カメラ・ビデオ機能、写真・動画収納、録音、辞書、カレンダー、スケジュール帳、地図帳・マップ機能、メモ帳、計算機、温度計、懐中電灯、天気予報、時計、Google検索、Yahoo!検索、LINE通信、ツイッター、YouTube、Netflix、Instagram、Facebook、zoom、Amazonショッピング、楽天市場、メルカリ機能、マイナカード、ANA・JAL・エクスプレス・各ホテル予約など、数え上げればキリがない程の私たちの生活に密着したもの、身体の一部分です。

これを機会に、この大切なアイフォーンの管理『紐付け』などをもう一度見直したいと思いました。

尚、この旅行の詳細は「京都旅行おすすめ【シニア夫婦2白3日体験談】京博・坐禅・温泉」に記しておりますので、興味のある方はご覧ください。

私どもの失敗を、最後までお読みいただきありがとうございました。💓

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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