MSCベリッシマで航く韓国・釜山クルーズ【シニア夫婦体験】1日目

ユルバの旅行

みなさま、こんにちは(^^♪

私たちシニア夫婦は、5月中旬に「MSCベリッシマで航く韓国・釜山/佐世保クルーズ6日間」に行ってきました。

コロナ禍があり、旅行を控えていましたが、3年前から始めました。

国内を5か所旅行し、だんだん距離を伸ばし、海外は台湾、韓国、ハワイ、英国・フランスに行きました。

韓国で同い年くらいのご夫妻に「高齢者にはクルージングが楽で良いですよ、私たちは23回行きましたよ」と言われ、その体験談を聞き感動しました。

そして、この度クルージングの初参加に至りました。

初めてなので、A旅行社のツアーで申し込みました。

定年退職後に夫婦旅行を思い至ったのは、いくつかの理由があるからです。

夫は仕事などで国内、海外に旅をしていますが、私は子育てや姑や私の親のお世話がありほとんど旅行をしていません。

夫は必ず将来は旅に連れていくと言ってくれていました。

また、体が動かなくなる前に「やっておけばよかったと思うNo.1は旅行」だそうです。

体力のあるうちに、行けるところは行っておきたいと思いました。

お金も子どもに残すより、有意義な価値あることに使った方が良いと思いました。

旅行は「思い出」と言う目に見えない財産になるという価値観を知りました。

定期的な旅行計画により、運動などの体力作りになり、一石二鳥どころか多くのシニアにとって大きな価値を生みます。

しかし、高齢者にとって先ずは「旅に行く意欲が起こる」ことが大切であると思います。

このブログが、シニアの皆様の「旅に出る意欲が起こる」ことの参考になりましたら幸いです。

自宅を出発

自宅を6:30に出発し在来線で、地方空港に到着しました。

空港に「A旅行社」のデスクが設けてあり、往復の航空チケットを受け取りました。

時間に余裕がありましたので、朝食に牛丼をいただきました。

スーツケースは、A社の案内の荷物配送サービス(SGムービング)で、5日前に横浜港に送りました。

夫のリュックサックに必要分の荷物を入れ、夫婦のショルダーバッグのみで身軽に飛行機に搭乗しました。

地方空港を出発し、羽田に到着しました。

羽田空港2番出口の前で13:00に集合し、バス乗り場までA社が案内してくださいます。

昼食は、羽田空港のレストランで食べるか、船内のビュッフェで取る方法がありました。

私たちは初めてなので、時間の遅れなどを換算して、地方空港のコンビニでおにぎりやお茶などを買い込んでいましたので、羽田空港のベンチで静かにいただきました。

時間等の遅延はありませんでしたが、これは正解でした。

3分ほど歩いた所にバス停がありました。

バスに乗り込み、横浜大黒埠頭に向かいました。

約30分ほどで埠頭に到着しました。

ベリッシマに乗船する

横には巨大な「ベリッシマ」に、初めて対面し圧倒されました。

客船ターミナルに着き、徒歩で案内にしたがって進みました。

荷物検査を受けて、パスポートと乗船票を提示し、乗船手続き(チェックイン)を行いました。

重要事項が記載された、部屋キーにもなるクルーズカードをもらい、首にかけました。

これが無いと部屋やレストランやホールにも入れないそうです。

前を歩く人に従い、ドンドン船内に入りました。

突然、吹き抜けのYouTubeで見た煌びやかなホールにでました。

周りから驚きの歓声が上がっていました。

