先進的窓リノベ事業の申請【主婦の体験談】21万円半額補助金ゲット

ユルバのリフォーム

ユルバのリフォーム⓫

みなさま、こんにちは♪

今年は早く桜が満開になりました。

コロナも終息に向かい、皆様も遠近に問わず花見をされたのではないでしょうか。

▲近所の公園の桜花爛漫を満喫する

ユルバのリフォーム⓫では、いち早く「先進的窓リノベ事業」を利用して、窓8枚の内窓を設置して21万5千円の補助金をいただいた体験を記させていただきます。

これから申し込まれる方々のご参考になれば幸いです。

シニア主婦目線で、ビフォー写真とアフター写真を見ながら感じたことを述べさせていただきます。

「先進的窓リノベ事業」を申し込んだ動機

昨年「終の棲家」を願って、築30年一戸建ての自宅を500万円の予算でリフォームした体験を、「ユルバのリフォーム❶」としてブログにまとめました。

結果は大変満足しましたが、その柱の一つは「家が寒い」という悩みが大きく緩和されたことです。

特に一階は寒くて、エアコンやストーブをつけても足元が冷えて、コタツやホットカーペットを敷き、ダウンジャケットを着て、電気毛布にくるまっても寒いのです。

若い時はそれほどでもなかったのですが、歳をとると寒さが肌身に染みることを実感し、住まいの温度差がヒートショック(温度の急激な変化で心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす健康被害)を招く恐ろしさも感じるようになりました。

寒い理由の一つに、古い家の窓は暖めた熱が窓から逃げて、窓ガラスで冷やされた空気が下に溜まるせいだと聞きました。

▲幸齢者には寒さは地獄に等しい

(高齢者→幸齢者:「80歳の壁」著者の和田秀樹先生が提案)

リフォームの時に、いの一番にリビングの出窓を二重ガラスの内窓にしました。

それまで「窓断熱リフォーム」などは考えたことがありませんでした。

リフォームするにあたって「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(高橋みちる著)を読んで初めて「断熱」の重要さが分かりました。

出窓から外気が漏れて寒かったので即採用しました。

そして窓断熱の効果をテキメンに体感し驚いてしまいました。

昨冬は暖かく過ごし、電気代も約20%も削減し感激していました。

光熱水費削減は、窓断熱だけでなくリフォーム全体の効果ですので、気になる方は「ユルバのリフォーム❻」(ブログ)をご覧ください。

▲電気代高騰が年金生活者にのしかかる

そうしたところ今年の2月4日の日経新聞に「先進的窓リノベ事業・1000億円予算・窓の断熱リフォーム半額補助」という記事を見ました。

すぐに詳しく丹念に読みました。

1階の全ての窓を断熱リフォームしようと即決して、2/5リフォームをお世話になった信頼できる担当者さんにお願いのメール(下記)を送りました。

『いつもお世話になります。リフォーム後、快適に過ごしております。特に出窓の二重窓の断熱効果が素晴らしいです。・・・添付しました日経新聞の「窓の断熱リフォーム・補助金活用で通年効果」との記事を読みました。つきましては、拙宅の「リビングの①大型窓、②らんま窓、1F和室の③大型窓、④中型窓」の4箇所の「先進的窓リノベ事業」の窓断熱の見積もりをお願いします。「内窓設置」「外窓交換」「ガラス交換」などの工法は、拙宅に合うようにお任せします。ご都合の良い時でかまいませんのでよろしくお願いします』

