みなさま、こんにちは(^^♪
私たちシニア夫婦(70代前半)は、5月中旬に「MSCベリッシマで航く韓国・釜山/佐世保クルーズ6日間」に行ってきました。
コロナ禍で旅行を控えていましたが、3年前から開始しました。
最初の年に国内を5か所旅行し、だんだん距離を伸ばし、台湾、韓国、ハワイ、英仏に行きました。
韓国で、あるご夫妻に「高齢者にはクルージングが楽で良いですよ、私たちは23回行きました」と言われ、その体験談を聞き感動し「行きたい」と思いました。
そしてA社のツアーで、このクルージングを初参加しました。
「6日間」のうち、「1日目」「2日目」「3日目」「4日目」、今回は「5日目」「6日目」を「最終日」としてupしました。
「リスクの無いところに、リターン無し」という諺があります。
高齢者の旅は大きなリスクもありますが、リターンも果てしなく大きいです。
このブログが、シニアの皆様の「旅に行く意欲」が湧き、参考になりましたら幸いです。
5日目:終日クルージング・下船準備
今日は佐世保港から鹿児島を周り、太平洋を北上して東京港を目指し、終日クルージングの旅です。
ゆっくりと7:30に起床し、洗面しました。
8時過ぎに、朝食はビッフェで洋食をいただきました。
目玉焼きが美味しかったです。
旅行社のデスクに訪問し「かわら版」をいただき、全日訪問の景品としてボールペンを貰いました。
下船説明会
4,000人ほどの乗船客がおられますが、直接MSC(イタリア船籍)には申し込めないので、日本の指定旅行社を通して申し込み、お世話をしてくださるそうです。
私たちのA旅行社は500人ほどおられますが、ロンドンシアターで、9:45に一度に「下船説明会」が行われました。
私たちも初めての経験ですので、しっかり聞いて確認することができました。
そのあとは「ビンゴ大会」がありました。
社員のスタッフさんと500人が、一体感を作る感じで盛り上がりました。
残念ながら、私どもはハズレでしたが、同じ旅をしたもの同士の心の温かみをもらいました。
会合とビンゴが終わり、船内のウインドショッピングをしてを歩いていますと、喉が乾いてきました。
エッジカクテルバーで、ココナッツのカクテルとウインナー珈琲を飲みました。
とても濃厚なのにスッキリとして甘くて美味しい飲み物でした。
部屋に帰って、少しずつ荷物整理を始めました。
今晩の23時までに、スーツケースを廊下に出さなくてはなりません。
ビッフェで昼食
12:00にビッフェで昼食を取りました。
最後の昼食でしたが、ロブスターがふるまわれており、夫は2匹平らげていました。
私は疲れが出たので部屋で横になって休みました。
夫は1人で、「最後のジャグジーに行く」と言って出て行きました。
帰ったので聞いてみると、最初は室内の暖かいジャグジーに入っていたら、熱くて5分くらいで飛び出したそうです。
野外ジャグジー挑戦
何でも経験しようと思って、初めて屋外のジャグジーに挑戦したら、雨模様で寒かったそうです。
子連れのファミリーとおじいさんが1人入っていたのですが、ファミリーさん達が出たので、急いで入りに行ったそうです。
体は冷え切っており、温まろうとしましたが、ジャグジーの温度も低くて温まりません。
急いで、屋内へ引き返して、ジャグジーに向かうと、数人のグループが上がったので、今だと思って入ったそうです。
1人の女性が残っていましたが、おじいさんが1人入ってきたので、気まずいのか目が合う前にすぐにあがられました。
クルージングの複雑な人間関係は面白いものです。
夫はしっかりと温まり、オレンジジュースのカクテルを飲んで悠々と帰ってきました。
最後の晩餐
17:00に座席指定のレストランへ夕食に行きました。
皆さんから「昨夜は来なかったので、有料の美味しい料理を食べに行っただろうと、噂をしていました」と言われました。
私たちは正直、スッカリ忘れていました。
ハウステンボスで昼食できなくて、14時過ぎにビッフェで食べたので、17時の指定レストランを忘れて、20時に再びビッフェで夕食をしたのです。
「ボケてスッカリ忘れて、ビュフェで食べてしまいました」と言いましたら、みんなで笑っておられました。
ベリッシマでは「最後の晩餐」になるために、スタッフさんが演奏をしたり、みんなで踊ったりしてくださいました。
クルーと客が一列に肩を組み合い、踊り出し船内が一つになりました。
司会のスタッフが、レストランのサービスをする彼、彼女の出身国や働く動機などを紹介してくれました。
主に東南アジア、東アジアの国々の若者でした。
彼らにエールを送るように頼まれ、名前も覚えて欲しいとのことでした。
私たちは自分の子供や孫たちを思い返し、涙を流しながら拍手や歓声を送りました。
私たちのテーブル担当は、「ラブリー・エリザベス」という凄い名前の、二十歳前後のインドネシアの女性でした。
それぞれが自分の人生を歩み、外国語を学び健気に働いていると思うと目頭が熱くなりました。
オールキャストの最後のショー
20:00にロンドンシアターに行き、「クルーズディレクター・ノリコが送る最後のショー」を鑑賞しました。
毎回のノリコさんの挨拶には、アーティストとクルー全員が一丸となって「お客さんを幸せにしよう」という気持ちをひしひしと肌で感じました。
過去4回に参加した全員と、有料のアクロバット・アーティストの出演でした。
モンゴルの女性のアクロバットは、旧ソ連のアートの流れを汲むもので、夫は以前モンゴルで見たことがあると言っていました。
大変な盛り上がりの中、フィナーレを迎えました。
プロムナードでは、22:15から「お別れのサンシャイン・パーティー」が行われ、花柄の装いで60年代、70年代にタイムスリップして踊るのです。
私たちは、初めてなので荷出しするスーツケースと、それ以外のリュックに分ける整理ができておらず、最後の盛り上がりのパーティは遠慮しました。
残念!!
