ユルバのリフォーム10-❶
みなさま、こんにちは、はじめまして♪
数あるリフォーム記事の中から、ユルバのリフォームをご覧いただきましてありがとうございます。
この記事は、下記の方々のご参考になりましたら幸いです。
- シニア(50代、60代、70代)の方
- シニアの親御さんを持たれる子供さん方
- 定年退職された方
- 終のすみかをどうしようか考えておられる方
- 築30年くらいの一戸建てのリフォームを考えておられる方
- 業者さんに縁のない方
- 悪徳業者との縁を心配する方
- リフォームの適正予算がわからない方
- リフォームの全体像が分からない方
- リフォームをすることに体力を心配する方
- 冬季に家の中が凄く寒い方
- 光熱費が多くかかる方
- 施主としての主婦のリアルな体験談を知りたい方
ユルバのリフォームは、体験記事が❶から➓まであります。
❶から❸までは、リフォームの動機と、業者さんの決定と、工事計画書作成までを時系列状に記しました。
❹から➓までは、リフォーム箇所ごとに「我が家の悩みを写真のビフォー&アフター形式」でありのままお伝えし、➓で総まとめを記しました。
よろしくお願い致します。
自宅をリフォームしようと決心した動機
わたしは、地方都市に住んでいます60代後半の主婦で、ユルバ(ゆるばぁ)と申します。
子どもは独立し、定年退職した夫と二人暮らしです。
人生100年時代と言われますので、私たちの「終の棲家」をどうしようかと考えておりました。
そして80歳、90歳、100歳の自分たちの姿を想像しました。
現在93歳の母の世話をし、脳梗塞を患った85歳のおば夫婦の助け合いの生活も親しく見ています。
友人の中には一戸建てを手放し、便利の良いマンションに引っ越した人もいます。
別の友人は、介護施設に入所したけれど、自宅に車椅子用のバリアフリーが無くて帰れないと嘆く人もいます。
また老い先を考え、娘さんの嫁ぎ先に近いところに夫婦で引っ越した人もいます。
私たちも若いうちは元気でしたが、60歳を過ぎてからあちこちの体調を崩し、入院や通院をしたりして健康には自信がなくなりました。
夫と共に、階下に病院や銀行、郵便局、スーパー、理美容院、各種店舗のある便利なマンションの5階の部屋に見学に行きましたが、眼下を往来するトラックの騒音がうるさくて早々に退散しました。
娘の嫁ぎ先も近くて、静かな現在の我が家をリフォームして「終の棲家」にすることを夫と共に決めました。
もちろん、元気なうちまでの「終の棲家」であり、家族で介護ができない状態になれば、相応の施設や病院に入ることは当然と思っています。
両親と義母のお世話をして学んだことは、リフォームをするなら少しでも元気なうちに、将来をよく考えて全面的にすることでした。
リフォームを始めるにあたり3つの壁が立ちはだかる
我が家は、約200㎡の土地に建つ床面積120㎡、築30年の二階建て4LDKの、平均的な「うさぎ小屋住宅」です。
老朽化した自宅を「終の棲家」として、どのようにリフォームをするかを考え始めました。
考え始めて、3つの大きな壁が立ちはだかりました。
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リフォーム会社の選定?
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経験のない高齢化を迎え、どのようにリフォームしたらよいか?
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適正な予算の設定?
