下関ランチ・平家茶屋おすすめ【体験談】景色・料理・サービスが良い

ユルバの旅行

 

みなさま、こんにちは(^^♪

 

下関を旅して、名物料理といえば「ふく料理」と「瓦そば」です。

 

「ふく料理」は春帆楼で、「瓦そば」は川棚グランドホテルおたふくで、いただきましたので他の料理を探しました。

下関は、魚も豊富ですがご当地の野菜も美味しいと聞きました。

 

こちらにはベジタリアンやビーガンのお店が多くあり、美味しい野菜料理を食べてみたくなりました。

 

予約をしようと思いましたが、閉店されたり、営業日を縮小されたり、変更も多く予約が取れませんでした。

お魚料理のお店も沢山ありますが、大衆で賑わっているところは美味しそうですが、インフルやコロナも流行っていますので、チョッと心配です。

ネットで安全なお食事処を探しましたところ、「平家茶屋」さんを探し当て電話してみました。

 

個室は満席ですが、広間のテーブル席が空いているとのことで、予約が成立しました。

結果的に予想外に満足しましたので、皆様のご参考になれば幸いです。

▲平家茶屋さんは関門大橋の下に在ります

平家茶屋さんに向かう(体験談)

JR下関駅前近くから、タクシー(4km1,500円ほど)で向かいました。

 

関門橋の少し向こうの場所にあり、壇ノ浦の海沿いにあるようです。

タクシーは途中から左の崖のようなところを迂回して進みました。

 

カーブの鋭い交差点があり、運転手さん自ら信号ボタンを押して渡り、すぐ左の海峡側にお店がありました。

 

迂回路は、平家茶屋さん専用の道路と信号のように思いました。

天気はイマイチですが、景色は抜群なので夫が海峡を背景に写真を撮ってくれました。

 

すると、すぐにお店から女性店員が出てこられ、「お二人の写真を撮りましょうか?」と言われました。

 

なんと気の利いたお店かしら、と感激して撮ってもらいました。

▲外は素朴で中は豪華絢爛ながら落ち着いた空間です

豪華絢爛で落ち着いたお店に入店する

お店は、想像以上に綺麗で感じの良いお食事処でした。

「平家、京風、貴族、天皇家、花魁」をイメージする、およそ潮風満ちる港町と相反する、金銀の豪華絢爛の中に、落ち着いた雰囲気を持つ高級料亭と言った雰囲気でした。

店員さんの、服装や所作や言葉遣いも、心地よいサービスを感じました。

 

待合の椅子に5分ほど座って待ちましたら、迎えが来ました。

中央の広間の海峡側の奥のテーブルに案内されて、落ち着いた眺めの良い場所でラッキーでした。

 

着座すると、薄緑茶色の焼き物の急須と湯呑み、おしぼりとメニュー表が来ました。

ランチメニューコースが5種類ほどありました。

 

いろいろ目移りがしましたが、「清盛御膳」を2人前とノンアルコールビールを注文しました。

 

ビールで「今日までの夫婦70数年の健康を祝して」乾杯をしました。

▲一の膳の5品は魂が込められています

「一の膳」をいただく

最初に一の膳が運ばれてきました。

 

小鉢は、卵豆腐風のあっさりした、京風味の食感を楽しみました。

お造りは、肉厚のマグロやカンパチなど食べ応えがあり、流石に有数の魚市場の街だと感じました。

 

天ぷらは、海老、南瓜、シシトウ、ナスの小さ目があり、食の細い高齢者にも全部食べられました。

焼き物は、脂の乗った鰯の甘辛焼きとタケノコがあり、苦い菊の葉に甘辛を巻いて食べたところ絶品でした。

 

煮物は、あらだきと生姜とフキが炊いてあり、あっさりとした奥深い味付けは、本日最高の逸品でした。

▲二の膳も絶品揃いでした

「二の膳」をいただく

二の膳は、牛肉とツミレ4個、白菜、榎茸などが入った豪華な鍋料理で、透明の出汁の旨みは高級料亭に相応しい舌躍る秀逸品でした。

赤だし味噌汁は、巻ふと海峡のアオサと思しき味わい深いものでした。

 