▲窓の断熱リフォームは凄い

「先進的窓リノベ事業」の取り組み

担当者さんは忙しいのに50分後、すぐに返信メールをくださいました。

2/13に拙宅に訪問し現場を見て「内窓設置」に決めるなど、細部にわたって打ち合わせを行いました。

2/18には見積書、工事請負契約書を作って説明してくださり、サインをしました。

請負代金総額は42.9000円、補助金146.000円、契約金214.000円、完成金69.000円でした。(完成金が7/15に69,000円返ってきました

2/20に契約金を送金しました。

「先進的窓リノベ事業」の申し込みは多く、工事は相当立て込んでいるようでした。

4/13に職人さんが工事に来られ、9時から12時まで3時間で手際よく丁寧に仕上げて帰られました。

4/14に担当さんが来られ、現場をチェックして保証書と最終の請求書をいただきました。

先進的窓リノベ事業は申し込みが多くて、少し事務処理が煩雑で遅れており大変だそうです。

工事は平均3ヶ月待ちだそうです。

ユルバ宅は、いち早く申し込んだので、契約してから55日で完成して「最も早い方でした」と言われました。

担当者さんの手際の良さにまた信頼を深めました。

帰られてから完成金をネット銀行から振り込みました。

8枚の窓リノベの断熱効果、電気代、部屋温度の体感が楽しみです。

▲窓断熱による体感温度が楽しみです

「先進的窓リノベ事業」の概要

「先進的窓リノベ事業」の目的は、窓の断熱性を高めることで光熱費負担を軽減し、家庭からの二酸化炭素(CO2)排出を抑えることです。

補助額は、実施する工事内容に応じて費用の半額相当の定額で、一戸当たり5万円から200万円までとされています。

対象となる工事は、①内窓設置(既存の窓の内側に新たに窓を新設)、②外窓交換(古いサッシの枠に重ねて新しいサッシを取り付け)、③ガラス交換(既存の枠はそのまま使いガラスだけ複層ガラス等に交換)の三つがあります。

どの工事が良いかは、専門家に相談した方がよいと思います。

申請期間は、2023年3月下旬から始まっています。

▲家庭からSDGsに貢献を!

メリットの多い複層ガラスの二重窓

専門の担当者さんから、我が家の工事は内窓設置で、複層ガラスを使用することを勧められました。

「YKKプラマードU複層ガラスLOW-E」という製品です。

複層ガラスとは2枚のガラスを重ね、その間に中空層をもたせ断熱性能を高める構造だそうです。

我が家は、既存の窓をそのままにして内窓を設置しますので二重窓となります。

二重窓は外窓と内窓の間に空気層ができるので壁のような役割をするそうです。

メリットとして、①断熱効果が高まり冷暖房効率がよくなり節電・省エネに繋がる、②結露軽減効果がある、③防音効果があり、④施錠も二重になるので防犯効果がある。

デメリットとして、換気や出入りの際に、手間が二重になり、掃除部分が増えます。

また雨が降ったことが分からなくて洗濯物の取り入れに失敗するそうです。

私たち幸齢者は、断熱による部屋の温度差減少が健康に大きく影響しますのでデメリットよりメリットがはるかに大きいと思います。

その上に半額援助があればこの機会を逃がすてはないと考えました。

窓リノベのビフォーとアフター写真の解説

▲昨年リフォームで付けた出窓の二重内窓

昨年リフォームで、この内窓(LIXILインプラス)を取り付け、リビング全体の温かさを実体験しました。

この経験が「先進的窓リノベ事業」にいち早く申し込む契機になりました。

リビングの大型窓とらんま窓

▲リビング窓ビフォー写真

リビングの大型窓と欄間(らんま)窓の工事直前の写真です。

らんま窓は20cmほどの小さなガラスなので迷いましたが、断熱効果と見た目も考え申し込みました。

▲リビング窓アフター写真1

窓枠の段差等は、枠材を追加加工してキレイに仕上げてくださいました。

鍵レバーが長くて内窓に引っかかるのではないかと心配しましたが、窓寸法にピッタリ合わせて加工してくださったので、鍵レバーは引っかかりませんでした。

従いまして、鍵の追加工事は必要ありませんでした。

▲リビング窓アフター写真2

二つの窓がわかりやすいように、斜めから写真を撮りました。

複層ガラスの空気層と二重窓の空気層と、二重の空気層があるので断熱・防音・結露減少効果が大きいと思われます。

現在は春ですので断熱と結露効果は分かりません。

拙宅は飛行場に近く、飛行機の騒音がうるさいのですが、騒音が5分の1くらいになった感じです。

とても嬉しいです。

1F和室の大型窓(掃き出し窓)