その中でも、信頼できる「業者さん選び」が最も難関です。
他の多くの問題は、信用できる専門家と相談しながら解決できるからです。
困難なリフォーム会社選び
リフォームなどの建築業界は、悪徳業者や不明朗な仕事が多いとの評判を聞いていました。
実際にわたしたちも想定外の工事費を請求されて、消費者センターに相談して解決したこともあり、あれこれと慎重に考えました。
地元に信頼できる業社さんの知り合いが無いので、先ずはネット検索をしました。
ネットサーフィンをするなかで、「住宅リフォーム会社紹介サイト」の中から一番評判の高かった「ホームプロ」さんが目に止まりました。
よく読み込むと、わたしの心配や不安なところを、痒い所に手が届くように納得のいく説明がしてありました。
また、ホームプロさんは様々なサービスを、対面せず無料でしてくださるとのことで、気持ちが楽にできると思いお願いすることにしました。
ホームプロさんから「地元の優良企業9社」を紹介していただき、所定の案内通りに進めました。
そして、シニアのリフォームに多くの実績があり、総合的評価が高く、担当者さんの相性のよい、保証・アフターサービスの明確な、「A社」に決定しました。
高齢者の終の棲家としてのリフォーム内容
また高齢者のリフォームについて、書籍・新聞・ネット・YouTubeなどで調べました。
「終の棲家」としてのインテリア、バリアフリー、手すり、断熱材、掃除し易いことなどの希望を整理しました。
リフォーム箇所は、下記の10箇所です。
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風呂場(暖房+乾燥機+自動洗浄付きユニットバス)
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キッチン(食洗器+タッチレス水栓+浄水器付きシステムキッチン)
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トイレ(1.2F新設)
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洗面脱衣室(洗面台+暖房+収納庫)
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1F和室(フローリング+断熱材+床点検口)
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玄関(ドア新設)
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階段(手摺取り付け)
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リビング(上貼りフローリング+出窓部分の二重窓新設)
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天井と壁の内装
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電気工事・外構工事等
難しいリフォームの予算を500万円以内とする
適正な予算は、分かりませんでした。
理想を考えれば、家が立つほど費用はかかります。
早く死んだり、病気で入院したり、施設に入居すれば、費用対効果(ある施策に費やしたコストに対して、どれくらいの効果を得られたのか/コスパ)が失われます。
不明朗な業界と言われるだけに、言いなりにすればボラれる可能性があります。
値段を叩いて下げれば、手抜き工事になるかもしれません。
高齢を考えた、難しい工事をお願いすれば高額になるでしょう。
バリアフリー工事に固執して、建物の構造力を落とすこともあるかもしれません。
こちらの要望を全て出して、構造上の問題や予算の適正を担当者と相談し、費用対効果を見極めて決めたいと思いました。
特に、耐震工事、屋根や壁の水漏れ、断熱材、水回りの腐敗やシロアリ被害などは重要です。
工事内容をネット検索して、だいたいの相場を調べて、予算は500万円以内としました。
我が家のリフォームの流れ
今回行ったリフォームの大まかな流れを、時系列に紹介します。
2月中旬にホームプロさんにネットで申し込んでから、同年12月中旬にA社さんからの工事引渡日までの10ヶ月間の出来事です。(途中、4ヶ月間は娘のお産帰省で中断しましたので、正味半年間です)
ホームプロさんから地元優良企業9社紹介
行動の最初は、2月中旬にホームプロさんに、ネットで申し込みをしました。
その後ホームプロさんから、地元リフォーム優良企業9社を紹介されました。
会社名、各種表彰内容、評価、成約件数、成約案件の価格帯別割合、得意分野、会社の特徴等が詳しく記されていました。
別に「会社選びにはコツがある!成功リフォーム7つの法則」という小冊子をいただき、分かりやすく大変参考になりました。
現地調査と見積りをお願いする3社を決定するために、比較検討を開始しました。
その時に、ホームプロさんから会員特典としての「リフォーム虎の巻」を4冊いただきました。
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「はじめての人向けチェックシート付き 失敗しない現地調査マニュアル」
