はじめに
私の夫は70代です。
若いころは元気で仕事などは1日も休むことはありませんでした。しかし60歳をすぎてからは、健康診断を受けるとあちこちが悪くなってきました。オプションとして「骨粗鬆症」「前立腺」「肝炎」の検査がありましたので全てを受けました。
そうしたところ、前立腺のPSA検査が高数値を示し、医師からは定期的に検査を受けるように勧められました。
その経過観察の中で、数年前に「前立腺肥大」を指摘されました。自覚症状としては尿の出方が遅いと言っていました。
それ以来、毎年の健康診断でPSA検査を受けるようになりました。
PSAの数値は長年にわたり3〜4台で推移していましたが、ある年にやや上昇したことをきっかけに、前立腺がんの精密検査を勧められることになりました。
生検を勧められ、不安だった日々
精密検査の中には「MRI検査」が含まれていました。
検査後の主治医面談で「生検も選択肢になります」と説明を受けたとき、正直なところ、私も夫も強い不安を感じました。
生検では、前立腺に針を10本以上刺すことがあり、血尿や出血の可能性、一泊入院が必要になる場合もあると聞いたからです。
当時、私たちには旅行の予定も控えており、「今すぐ決断しなければならないのか」と悩みました。
主治医に事情を伝えたところ、急を要する状況ではないとのことで、半年後に再評価することになりましたので、日にちを予約しました。

生活を見直し、できることを積み重ねる
再検査までの期間、私たち夫婦は「自分たちでできることを淡々と続けよう」と話し合いました。
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食事は野菜と魚を中心にしたセミベジタリアン寄りの内容に
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緑茶を毎日作り置きして飲む
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無理のない範囲での散歩や軽い運動
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睡眠時間をしっかり確保する
どれも「PSAを下げる治療」ではありません。
ただ、主治医の指示を守りながら、日常生活を整えることを意識しました。

再検査の日、そして結果
半年後、再び病院で検査を受けました。
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PSA値は 4.33 と、前回よりやや低下
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前立腺体積は大きめ
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PSA密度は低い範囲
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MRI検査のPI-RADSスコアは 3
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疑わしい部位は右側に1か所
主治医からは
「現時点では急を要する所見ではありません。今回は生検を行わず、経過観察としましょう」
と説明を受けました。
半年に一度の検査を継続することになり、私たちは大きな安心感を覚えました。

今、同じ不安を抱えている方へ
前立腺がん検査は、数値や言葉だけを見るととても不安になります。
しかし、実際にはPSAの推移・前立腺の大きさ・MRI所見などを総合的に判断して、慎重に方針が決められていることを、今回の経験で知りました。
生検を受ける・受けないという判断も、「怖いから避ける」「数値があるから必ず行う」という単純な話ではないのだと思います。
主治医とよく相談し、自分たちが納得できる形で進めることが、何より大切だと感じました。
おわりに
この記事は、医療的な判断を勧めるものではありません。
あくまで、私の夫が前立腺がん検査を受け、経過観察という判断に至った一つの体験談です。
同じように不安を感じている方の、心の負担が少しでも軽くなれば幸いです。
前立腺がん検査で行われたPSA検査やMRIについて、私たちが理解した内容は、こちらの記事にまとめています。
👉 PSA検査・MRI・PI-RADSとは?前立腺がん検査で私たちが理解したこと
ありがとうございました。
See you(^^♪


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