みなさま、こんにちは♪
私には、近く(2kmほど)に住んでいる娘の子どもである、孫が3人います。
中3の男子、中1の女子、小5の男子です。
妊娠、出産、子育てと、祖母として応援のお世話をしました。
孫は小学生を卒業すると、大きく成長して、思春期や受験を迎えますので、新しい悩みも起こります。
近くに住む祖父母である私たちも相談を受けますので、その学びと奮闘記を書きたいと思います。
ブログを書くことで、整理でき、疑問も解決し、新しい知識を得られると思いました。
また私たちは、子どもや孫たちから教わることが、果てしなく大きいことを実感しています。
また、同じような境遇の方々の、ご参考になれば幸いです。
私たちシニア夫婦は、夫は晴耕雨読の悠々自適、私は高齢の母の世話と、共稼ぎの娘から頼まれた孫の面倒を見るのが日常生活の仕事です。
孫は3人とも、学童野球を小学低学年から続けている野球3兄弟です。
試合の応援に行ったり、練習の送り迎えを手伝ったりしています。
暑さと高齢のため、クタクタに疲れてしまうことも度々あります。
悠岐(ゆうき・中3の男子)、夏子(なつこ・中1の女子)、翔平(しょうへい・小5の男子)と仮の名で呼ばせていただきます。
悠岐は、中学最後の野球大会は県大会準決勝まで勝ち残り、3位に入賞しました。
レギュラーで外野を守り、本塁打も打ちノーエラーで活躍して、夏が終わりました。
孫の勉強6つの悩み
野球に汗を流しながら夏休みが終わりに近づき、孫たちが悩みを訴えてきました。
8/20、夏子が学校での野球の練習後に我が家に寄りました。
いつになく元気のない、暗い顔をしていました。
「どうしたの?」と聞きました。
❶読書感想文が間に合わない
夏子は、「3日後に夏休みの宿題が全部できないと、秋の大会の練習に出られない、読書感想文と人権の作文の二つを何もやっていないので無理だ!」と言いました。
本の選定もできていないし、「人権」は何を書いていいか、さっぱり分からないと言いました。
読書感想文は、いろいろ考えて本を決めるには、中1では1週間くらいかかる場合もあります。
野球部の県大会出場で、一年生は応援や準備で大忙しでした。
経験しないことを、考えたりやったりしなければならず、大変だったと思います。
あっという間に時間が過ぎて、宿題のできていないことに気づき困ったのでしょう。
兄の悠岐から「夏休みの宿題は早めにやった方が良いよ」と言われていたそうです。
我が家の書棚へ行き、昔私が愛読した本を渡して、私の読後感も伝えて、部屋に缶詰にして読ませました。
話すことで、気が楽になったのか、スラスラ進んだようです。
❷人権作文が間に合わない
夫も協力してくれ、「人権 作文」で検索したら、法務省の「人権作文の書き方」をネットで見つけました。
「障害者、外国人、異性、子どもへの虐待、いじめ、偏見、差別、嫌がらせ」などの、人権上の身近な体験や思ったことを書けば良いことを知り、夏子と話し合い具体的な筋ができました。
夏子は必死の形相で取り組み、稚拙ですが2日間でなんとか仕上げました。
❸タブレットの宿題が間に合わない
夏子は、安心したのも束の間、タブレットのテキストワークに行き詰まってしまいました。
悠岐が、一年の時に2時間で仕上げたと聞いていたので、6時間残っていたので安心し切っていました。
久しぶりに長時間使ったタブレットが、フリーズして動かなくなりました。
「フリーズしたので、できなかった、とは理由にはならない」と言いました。
夫から、シャットダウンするように言われ10分ほど休ませて、動き出しました。
設問は、最初は易しいのですが、だんだん難しくなります。
間違えると、自然に同じレベルの問題が、3倍くらい増えるのです。
私も紙ベースであれば量と時間の配分はわかりますが、今の時代はタブレットの宿題です。
「とてもついていけない!」とは言えず、必死で難しいものは一緒に考えてやりました。
そのうち慣れてきて、夏子は1人でどんどん解いていきました。
夜の11時過ぎに完成しました。
明日は5時起きで、早朝の野球の練習と宿題の提出に行きます。
夫が深夜に自宅まで送っていきました。
夏子は8/23に夏期宿題を提出して、野球部の練習参加を認められました。
宿題が完成していない部員が何人かいて、練習中にさせられたそうです。
監督の先生も「学生は学業が本分で、先ず勉強をして、それから野球をする」ことを指導されるそうです。
