みなさま、こんにちは(^^♪
先回の「孫の勉強の悩み①②③④」に続き、「孫の勉強の悩み⑤」を書きます。
私には、近所に住む娘の子どもである孫が3人います。
孫は中学生になり思春期や受験などの悩みが起こります。
悠岐(中3の男子)、夏子(中1の女子)、翔平(小5の男子)と仮名で呼びます。
孫は3人とも、学童野球を小学低学年から続けている「野球3兄弟」です。
今まで野球を主にして、勉強は従になっていました。
「孫の勉強の悩み④」では、「孫(中3・悠岐)の勉強の3つの悩み」、1.どうしても先生が好きになれない時は、どうすれば良いだろうか? 2.中学生の受験生は、何時間くらい勉強すれば良いだろうか? 3.みんなが、どうして苦労して大学に行きたいか分からない?について書きました。
孫(悠岐)の勉強4つの悩み
長男の悠岐が「9月の定期考査」に悩み、祖父母宅の勉強部屋での取り組みを進めるうちに、10連泊することになりました。
無事に定期考査を受けることができ、私たちも安堵しました。
私たちなりに最善を尽くしたので、結果はお任せしています。
この間、悠岐の悩みや質問をたくさん聞きましたが4点にまとめて記させていただきます。
❶目標の点数と、内申点を勝ち取るにはどうしたら良いか?
この悠岐の質問に対して、同じ中学出身の悠岐の叔父が「今の定期考査は試験範囲が明確に示されるので、授業中にしっかり理解して、試験範囲を3回復習すると大丈夫だ」と言いました。
叔父は、地域のトップ進学校と超難関大学に、塾に行かず現役で合格した経験がありました。
試験範囲の提出物と、復習資料の3回学習を計画しました。
9/4に1回目を終了、9/9に2回目を終了、9/13に3回目を終了する計画です。
結果的には、9/5に1回目を終了、9/12に2回目を終了、9/13から試験前日の最終学習として弱点の克服の学習となりました。
3回目は、できませんでした。
悠岐なりに最善を尽くしたと思います。
最善を尽くして結果は天に委ねます。
最善を尽くすことに意味があると思います。
❷簡単な間違いで、点が取れなかったことの対策はどうしたら良いか?
前回の試験の反省を聞き出したところ、社会で分かったところを書き間違えて15点失ったことが悔しいと言いました。
また、気が早いからでしょうか、文字が速書きで読み取れにくくて、国語と英語で各所で失点したと言いました。
社会は30分で書き終えて、そのまま回答用紙を裏返して、一度も見直しをしていないことも分かりました。
ごちゃごちゃ執着を持たない、アッサリした長男の性格です。
これに対しては、「必ず見直しを3回行うこと」を言いました。
50分ギリギリまで、「時間いっぱい見直しを行うこと」も言いました。
野球は一点取ることに、命懸けで全員で全集中します。
「振り逃げ、全疾走」の精神で最後まで諦めないことを言い続けました。
勉強の一点を取ることの重要性を話し「一点を笑う者は、一点に泣く」格言を伝えました。
❸問題がどうしても解けないときは、どうすれば良いだろうか?
野球の、ピンチやチャンスの緊張した時に、下腹に力を入れて「ファイトー」と相手に向かって叫びますが、実は自分自身に喝をいれるために叫んでいます。
打つ前の屈伸・腹式呼吸・笑顔などのルーティーンは、お腹に力を入れ、頭や上半身の緊張をほぐします。
解けない時は、深く深呼吸を3回行い、肩の力を抜いて全集中して考えることを伝えました。
また、時間が無いので、難しい問題はどんどん飛ばして、易しい問題から解いて、最後に難問を解くように話しました。
❹点数は高いが、授業態度で内申点が下がった場合はどうしたら良いか?
