みなさま、こんにちは(^^♪
昨年11月ごろの、夫の体験です。
夫婦で東北の温泉に行く予定を立てていました。
天気予報を調べると、1〜2℃の時もあるようですので、防寒着を考えました。
YouTubeを見ていたら「ノースフェースダウン3点セット13,000円」が目に止まりました。
ダウンの、チョッキとズボンと上着で、とても暖かそうでした。
値段が安すぎるので気になりましたが、旅行用の防寒着で寒さを凌ぐことが第一なので申し込みました。
佐川急便という大手の代金引換であり、30日以内の返品も可能と書いてあり、大丈夫だろうと思いました。
この後、さまざまなトラブルに巻き込まれ、返品と返金ができ勉強になりましたので、その顛末を書こうと思いました。
皆様のお役に立てれば幸いです。
「ノースフェースダウン3点セット」をYouTubeから注文
納品まで1〜2週間と書いてありましたが、2週間過ぎても届きませんでした。
旅行の出発も間近になりましたので、ユニクロに行き防寒着を購入しました。
東北の温泉は天気で暑いくらいでしたが、夜は防寒着が役立ちました。
留守中に届くかと思いましたが届きません。
もう来ないと思い安心していましたら、一ヶ月過ぎて佐川急便さんが持って来られました。
断ることも考えましたが、揉めてもいけないと思い、また30日の返品可も頭にあり、支払いをして開けてみました。
夫は「L寸」ですが、この業者さんの寸法表を見て「XL」を注文していました。
XLでも、ズボンは短く、上着は小さくてキツキツでした。
縫製は最悪で、糸屑が数十箇所も覗いており、とても着れるモノではありませんでした。
生地もゴワゴワで、ユニクロの柔らかくて軽くてコスパの良いものに比べると天地の差でした。
即、返品に決めました。
しかし、問題はスムーズに行くかです。
数日前の日経新聞に、「偽ブランド」の違反記事が第一面に「警告」として出ていました。
返品に決定する
夫は幸い、全ての記事や伝票や送り状をノートに貼って取っておりました。
小さく消えそうな電話番号を見つけて電話しました。
なかなか出ません。
こういう時は、「全ての資料とメモの準備をして、電話を鳴らしながら用事をする」ことにしています。
電話のみに集中すると、気が萎えて諦めてしまうからです。
「授業料と思って諦めよう、もう二度と失敗はしないぞ」という言葉に負けてしまうからです。
20分ほどして電話が繋がりました。
ちょっと声の暗い男性が出られました。
メールに書いてあった英語の会社名(実は違っていた)を伝えて確認しましたら、男性は「ここは代行倉庫です」と言われました。
「今日、届いたダウン3点のキャンセルをお願いします」と伝えました。
「分かりました、キャンセルの理由を参考のために聞かせてください」と言われました。
「納品まで1〜2週間と書いてありましたが、1ヶ月かかりました。防寒着がそれまでに必要でしたのでユニクロで買いました」と伝えました。
雰囲気的に相手の気分を害さない方が良いと思って、偽物や他のことは言いませんでした。
「着荷が遅れましたので申し訳ありません、振込の口座を教えてください」と言われたので教えました。
「1週間ほどで送金します、返品は元払いでお願いします」と言われ了解し、電話を切りました。
会社名と責任者が明確でないことと、怪しい感じがしましたので、口座番号を知らせたことへの不安はありましたが、連絡が取れ「返金と返品の約束」ができたことに取りあえず安堵しました。
約束日に返金がなく再度要請して返金される
翌日にゆうパックで返品しました。
1週間経っても口座に入金がありません。
2週間経っても入金がありません。
やはり「高い授業料を払った」のかな、と思いました。
しかし「不正には負けてはならない」との正義感も頭をもたげました。
年内に電話をしようと思い、資料を隅々まで見ました。
そうだ、先ず「ダメ元」でメールをしようと思いました。
〇〇会社様
お世話になります。
先日、電話で商品のキャンセルをお願いしました。
品物はゆうパックで返送しました。
1週間で返金を振り込むとおっしゃっていましたが、2週間経っても振り込みがありません。
返金の振り込みをよろしくお願いします。
〇〇
そうしましたところ、数時間後に「トラブルの内容を詳しく知りたい、心配しないでください」などと英語名の意味不明のメールが届きました。
その数時間後に、口座に振り込みがあり入金されていました。
やはり諦めないでよかったと思いました。
もし入金がなかったら、再度電話をするつもりでした。
電話が繋がらない時は「消費者センター」に連絡することも考えました。
同じような被害や悩みを持つ方々が多くおられる
その後、時間があるときにネットで調べましたら、私どもと似た内容の投稿がたくさんありました。(括弧内は私の感想です)
この投稿に対しての「回答」の欄には、「残念ながら、納金した時点で難しい」とあり、国民生活センターの「2023年4月26日公表の記事」を紹介してありました。
「偽物が届くインターネット通販トラブルで“代引き配達”の利用が増加しています」
最後の砦は「国民生活センター」ですね。
国民生活センターの情報で感じたこと
国民生活センターの情報を読んで、下記の7点に気を付けなければならないと感じました。
まとめ
東北の温泉旅行を控え防寒着を買いたいと思いました。
YouTubeを見ていたら「ノースフェースダウン3点セット13,000円」と広告が出たので、安価すぎるし、会社名も明確でないので「怪しい」と思いましたが「佐川急便の代引き」なので注文しました。
約束の日までに届かないので、ユニクロの防寒着を買いました。
1ヶ月後に佐川急便さんから届き、迷いましたが納金し受け取りました。
ユニクロで別商品を購入したことと、届いた「ダウン」の酷さに返品しました。
返金は約束日に来ませんので、再度メールで催促したら口座に振り込まれました。
ネットでは、同じような被害や悩んでいる人が「人生の授業料」と思って諦める場合が多いです。
しっかり「資料を取っておき、諦めないで、やれる方法は全て試して見るべきだ」と思いました。
最後は「国民生活センター」に相談するのが良いと思います。
私は、かって難しい問題を親身になってお世話してもらい「5万円を取り戻した」ことがあります。
また、その経験がとても勉強になりました。
皆様の参考になりましたら幸いです。
See you(^^♪
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