茶碗蒸しは、小鉢ながら濃厚なクリーム状で、銀杏などの実の具材も行き届いていました。

ご飯も、選ばれたお米に炊き方もふっくらと甘い味わいでした。

 

香の物の糠漬けも、洗練されたピリッとした味付けで満足しました。

高齢者であり、たくさん食べられませんが、一品残らず全部いただき感激しました。

 

懐石風料理を一度に出す豪華版御膳3,300円は、大都市では考えられない安価でした。

平家茶屋さん、ありがとうございました。

 

満足、まんぞく、マンゾク!!

▲座席から海峡を渡る大型タンカーを撮影しました

「平家茶屋」の地理的・歴史的背景のロケーションと旬の料理

関門海峡が晴れ渡ると、空と海の青さが眩しく、先帝祭の平家の赤色の豪華絢爛と相まって、下関は歴史の街と化します。

日本史上悲劇の合戦と名高い、「源平最後の壇ノ浦の戦い」という物語を内包する下関のご当地です。

華やかで勇壮な昼の顔と、綺羅美やかでありつつ、どこか繊細さを含んだ夜の顔は、どこか平家の栄枯盛衰を思い起こさせます。

関門海峡壇ノ浦に隣接し、その景色を臨む一等地に佇む「平家茶屋」は、その背景に相応しい品格と、寛ぎを兼ね備えた極上級の空間に在ります。

その中で味わう旬の料理は、透明感ある「夏の活イカ」は、他では味わえない食感を持ち、下関の名物である「冬のふぐ」の魅力は、言うまでもありません。

イカ、ふぐに加え、下関という土地の魅力を閉じ込めた、地域の旬を味わえる食材のお料理を絶景とともにお愉しみください。

▲牛肉とツミレと野菜の具材に透明の出汁が絶妙でした

「平家茶屋」ご案内

店名:ふく料理と日本料理「平家茶屋」

住所:〒751-0813山口県下関市みもすそ川町1-1 (関門橋横)

TEL:083-222-2022

アクセス:JR下関駅から長府方面行のバスで約12分「みもすそ川公園」下車より徒歩1分、下関I.C.から車で約5分

営業時間:[ランチ]11:00~15:00(O.S.14:00) [ディナー]17:00~21:00(O.S.20:00)

定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12/31、1/1、お店に問い合わせてください

席数:200席、個室有

駐車場:有(50台)

▲焼き物の器も平家の京風を物語るものでした

まとめ

下関を旅して、名物料理の「ふく料理」と「瓦そば」はいただきましたので、それ以外の名物料理を探しました。

ベジタリアンやビーガンのお店が多くあり、ご当地の美味しい野菜料理を食べてみたくなりましたが、予約が取れませんでした。

 

インフルやコロナが大流行しているので、安全面も考えました。

ネットで「平家茶屋」さんを探し当て予約し、お食事をいただきましたところ予想外に満足しました。

 

源平合戦最後の戦い「壇ノ浦」という地理的・歴史的資源の間近に「平家茶屋」さんは在ります。

華々しくも哀しい歴史に思いを馳せながら、「平家茶屋」さんで旬の食事をいただくことは、ご当地でしか味わえない至福のひと時ではないかと感じました。

 

平家の方々に哀悼の意を表し、未来の子孫の繁栄を願い、最高のロケーションで、心温まるサービスをいただきながら、稀有な食事をいただきました。

「平家茶屋」の皆様、ありがとうございました。

 

この下関旅行の「総集編」として、『下関観光おすすめ【シニア夫婦体験】ふぐ料理・瓦そば1泊2日総集編』を書きました。

 

内容は、「スケジュール」「持ち物一覧」「旅行費用総額55,674円の明細」「観光地・食処の8体験談」を記しましたので、興味のあられる方はご覧ください。

 

シニア夫婦のアクシデントや失敗がありましたが満足な旅ができました。

 

ありがとうございました。

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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