悠岐は、技術家庭科で高得点を取ったのに、内申点が低かったそうです。
理由を聞くと、男子だけの授業なので、好きな友達と座って良いので、つい授業中に話してしまうそうです。
これは減点の対象になると進学塾の資料に書いてありました。
先生は自分の感情で点数をつけるのではなく、文部科学省の「学習指導要領」に基づいて採点されています。
また、野球を例に話しました。
野球を見ていると、打者は一球一球ごとに必ず監督を見て、指示を仰ぎ頷いて、チーム全体の一点を取り、勝利を得るために全集中しています。
授業中も、必ず先生の目を見て、話されていることを理解して、頷いてサインを送るように話しました。
野球も勉強も、監督や先生との一瞬一瞬の全集中で点数獲得が決まると言い続けました。
「英単語100個暗記」の本試験の解答用紙が返る
先日は、悠岐が「英語を見ると頭痛がして吐き気がする!!」と言ったお話をしました。
宿題の中に「英単語100個暗記」という課題があり必死で取り組みました。
突如仮試験がクラスで行われ、97点取り、クラス4番で喜んだ話をしました。
本試験が行われ、解答用紙が返ってきました。
結果は98点でした。
15分という短い時間に必死で書いたようです。
13分で終わり、2分で見直しをしたそうです。
仮試験の、97点の時の間違いは、「あたたかい warm」をwram、「驚いた surprised」 をsurprsed、「調子が悪い wrong」を wlong、と書いたそうです。
本試験の、98点の時の間違いは、「だれのWhose〜?」を Whoes 、「3つ以上の間に among」を amang と書いたそうです。
先回間違えたところは正解しましたが、新しく間違えたところが2問ありました。
時間が少ないので、単語暗記の速さと正確さを求められると、まだ弱いと思いました。
本試験は、みんなが必死に勉強して90点代、80点代、それ以下と、それぞれ三分の一くらいだったそうです。
母親に見せたら、速書きで、スペルが本人しか分からないような乱れた状態でしたが、本人とは思えないしっかりしたスペルになったと言っていました。
とりあえずは、先回試験と比べると進歩した結果が出てよかったです。
まとめ
8/23~27の5日間(夏休み宿題完了を目的とする)
8/28~9/14の18日間(9月の定期考査の所定の目標を完遂することを目的とする)
長男の悠岐が、祖父母宅の勉強部屋での取り組みを進めるうちに、10連泊し、24日間の缶詰勉強が無事に終わりました。
この後半に、悠岐の悩みや質問をたくさん聞きましたが4点をまとめて記させていただきます。
試験範囲の3回復習を、日にちで切り計画しました。
初めての経験なので2回復習し、最後に苦手の克服をして試験に臨みました。
結果はお任せです。
これに対しては、「必ず見直しを3回行うこと」、試験時間50分ギリギリまで、「時間いっぱい見直しを行うこと」を確認しました。
難しい問題はどんどん飛ばして、易しい問題から解いて、最後に難問を解くように話しました。
どうしても解けない時は、深く深呼吸を3回行い、力を抜いて全集中して考えることを伝えました。
授業中は、必ず先生の目を見て、話されていることを理解して、頷いてサインを送るように話しました。
野球も勉強も、監督や先生との一瞬一瞬の全集中で点数獲得が決まると言い続けました。
お陰様で「9月の定期考査」を無事に終えることができました。
孫の勉強に関与して、勉強部屋を提供した24日間(10連泊)は大変でしたが、多くの学びと教訓を得ました。
次回は、試験が返ってきたこと、その後の展開をまとめて「孫の勉強の悩み⑥」に記させていただきます。
下記の①〜④と共に興味があります方はご覧ください。
同じような環境(孫の勉強の悩みに直面される)の皆様の、ご参考になりましたら幸いです。
孫の勉強6つの悩み①【シニア体験談】中学生に集中できる部屋を提供
孫の勉強5つの悩み②【シニア体験談】英語を見ると頭痛と吐気がする
孫の勉強5つの悩み③【体験談】勉強の計画はできるが実施ができない
孫の勉強3つの悩み④【体験談】先生が好きになれない・勉強時間は?
孫の勉強7つの悩み⑤【体験談】目標の点数と内申点を勝ち取るには?
孫の行動4つの悩み⑥【体験談】知育・徳育・体育の全人教育の必要性
孫の勉強4つの悩み⑦【体験談】試験結果は点が思うほど伸びなかった
孫の入試4つの悩み⑧【体験談】スポーツ・特色推薦、私立・公立入試
孫の入試4つの悩み⑨【体験談】特色推薦の志望校選定、内申点上げる
孫の入試4つの悩み⑩【体験談】公立高校入試の本番試験対策を考える
See you(^^♪
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