私たちはユーチューブでしっかり見ていたので、冷静に進むことができました。

客室のチェック

先ずは、自室に行こうと思いましたが、迷路のようで行くことができず、船内地図を確認して、その通りに歩いたところ、エレベーターから割に近い所に部屋がありました。

YouTubeで見た通りにドアに「目印」をぶら下げました。

カードをかざすと緑のランプが点灯し、ドアノブを回して押すと空きました。

部屋の第一印象は、清潔で整然と清掃され、5泊するのに安心しました。

シングルベットが二つとベット代わりになるくらいのソファが一つ、外にはバルコニー沿いの大きいガラス戸があり、横浜港が見えて大きな開放感がありました。

洗面所は機能的で使いやすく、トイレも一体化しています。

鏡も大きくて収納棚や、歯ブラシ立てもあり安心です。

バスタオルは分厚くて十分な大きなであり、フェイスタオルも外人仕様の大きいものです。

トイレはウオッシュレットではありませんが、全体的にとても清潔です。

シャワー室は全面ガラス張りで、外部への水漏れの心配はありません。

水温と水量のバブルは使いやすくてストレスはありませんでした。

ボデイシャンプーとヘアシャンプーは付帯していますが、外国製品で合わない恐れがありますので自分用に準備したものを使用しました。

洗濯物掛けのワイヤーがあり、水着などの洗濯に重宝しました。

広さもちょうど良くて、長期間の滞在用によく設計されていると感じました。

壁には海でなく陸の植物の立体画があり、中ぐらいの壁掛けテレビ、デスクには電話、電気ポット、カップ、コップ、アイスポット、コーヒーパックなどが置いてありました。

机の下には小さな冷蔵庫がありますが、中の飲み物は有料であり、空いている所に自分の飲み物を入れるのは自由だそうです。

私たちはドリンクのイージーパッケイジを付けていますので、冷蔵庫の飲みのもは使用しませんでした。

収納スペースは、夫婦二人では充分な大きさでした。

ハンガーは10本ほどあり、収納棚も10箇所くらいあり、服も小物も全て収納できました。

ベッドの上は紺のシートが敷いてあり、スーツケースを載せて整理でき、空のスーツケースはベッド下へ収納でき大変便利です。

姿見も大きく、壁のフックも使いやすく、磁石フックも6個持参しましたが、洗濯物掛けを含めて、部屋をキレイに整然と使うことができてストレスはありませんでした。

窓付き部屋を申し込んでいましたが、グレードアップしていただきベランダ付きになっていました。

ラッキーでした!ありがとうございます。

海に直面したベランダは、初めてなので怖そうですので、内側に入った広いベランダなので安心して航行中も出て景色を楽しむことができました。

次の機会は海側のベランダを申し込みたいと思いました。

避難訓練

初めての避難訓練では冷汗三斗でした。

スーツケースを直送したのは大正解でしたが、お陰様で一番先に乗船したために説明会に出ないまま入室していました。

テレビで避難訓練を見ますが英語なので、詳細が分かりません。

説明書を見て、電話して「ジャパニーズ プリーズ!」と言って日本人が出ても内容が通じず、予定時間が過ぎそうで慌てました。

最初から「問題児」になることを恐れました。

結果的には、避難訓練の放送開始に合わせればよかったのです。

初体験であること、外国船仕様であり、テレビは外国製で操作が分からないこと、電話対応が充分理解できないことなどが原因で、久しぶりの緊張感でとても良い体験になりました。

