みなさま、こんにちは(^^♪
先回の「孫の勉強の悩み①〜⑦」に続き、「孫の入試の悩み⑧」を書かせていただきます。
私には、近所に住む娘の子どもである孫が3人おります。
孫は中学生になり、思春期や受験などの悩みが起こります。
悠岐(中3の男子)、夏子(中1の女子)、翔平(小5の男子)と仮名で呼ばせていただきます。
孫は3人とも、学童野球を小学低学年から続けている「野球3兄弟」です。
今まで野球を主にして、勉強は従になっていました。
自宅ではなかなか勉強に集中できないため、祖父母宅の1室を勉強部屋に貸すことになりました。
今回は、中間考査が終わり、高校入試の4つのコースの選択の悩みについて書かせていただきます。
孫(悠岐)の高校入試の4つのコースの選択の悩み
野球部員の孫の高校入試には、4つのコースがあり、どのようにしたら良いかと皆んなが悩みます。
❶スポーツ推薦に挑戦したい
スポーツ推薦とは、中学校やスポーツクラブに所属する本人が希望し、高校が活躍した学生を指名して獲得する制度のようです。
学校やスポーツの種類やレベルにもよりますが、早い時期から、11月くらいに行われます。
全国大会、それに準ずる大会で入賞する活躍が必要のようです。
野球はチームプレイですから判断が難しいですが、孫は県大会3位でレギュラー出場しホームランも打ちましたので、ギリギリ権利があるのかなと思いました。
担任の先生にA高校のスポーツ推薦をお願いしました。
先生は、了解してA高校にお願いをしてくださいました。
大半の3年生の野球部員は、プロの有名選手を輩出したB高校を希望したそうです。
昨年は、キャプテンでありエースの1人だけがスポーツ推薦に選ばれたそうです。
そのくらい狭き門です。
中間考査が終わった頃に、担任の先生から呼び出しがありました。
A高校は、公立中学からはスポーツ推薦を取らない方針で、硬式のクラブチームの即戦力の学生を複数指名したそうです。
悠岐のスポーツ推薦の夢は絶たれました。
本人は、数パーセントの望みだったので、さっぱりした気分で次の段階を目指すようです。
❷特色推薦も厳しい状況です
推薦入学には、学校推薦型と自己推薦型(特色推薦)があるそうです。
特色推薦は、学校の校風に自分が合っている等と思い、生徒の意思で決める内容だそうです。
一月中旬に申し込み、下旬に試験(面接、作文、実技)があり、月末に合否が発表されるようです。
双方にメリットとデメリットがあるようです。
特色推薦は、志望校の偏差値にレベルが達していて、周囲より秀でたものを持っている人が良いようです。
希望者が集中して競争率が高くなることや、一般入試に向かっての勉強が疎かになることがあるそうです。
不確定要素が多いので、特色推薦に力を注ぎ込みすぎるのも危険だという情報です。
悠岐も先輩や友人から聞いて、特色は受けるけど、本命は一般入試に照準を絞っているようです。
❸滑り止めの私立入試をどうしようか
公立の推薦入試が終わった頃から、私立高校の受験が始まります。
公立のメリットは、距離が近くて時短であり、お金が安いことです。
私立は、生徒にあったカリキュラムで、先生も親身になってくれますが、学費は公立に比べ2.4倍高いと言われています。
悠岐は、三人兄弟(多子家庭)の長子なので、経済的に公立以外に選択肢はないと言っていました。
それでも、もしものことを考えて滑り止めとして数校を選ぶようです。
高校入試の、「15歳の春」は今も昔も厳しい人生の選択として変わりがないようです。
❹本命の一般公立入試をどうするか
今日、父兄参加の進路説明会が学校で開催されています。
先生方は、早めに志望校を決めることを推奨されています。
友人たちは、志望校のレベルを落とさないで一生懸命勉強しているそうです。
悠岐は友達意識が強くて、友達と同じ高校で野球をしたがっています。
親友と共に行きたいC校、次の気の合う友達と行きたいD校を考えているようです。
先日はD校の、オ―プンキャンバスに母親と行きました。
野球部に行っている先輩とも会って話をして、好印象を持ったようです。
塾の判定によりますと、C校はB判定、D校はA判定だそうです。
友人たちも、今の時期は心が揺れ動いているそうです。
周囲は、「友達を選定基準にしても、友達が変われば困るので、自分の基準を決めなさい」と言います。
悠岐も周りの情勢を総合的に判断して決めるようです。
私たちは、最終は本人の人生なので、本人の決定を信じて応援していきます。
第3期「祖父母宅の勉強部屋」を決める
悠岐は、第2期「祖父母宅の勉強部屋」を終了して、数日自宅で休養して、また祖父母宅で勉強したいと言いました。
内容は少し緩くして、走り込み、体幹、素振りと言う身体づくりを取り入れました。
また、休日にはスマホとゲームで遊ぶことを、小時間許可しました。
勉強内容は、1学期期末テスト9教科、2学期中間テストの再試験と凡ミスをなくすための漢字練習などに取り組みました。
ところが、今頃疲れが出たのか、夫がめまいを起こし寝込んでしまいました。
結果的に1週間寝込みました。
もうこの辺が限界であることが分かりました。
70歳代には、中学生と共に過ごし、受験勉強、学校の準備、食事、入浴、就寝、洗濯、掃除、塾への送迎などを24日続けましたが、無理でした。
私自身も疲労気味で、夫の奮闘があったのでついて行けました。
もう10歳若ければできるのに残念!!と思いました。
期末考査前や、受験直前にこちらが倒れて、「家に帰りなさい」ではとても迷惑をかけると思いました。
結果によっては、孫の人生を狂わせてもいけません。
「年寄りの冷や水!!」と言われる前に撤退することが、孫の自立心のためにもなると思いました。
若い母親は元気です。
高齢の祖父母は限界があります。
それでもここまで共に考え、行動できたことは嬉しいことでした。
“第3期「祖父母宅の勉強部屋」:中間考査の復習を目的:9/18~10/1の14日間:36時間の勉強”に終止符を打ちました。
まとめ
今回は、中間考査が終わり、高校入試の4つのコースの選択の悩みについて書かせていただきました。
スポーツ推薦とは、本人が希望し、高校が活躍した学生を指名して獲得する制度のようです。
悠岐は、A高校を希望しましたが、公立中学から取らないとのことで、スポーツ推薦の夢は絶たれました。
推薦入学には、学校推薦型と自己推薦型(特色推薦)があるそうです。
悠岐は、特色推薦を受けるも、運が大きいので、本命は一般入試に照準を絞っているようです。
私立の学費は公立に比べ2.4倍高いので、兄弟が多い悠岐は公立以外に選択肢はないようです。
それでも、もしものことを考えて滑り止めとして数校を選ぶようです。
野球ができて勉強レベルの相応であるD校を考えているようです。
高校入試の、「15歳の春」は今も昔も厳しい人生の選択として変わりがないようです。
中間テストが終わり、数日家で休養して、再び祖父母宅の部屋での勉強を始めました。
しかし、夫が過労?で倒れたので、祖父母宅勉強部屋を中止して、自宅勉強部屋に変更しました。
そして、いよいよ志望高校を具体的に決定する段階になりました。
昔と違い、いろいろな制度があるようですが、最終的には悠岐が決めたことを信じて応援していきたいと思いました。
次回の「孫の勉強の悩み⑨」は、引き続き今後の方向性を記させていただきます。
下記の①〜⑦と共に興味があります方はご覧ください。
同じような環境(孫の勉強の悩みに直面される)の皆様の、ご参考になりましたら幸いです。
See you(^^♪
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