ロンドンのセント・パンクラス駅:ハリーポッターのキングスクロス駅

ユルバの旅行

みなさま、こんにちは(^^♪

私たちシニア夫婦は、初めてのロンドンを1泊2日で旅をしました。

世界三大都市として、ロンドン、ニューヨーク、東京があげられます。

西洋文明・産業革命の発祥地の一つ、「英国・ロンドン」の雰囲気をリアルに感じるのを楽しみにして来ました。

街の多くの家々は、褐色のレンガに白色の窓枠という美しいコントラストでした。

象徴的なロンドン駅も、褐色のレンガで覆われ聳え立っていました。

東京駅は、ロンドン駅に倣ったのではないかと思いました。

今回は「ロンドン駅」で感じたリアルを、ご紹介したいと思います。

みなさまの旅の参考になれば幸いです。

ロンドン市内の赤い2階建てバス

初日は、ロンドン空港を降りて、バッキンガム宮殿、大英博物館、ウェストミンスター寺院、ロンドン塔などを観光し、ロンドンの魅力を十分に味わい尽くしました。

ロンドンの歴史、文化、芸術に触れ、昼食はロンドン名物の「魚のフライ料理」を堪能し、初めてロンドンで一泊しました。

翌朝、ホテルからバスで、ロンドン駅に向かいました。

ロンドンの街並みは美しく、ロンドンで有名な、赤い2階建てバスが行き交いました。

「セント・パンクラス国際駅」に到着する

ロンドンには沢山の鉄道駅がありますが、最も有名な駅をご紹介します。

「セント・パンクラス国際駅」は、今回乗る「ユーロスター」の発着駅です。

その隣にある「キングス・クロス駅」は、ハリー・ポッターの「ホグワーツ特急の出発駅」として有名です。

その他に、イギリス最大の規模と乗降客数を誇る「ウォータールー駅」、1番線ホームにあるクマの銅像が有名な「パディントン駅」、「リバプール・ストリート駅」、「ヴィクトリア駅」などがあります。

「セント・パンクラス駅」に着いて、ユーロスターの中で食べる昼食のフランスパンセットを貰いに行きました。

この白いバンが冷蔵車になっており、ツアー等の多くの注文品のパンが入っていました。

私たちは、人数分を受け取り、運んでツアーの皆様に配りました。

駅の構内に洒落た店舗がありました。

「ラデュレ」という、マカロン(卵白と砂糖とアーモンドを使った高級焼き菓子)を売る店でした。

世界三大マカロンは、「①ラデュレ」、「②ピエール・エルメ・パリ」、「③ダロワイヨ」と言われているそうです。

このお店の前が集合場所となり、1時間の自由時間となりました。

遅刻は、絶対に許されません。

ロンドンで「置いてきぼり」になると、みんなはパリに行ってしまうからです。

とても長い駅舎のプラットフォームは、全長210メートルあり、2007年のユーロスターの導入に合わせ拡張されたそうです。

この「セント・パンクラス駅」は、1868年にミッドランド鉄道のターミナル駅として開業しました。

駅舎は「ジョージ・ギルバート・スコット卿」の設計で、宮殿様の「ヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築」は、「セントパンクラス・チャンバーズ」と呼ばれています。

左側に時計塔を配置し、左右非対称の構成が特徴的です。

時計台の下まで小走りに歩き、隣にあるハリーポッターで有名な、キングス・クロス駅に、信号を渡って向かいました。

ハリーポッターで有名な「キングス・クロス駅」を見学する

横断歩道を過ぎて、「キングス・クロス駅」の正面に着きました。

建築家の「ルイス・キュービット」による設計の駅舎は、1852年に完成し、イギリス指定建造物1級となる文化財だそうです。

長大なる2連アーチの「トレインシェッド」を覆う、黄色レンガ造りの駅舎の南面には、最も古い時代の錬鉄製の「トレインシェッド」と、2連アーチのエントランスが壮麗に施されていました。

3月のロンドンは天候が悪いそうですが、少し雲がありますが青空が澄み渡っていました。

ここ「キングス・クロス駅」は、小説「ハリー・ポッター」のホグワーツ特急の始発駅として登場します。

作品の中では、ホグワーツ特急の発着線は、9番線と10番線の間の煉瓦の壁を通り抜ける設定でした。

映画版でのシーンは、4番線と5番線を、9番線と10番線に見立てて撮影が行われたそうです。

また「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では駅の外観も登場しますが、ゴシック様式が鮮明な「セント・パンクラス駅」の外観が使われたそうです。

私の見立てでは、やはり後者の方が、ロンドンらしい重厚感があり、カメラ写りも抜群だと感じました。

映画公開時、9番線と10番線の地面に「フロア・パネル」が設置されましたが後に撤去されたそうです。

その後、9番線と10番線のある建物の壁に、関係する「標識とオブジェ」が設置されました。

その場所を見ることはできませんでしたが、ロンドン駅をリアルに肌で触れた感触は生涯忘れないと思います。

「ユーロスター」に乗りパリへ出発する

「ユーロスター(ロンドンとパリを結ぶ高速鉄道)」は、開業時に別の駅をターミナルにしたため、在来線との関係で速度を上げられませんでした。

そこで、専用の高速新線を敷設し、ここ「セント・パンクラス駅」に接続し、2007年から高速化が実現でき、とても便利になったそうです。

写真は、「ユーロスター」の指定席に乗り、フランスパンのランチを食べながら、8番線からパリに向かって出発しました。

さようなら、ロンドン駅よ!!

まとめ

1804年に、産業革命の地・イギリスの「リチャード・トレビシック」が、蒸気機関車を最初に発明しました。

1814年、同じくイギリスの「ジョージ・スチーブンソン」が、蒸気機関車を石炭運搬用に実用化させました。

それから38年後、1852年に「セント・パンクラス駅」が誕生しました。

日本では江戸時代のころです。

日本では1872年に、イギリスから蒸気機関車を輸入して横浜、新橋間を走ります。

1893年に最初の国産蒸気機関車が完成しました。

遅れること79年で、追いついた先人の知恵と求道心には驚嘆します。

ロンドンの旅において、産業革命、蒸気機関車のルーツに出会え感激しました。

ロンドンでは飛行機を降りてから、観光を重ね、一泊してロンドン駅からユーロスターで、パリに行きました。

その間は、専属の黒人の運転手さんによる観光バスに乗りました。

ロンドンは40%が移民であり、アフリカ系黒人の方々は10%ほどだそうです。

多くが就労のためだそうで、明るい笑顔で挨拶をされ感じがよかったです。

しかし運転は荒く、他の観光地では考えられませんでした。

運転中はずっと、ガイドさんに大きな声で話し続けて、なんとなく悩みをぶちまけているように感じました。

移民問題は日本でも問題になりつつありますが、来られる方も、迎える私たちも、みんなが幸せになれるあり方を詳細に考える必要性を大いに感じました。

最後の別れでは、私たちは笑顔で「サンキュー」と言い、若いガイドさんはハグをして肩を叩き合い元気づけておられ、プロの対応に感心しました。

「リチャード・トレビシック」さん、「ジョージ・スチーブンソン」さん、「セント・パンクラス駅」、「キングス・クロス駅」でお世話になりました皆様方、運んでくださったバスの運転手さんに、深い敬意と感謝を捧げます。

ありがとうございました。

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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