しかし、荷物は22:30に廊下に出すことができて、ひとまず安心しました。
レセプションで精算手続き
「精算手続きの明細確認」は、必ず前日に、テレビかアプリかレセプションで行うように書いてありました。
下船後は金額訂正ができないそうです。
テレビの動きが遅いので、5階のレセプション(ホテルのフロントにあたる場所)で、精算書のペーパーをもらい、説明を聞きながら受け取りました。
2人の「Hotel Service Charge」「Tourist Tax」が「192,28$」、ジェラートが「7,48$」の合計「199,76$」を確認しました。
安心しましたら、喉が渇きましたので、隣のインフィニティバーで最後のスイカカクテルをいただきました。
部屋に帰り、シャワーを浴びて、慌ただしい最後の夜の眠りにつきました。
6日目:下船・自宅に帰る
昨夜は遅かったのでゆっくりと7:30に起床し洗面をしました。
最後の朝食
最後の朝食は8:00に、15Fのビュッフェで済ませました。
ご飯、味噌汁、納豆、卵を懐かしみいただきました。
東京港に近づく最後の海を、バルコニーから眺めました。
いよいよクルーズもお終いです。
東京港着岸
MSCベリッシマ号は、8:30東京港(東京国際クルーズターミナル)に着岸しました。
東京港の数限りない、クレーンが続いています。
先方には、レインボーブリッジやお台場が見えます。
下船時間が近づきましたので、5泊6日お世話になりました部屋に感謝の一礼をして退室しました。
下船開始
下船ナンバー18の私たちは、9:30にカルーセルラウンジに集合します。
スタッフさんの説明の後、次々と整然と下船して行きます。
船の出口でクルーズカードを「ピッ!」としますと、もう船には入れません。
多くのスーツケースから自分のものを見つけて、運び出します。
税関申告書を提出して、スーツケースを佐川急便にお願いします。
流れに沿いながら「東京テレポート駅行き」シャトルバスに乗り込みます。
着いたら「A社専用羽田送迎バス」に乗り、羽田空港に着きましたら自由行動になりました。
搭乗手続きを終えて、昼食に「力持ちうどん」を食べました。
羽田空港経由自宅帰還
13:30羽田発の飛行機に搭乗して、ちょっと居眠りをしましたら、15:00に地方空港に到着しました。
ANAの飲み物サービスでスープをいただきましたが、日本のスープの味は格別です。
在来線とタクシーを使い、17:00に自宅に到着しました。
一安心しました!!
クルージング、やり遂げた!!
まとめ
5日目は、下船準備と終日クルージングでした。
6日目は、「東京港」で下船し、「東京国際クルーズターミナル」から「東京テレポート駅」へ送迎バスで移動しました。
そして「羽田空港」まで別バスで移動し、ANAに乗り、無事に「自宅」に帰りました。
あっという間の、初めてのショートクルージングでした。
先輩のご夫妻から「高齢者はクルージングが一番楽だよ」と言われて挑戦しましたが、5連泊はホテル移動でなく、同じ船室なので本当に楽でした。
最大乗客5,500人の船であり、全長350mの広い船内ですが数日で慣れて行きました。
行事も7割がた楽しむことができました。
クルージングも、身体が元気な早い時期に参加した方が良いと思いました。
来年は、西地中海クルーズ(MSC)を予約しました。
また瀬戸内海の阪急フェリーも予約しました。
少しでも早く慣れて、少しでも長く旅を楽しみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
MSCベリッシマのキャプテン、クルーの方々、A旅行社のスタッフさん、お世話になりました皆様方、乗船客の縁ある皆様に、深い敬意と感謝を捧げます。
ありがとうございました。
See you(^^♪
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