▲和室大型窓ビフォー写真

1F和室の大型窓(掃き出し窓)の施工前の写真です。

障子を取り、障子枠に内窓を設置します。

▲和室大型窓アフター写真1

内窓設置後の写真です。

内窓の枠の色は、柱や長押(なげし)と同じ黄土色風にしました。

リビングは白ですが、お値段は同じです。

和室全体の色と違和感がなくシックリと調和しています。

障子が無くなっても、もとから付けていたレースとカーテンを下げればいい感じになります。

障子の時は、片方しか外が見えなかったのですが、今回は両面見えるので部屋が広くなり開放的に感じました。

防音効果でご近所のワンちゃんの声も殆ど聞こえなくなり、ゆっくり眠ることができます。

▲和室大型窓アフター写真2

斜めから写真と撮ると、外窓と内窓と空気層が二つあることが分かりかす。

この効用がどのように現れるか楽しみです。

フローリングの飴色と窓枠の黄土色が調和していい感じです。

1F和室の中型窓

▲和室中型窓ビフォー写真

1F和室の中型窓の工事前の写真です。

障子4枚は、リフォームで新しくガラス障子紙を貼りましたが、残念ですが今回処分することにしました。

▲和室中型窓アフター写真1

お隣が近いですが防音効果がありますのでお互いによいと思います。

こちらは終日カーテンを降ろします。

▲和室中型窓アフター写真2

斜めから撮った写真ですが、窓全体の分厚さを感じ、断熱材が入っている壁と同じ効果があると思いました。

まとめ

今月の日経新聞の「私の履歴書」では、YKK相談役の吉田忠裕さんが書いておられます。

YKKはファスナーのメジャー企業ですが、窓やドアなどのAP(建築用工業製品)の売上が前者を上回るそうです。

「善の循環」という企業精神のもと、チャレンジと挑戦を続けられ社会貢献を目指しておられます。

我が家もYKKの断熱ドア、複合ガラス内窓を利用させていただいておりますが、その企業理念に敬意を表します。

▲桜を観て刺身定食1.200円を頂きました

私は昨年、リフォームを実行し、住まいについての知識を増やしました。

そして「先進的窓リノベ事業」を知り、即実行しました。

一家庭として、エネルギー削減とCO2削減、SDGsに貢献できて嬉しいです。

また幸齢者として、健康な住まいづくりができてありがたいです。

YKKさん、LIXILさんには良いものを作っていただき、政府は補助金をくださり、地元の業者さんには丁寧な工事とサービスをしてくださり感謝いたします。

私はこの度の一連のリフォームで、光熱水費が昨年同月比で20%以上削減しました。

気になる方は「ユルバのリフォーム❾」をご覧ください。

7/18現在の感想ですが、我が家は1階は全て窓リノベをしました。
2階は従来のままです。
今は、1階和室を寝室にしています。
昨日、2階に上がりましたら「ムッ」として大変な暑さでエアコン無しには居られない状態でした。
外気温は35℃の猛暑日です。
1階はエアコン無しで扇風機のみでも大丈夫で、動き回ったら暑いのでエアコンを少し入れるぐらいです。
7/15に電気代の請求がきましたが10,505円(昨年の7月は21,688円)でした。
昨年比48,4%と驚異的に少なかったです。
今の電気料金はややこしいので的確な判断はできませんが、電気料金の減少は主婦にとって嬉しい限りです。

この体験が、少しでも読者様の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

「ユルバのリフォーム」は、体験記事がからまであります。

からまでは、リフォームの動機と、業者さんの決定と、工事計画書作成までを時系列状に記しました。

からまでは、リフォーム箇所ごとに「我が家の悩みを写真のビフォー&アフター形式」でありのままお伝えし、総まとめを記しました。

興味のあられる方はご覧ください、少しでもお役に立てれば幸いです。

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Bye-bye(^^♪

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みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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