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「基本を押さえればもう迷わない 見積書の読み方完全ガイド」
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「リフォーム会社がコッソリ明かす!知って得するコストダウン術」
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「後悔しないために実例から学ぶ 実践!トラブル防止策30」
この資料を読み込んで作業を進めると、リフォームの具体的な問題と答えが明確に目に見えてきました。
同時並行で、気になっていたリフォーム本を2冊購入して読みました。
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「やらなければいけない一戸建てリフォーム」高橋みちる著
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「施設に入らず自宅を終の棲家にする方法」田中聡著
この本からは、高齢者の一戸建リフォームの核心となるポイントを教えられました。
そして、チラシで紹介されているリフォームの展示会場視察も行い、実際に見て、手に取って、知識を蓄えました。
見積りをお願いする3社を決定
3月初旬に、紹介の9社の中から3社を決定しメールを送りました。
他の6社は「ごめんなさい」のポチを押すだけでしたので、心の負担が全くありませんでした。
3社に決めたのは、全ての情報を点数化し総合点の高い3社にしました。
結果的に、顧客満足度ベスト3の会社になりました。
3月下旬に、A社、B社、C社に自宅の現地調査をしていただきました。
そして、4月中旬に各社から見積書をいただきました。
A社を決定し工事請負契約を結ぶ
4月下旬に、A社に決定通知をメールしました。
そしてBとC社にお断りのメールをしました。
同時にホームプロさんから「工事完成保証書」をいただきました。
A社の担当者さんと打ち合わせを行い、5月中旬に「工事請負契約書」を締結しました。
タイムスケジュールの打ち合わせを行い、娘がお産で帰省するため、コロナ禍もあり9月以降の工事をお願いしました。
10月から材料費が高騰するので、契約を先に行い、事前にリフォームに関わる材料等を確保して、旧価格で工事をすることを約束してくださいました。
担当者さんの予算に対する適切な対応に感謝しました。
予算内で工事完了
契約書締結時の5月中旬に30万円、仕様決め時の8月下旬に100万円、着工時の10月中旬に130万円、工事引渡日の12月中旬に約210万円を送金しました。
納金については、契約時30%、着工時30%、引き渡し時40%の決まりですが、我が家の工事の事情に合わせていただきました。
総工事費は約490万円、こどもみらい住宅支援事業費を約17万円差し引き、支払い合計金額は約473万円(税込)であり、予算内で完成しました。
工事引渡日には、担当者さんと工事箇所の最終確認を行いました。
特に、システムキッチン、システムバスルーム、トイレ、洗面台、玄関扉の使い方については実演付きで丁寧に教えていただきました。
引き渡し後には、三ヶ月毎にチェックに来られるそうです。
それまでに不具合があれば「連絡してください、直ぐに駆けつけます」と言われ安心しました。
そして、A社の「保証書」を受け取り、担当者さんは帰られました。
「クライアント様との本当のお付き合いは、引き渡しが終わってから始まります」との姿勢に、良い業者さんとご縁があってよかったと心から思いました。
明けて1月初旬に、「ホームプロさんから最終のアンケート」のメールが届きましたので書かせていただきました。
内容は、「ユルバのリフォーム➓」で紹介させていただきます。
この度は、ホームプロさんとA社さんと、すべての関係いただいた皆様方のお陰で、心配や不安が無く、予算内で満足のいく「終の棲家としてのリフォーム」ができましたことに心から感謝いたします。
まとめ
自宅をリフォームして「終の住処」にすると決心しましたが、3つの壁が立ちはだかりました。
❶業者さん選びと、❷経験のない高齢者のリフォーム内容、❸適正な予算です。
ホームプロさんに巡り合い、地元の9社の優良企業を紹介していただき、3社さんに絞り見積もりをお願いし、A社さんに決定しました。
ホームプロさんのガイドブック通りにスムーズに徒労なく進み、大きな学びにもなりました。
我が家は、地震の少ない地域にあり、シロアリ被害もなく、建物の構造上も大きな問題がなく、断熱材は可能な限り最大限に使ってもらいました。
自宅に住みながらのリフォームで大変だと思っていましたが、ハプニングもありましたが想像していたより順調に、より良くできて大変満足しました。
特に今は厳寒の冬ですが、家全体の温度が想像以上に高くなったことを実感し、暖かくて過ごしやすく高齢者にとっては最高です。
高齢の主婦(施主)として、実際に体験したことをそのまま書かせていただきましたので、読者のみなさまのご参考になれば幸いでございます。
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Bye-bye(^^♪
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