生徒のことを思いやる良い先生だと思います。
弟の翔平は、8/26、27と試合があるので8/25までに宿題を終わりました。
地方杯の決勝で先発したそうですが惜敗し、準優勝したそうです。
兄の悠岐は、8/28の出向日までに宿題を仕上げなければなりません。
❹勉強に集中できない
悠岐は、中学の野球が終わり引退しました。
妹は毎日7時から、11時まで4時間の早朝練習に行きます。
勉強をしようと思いますが、気が抜けたような状態になりました。
勉強に集中することができません。
❺ゲームとスマホを見てしまう
つい刺激的なゲームや、YouTube、スマホをやり、時間は瞬く間に過ぎ去ります。
6年間、毎日欠かさず続けた練習が無くなり、体が鈍って少し肥えてきました。
部屋に入って孤独になり勉強しようと思いますが、ついついリビングでゴロゴロしてスマホをいじって時が過ぎていきます。
勉強に全集中することができません。
❻時間が過ぎていき、夏休みが終わる
頭もボーとして、日にちは過ぎていくばかりです。
気づくとお盆は終わり、出向日が近づきましたが、宿題は多く残っています。
その時に、夏子の勉強ぶりを見て目が覚めました。
「自分も、じいじ・ばあばのところで勉強したい」と言い出しました。
いろいろ本人の気持ちを聞いて相談しました。
家にいると、緊張感がなくなるようです。
お父さん、お母さんは仕事に出かけます。
妹と弟は、野球の練習に行きます。
3人はとても仲が良いので、一緒にいる時はじゃれ合っています。
1人いると、勉強どころかゲーム、スマホに熱中します。
朝から「ばあば」のところに行き、「ゲーム・スマホ禁止」で「缶詰勉強」をしたい、と言い出しました。
孫の真剣さに驚き、「両親の許可があればいつでもおいで!」と言いました。
娘から「夫婦で相談したので、よろしくお願いします」と言ってきたので、スケジュール表を作りました。
勉強時間10:00〜12:30、13:15〜15:30、16:00〜18:30、19:15〜22:00=一日10時間勉強です。
昼夕食45分、おやつ30分にしました。
個人塾に、週2〜3回×3時間、行っているようです。
とりあえず、夏休み終了の5日間で塾と合わせて、50時間の勉強計画に挑戦することになりました。
祖父母から勉強部屋を提供する
小さい時から野球が大好きで、野球に明け暮れてきました。
今まで勉強ができないのは野球のせいにしましたが、引退したので、理由が無くなりました。
チームプレイに終始したので、1人で勉強部屋で、孤独の中で打ち込むことが習慣化されていません。
家庭的には、なあなあのマンネリがあり、できないようです。
「思い切って、ばあばの家で、ばあばの管理のもとでできる気がした」、と言うのです。
祖父母から勉強部屋を提供して、マンネリになるといけないのでネーミングを「全集中!缶詰勉強」としました。
食事とおやつは、私が心を込めて作ることにしました。
まとめ
野球に汗を流しながら夏休みが終わりに近づき、孫たちが「勉強の6つの悩み」を訴えてきました。
現在の状況では、勉強に集中できる環境が作れないので、祖父母の家の空き部屋を、勉強部屋に提供することにしました。
外界と隔絶して勉強に全集中できる環境を作り、学校や塾での勉強を柱に受験に向かうことにして、それ以外の様々な問題は現れた時に善処したいと思います。
「野球熱烈孫!!」から勉強の悩みを、率直に言われるとは思いませんでした。
情熱的な孫三人なので、野球でも勉強でもエネルギーが溢れ出し、シニアはヘトヘトになります。
Z世代(1996年〜2014年頃に生まれた世代)でも理解できないのに、10歳から15歳との付き合いは「超宇宙人的」です。
時を同じくして、中学受験に取り組む首都圏の12歳の孫娘からラインがきました。
『小学6年生になり元気に過ごしています。塾は週3でやっています。好きなLOVE小説は四つ子ぐらし!感動なシーンもあります!血液型はO型です。好きなアニメは、推しの子!!好きなキャラは、アクアとルビー、アイです。好きな曲は「アイドル」です!よろしくお願いします』
サッパリ分からないこと(赤のアンダーライン)が多いですが、新しい世代から新しい空気を吸収して行きたいと思います。
「孫の勉強6つの悩み」は、次回につづきを書きます。
See you(^^♪
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