みなさま、こんにちは(^^♪
私たちシニア夫婦は、「東京3泊4日旅行」に行きました。
3日目に「はとバス」を利用して、群馬県川場温泉の「悠湯里庵・かやぶきの源泉湯」に日帰り温泉に行きました。
「悠湯里庵・かやぶきの源泉湯」と言っても、ご存知ない方が多いと思いますので、調べたことを書きたいと思います。
「悠湯里庵・かやぶきの源泉湯」とはどんな所ですか?
「悠湯里庵」は、群馬県利根郡の「川場温泉」にある、広い敷地に七棟の全国の由緒ある「かやぶき屋敷・民家」を移築した、日本の原風景を再現する温泉宿泊施設です。
玄関、湯屋、お食事処、お土産処、ペットハウス等の施設も充実しています。
各客室には、住居として長年利用された柱や梁から風情のある佇まいを感じ、施設内各所には時代箪笥や筒描等の貴重な古民具が展示され、都会の喧騒を忘れ、古き良き時代の文化に触れることができます。
「悠湯里庵」のお湯はどんな特徴がありますか?
川場温泉は源泉が2本あり、美肌効果に良い泉質(pH値9.2)です。
悠湯里庵には、「武尊乃湯」「弘法乃湯」「里乃湯」の湯屋に内湯・露天風呂がそれぞれあり、源泉掛け流しです。
「武尊乃湯」は、露天風呂からは宝暦5年(1755年)に創建された武尊神社を望めます。
源泉掛け流しの温度は低めで、長時間のんびりと浸かれます。
「悠湯里庵」は日帰り温泉も利用できますか?
「日帰り温泉」は、営業されています。
同時に「昼食・宴会」の利用もできます。
営業時間は、10:30~20:00です。
日帰りでご利用いただける湯屋は「武尊乃湯」の内湯・露天風呂です。
日帰り入浴料金は、大人1,100円、小人(3歳以上小学生以下)660円です。
フェイスタオル(販売)385円、バスタオル(レンタル)495円です。
個室や貸切の休憩所はございませんので、ロッカールームの使用となります。
「悠湯里庵」に到着する(体験談)
「はとバス」が、吉祥寺を経由して昼前に「悠湯里庵」に着きました。
周りは、田園が広がり、山口県の川棚温泉に行ったような風情でした。
バスを降りて歩くと「悠湯里庵長屋門と本陣」が待ち構えていました。
真田幸村に出てくる、お城の門を彷彿とさせました。
2階の櫓から弓矢を射られそうです。
門を入ると、すぐの場所に、「いらっしゃいませ」と言う字の反対に、厳しい門が現れました。
自動扉のように門が開きました。
皆さんは興味津々でザーと入って行きました。
私は恐る恐る警戒しながら、周りを見渡し入りました。
玄関の真っ正面に、厳しい帯刀したおサムライさんの像が迎えてくださいました。
後方には見事なツボに花卉が活けられ、由緒ある東国風の織物が飾られていました。
西国から来た私たちは、東国の城郭風の迎えに新鮮な趣を感じました。
天井を見上げると、かなり高いところまで合掌が組まれ、黒い梁や茅が見えて迫力を感じます。
和風の灯も趣を醸し出しています。
都会のビル生活をする人々に、日本の昔の原風景を甦らせてくれます。
「かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵 料理長謹製」をいただく
昼食をいただくために、20数名が案内され、おひとり様、カップル、3人グループなどをガイドさんが手際よく座らせました。
私たちは、同じシニア夫婦の前の席でした。
ベジタリアンの方は事前に申し込んでおられ、その席に着かれました。
配膳には「かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵 料理長謹製」と書いた「お品書き」が置いてありました。
正面奥が、光付として「むかごと小松菜の菊花和え」です。
左奥が、お造りとして「鮪と寒鱈焼霜造り」が並びます。
正面が、焼き物として「鯖西京焼き」です。
山奥の温泉宿に鮪、鱈、鯖と言う海の魚があるのは、場違いな違和感がありました。
普通は、山女魚、鮎、鱒の焼き魚が多いです。
新潟が近いので、日本海産の鯖などが食卓に出るのでしょうか。
鯖は脂が乗って美味しかったです。
次に、台ものの「上州牛すき鍋」を、新鮮な卵に包んでいただきました。
メイン料理とあって、肉も野菜も地元の深い味わいを感じました。
お食事として「川場産こしひかり(新米)と地元特選味噌汁」をいただきました。
キレイな雪解け水と、寒暖の激しい内陸の土に育まれた有名米に満足しました。
香の物は「旬菜漬け」で〆ました。
食後に、甘味として「抹茶わらび餅」を美味しくいただきました。
食事は、マアマアでしたが、岩魚か鮎の塩焼きがあれば最高でした。
「武尊乃湯」に浸かる
食事が終わったら、「武尊乃湯」の男湯、女湯に案内されました。
男湯の内湯は、薄暗く浅いお湯でした。
少し浸かってから、露天風呂に向かいました。
露天風呂は小さくて、4人ほどが寝転んで浸かると満員です。
幸い2人が浸かっておられましたので、入りましたところ2人とも出て行かれました。
1人で長時間ゆっくりと浸かりました。
正面には紅葉した楓が美しく配してありました。
奥には古い社のようなものが見えました。
お湯は低温でゆっくりと入れ、温まったところで他のお客さんが来られましたので出ました。
更衣室で着衣して、中庭で暫く涼みました。
外は紅葉して、夕方でもあり寒そうでしたが、温泉で身体がポカポカして、冷気を浴びて気持ちが良かったです。
横に立ち並ぶ茅葺き屋根の客室は、全国の豪華な民家を移築されたそうですので、いつかご縁がありましたら泊まってみたいです。
周りの田園風景を見ながら、近くを散策しながら「はとバス」に乗り、帰途に着きました。
まとめ
川場温泉は、群馬と新潟の県境の高山の雪解け水に恵まれ、火山群に取り囲まれて良質な鉱泉が湧き出るようです。
都会の喧騒から解放されて、日本の原風景豊かな環境の中で、お湯に浸かり、ご当地産の和食をいただき英気を養うことはとても有り難く満足しました。
「はとバス」さんの企画に感謝します。
この初めて来た群馬の地での思い出を、時々思い出し日々を有意義に過ごしたいと思います。
「悠湯里庵」でお世話になりました皆様方に、敬意と感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
See you(^^♪
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