「船内新聞」を確認

案内では「船内新聞」と各所で記されていましたが、そのような名称はありませんでした。

結論的には「船内新聞」とは、船会社発行の「デイリープログラム」だと思われます。

ここには毎日の重要な記載が、事細かに完璧に記されていました。

しかし、クルージングの専門用語が散りばめられており、初めての私たちは最初は戸惑いました。

また、残念ながら字が小さくて私には読めませんでしたが、近視の夫が読むことができましたのでスケジュールは夫に任せました。

「かわら版」を見る

毎日、A旅行社ツアーデスクに立ち寄ることを勧められています。

A旅行社発行の「かわら版」を貰うことができます。

こちらは字が大きくて読むことができます。

スタッフさんと話し合うことで、安心できます。

でも私たちのグループは500人も居られる繁盛ぶりで、忙しくて数十人のスタッフさんも大変そうでした。

乗船客は4,000人弱(最大5,500人乗り)、クルー(乗組員)は1,500人ほど、旅行社は13社と聞きました。

荷物の整理

避難訓練は、具体的にはテレビで概要を見たら内線881に電話して、避難用地図を見て指定地に向かいます。

部屋を出ると、各所にスタッフがおられクルズカードを見せると、行き先を指示してくださいます。

目的地に着くと、カードにチェックが入り終了です。

再び部屋に帰り、スーツケースを確認して6日間の生活がスムーズに行くように荷物整理をしました。

数ヶ月前に欧州旅行をしましたので、貴重品のスリ対策などで心配がありましたが、こちらは日本在住並の心配で大丈夫でした。

お客さんは日本人が90%とのことでした。

貴重品入れに、カード、現金、自宅キー、保険証、帰りのeチケットなどを入れました。

衣類と洗面具、電子器具、各種書類などを使いやすいように各所に配置しました。

初めての夕食

夕食は5時、7時、9時とレストランが指定されていました。

私たちは、5時に「レストラン・ポシドニア」で5日間、同じテーブルで同じメンバーでいただきます。

テーブルは4人、6人、8人、12人掛けがあり、私たちは8人テーブルでした。

毎回コース料理で、前菜、サラダ・スープ、パスタ・リゾット、メイン料理、パン・ライス、デザートなどが提供されます。

写真はメインの「鳥の照り焼き」です。

バランスが取れて、味が濃くなくて美味しくいただきました。

食事につきましては別にブログをアップします。

船内散策

食事が終わりましたので、先ずはデスクが勧められる船内散策をすることにしました。

反省点は、この時間は「ロンドンシアター」でのショーを見ることを優先すべきでした。

5泊するため、5つのショーが見られるのです。

多くのクルーズ客の一番の楽しみが、この「ショー」だったのです。

私たちは初日を逃し、2日目からの4つを楽しむことができました。

船内は、デッキ19(19階)まであります。

1階から19階まであるということです。

レストラン・シアター・プール・売店などの公的場所が、デッキ5,6,7,15,16,17,18,19です。

デッキ8,9,10,11,12,13,14はバルコニーのある客室と思われます。

私たちの部屋は、デッキ8でした。

デッキ1,2,3,4は、窓の無い客室や乗組員さん方の部屋ではないかと思われます。

その下は機関室やエンジンルームでしょうか。

上の写真は子どもさんが遊ぶキッズルームです。

子どもたちのエリアにありました、LEGOでリアルな人形が飾ってあり、記念撮影をする方々が多くおられました。

レーシングカーが2台展示されていましたが、船に陸の乗り物があるのも面白いと思いました。

きっと有名なレーシングカーだと思い、自動車好きの弟なら名前が分かると思いました。

バスケットボールのコートがありました。

昼間は多くの子どもやお父さんたちが遊んでいました。

初日は15,500歩を歩きましたので大変疲れてお腹が空きました。

イタリアの船なので、ビュッフェでピザをいただきました。

普段は夜食は厳禁していますが、今夜はスイスイ入りました。

部屋に帰り、シャワーを浴びて眠りにつきました。

初めてのクルージングの興奮と、エンジンのゴトゴト音に背中を突かれ、よく眠れませんでした。

まとめ

生まれて初めてのクルージングを体験しました。

外国船の乗船の仕方、荷物作り、船内用語、ドレスコード、食事の仕方などが初めてで戸惑いました。

その上に高齢(70代前半)ですので体力の心配もありました。

しかし「挑戦することが一番」だと思い、「リスク無しにリターン無し」の言葉と、先輩方の体験に触発されました。

また60代、70代の方々が一番多いようで、元気なうちに慣れることが肝要だと感じました。

夕食を共にしたご夫妻に88歳のご主人と80代と思しき奥様がおられました。

40数カ国を旅し、次のクルージングも予約しておられました。

元気の秘訣をお聞きしましたら、生涯旅行と前向きに生きて、奥様の手作り生ジュースを毎朝飲むことだと言われました。

旅は行きずりで「一期一会」の友人ができる醍醐味があります。

その一言一言は、「人生の金言」を多く聞くことができます。

今日一日お世話になりました、MSCベリッシマの船長、乗組員、A旅行社のスタッフ、縁がありました乗船客の皆様方に、敬意と感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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