みなさま、こんにちは(^^♪
6月初旬、「韓国ツアー旅行4日間」に、シニア夫婦で参加しました。
１日目は、日本からの移動とホテルの宿泊のみでした。
2日目は、「景福宮」「北村韓屋村」「仁寺洞」「青瓦台」を観光し、昼食で「サムゲタン」、夕食で「プルコギ」をいただきました。
3日目は、「ロッテ免税店」「水原華城」「NANTA」を観光し、昼食は「カルグクス」、夕食は「サムギョプサル」をいただきました。
「サムギョプサル」は、初めて来た国の料理と店なので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。
▲サムギョプサルの定番料理が並びます
「サムギョプサル」とはどんな料理でしょうか？
「サムギョプサル」とは、スライスした豚バラの3枚肉を焼いて食べる、韓国の定番焼肉です。
朝鮮語で「サム」は数字の3、「ギョプ」は層、「サル」は肉を表し、日本では三枚肉を意味します。
日本で焼き肉のメインは牛肉ですが、サムギョプサルは豚バラの厚切り三枚肉を、全く味付けせずに焼くのが特徴的です。
味付けしない豚の三枚肉を1.5cmくらいにスライスし、火の上で表面がカリッとなる程度に焼きます。
焼けた肉は、食べやすい大きさにカットして、焼いたキムチやみそダレを付けてサンチュで巻いて、ポイッとひと口で食べるのが美しい一般的な食べ方です。
「サムギョプサル」は、韓国グルメベストテンでも、トップに選ばれるほどの人気グルメです。
▲「中一會館・明洞店」は韓牛を料理する馴染み店です
「中一會館・明洞店」とはどんな店ですか？
「中一会館(チュンイルフェグァン)」は、高級韓牛(ハヌ、韓国在来種の牛)を使用した生カルビをはじめ、ミノやテッチャンなどプリプリ・コリコリしたホルモンなどの、韓国焼肉メニューでお馴染みのお店です。
上質の韓牛などのお肉を、こだわりの忠清北道産などの欅のみの炭火で香り高く焼くことで、味わいが更にアップしました。
焼き加減を熟知したスタッフが、一番美味しいタイミングで焼き上げ、お客さんは頬張るだけで焼肉を堪能できます。
多くの観光客に美味しいお肉を味わってもらいたいと、2019年には明洞に2号店をオープンしました。
▲「中一會館・明洞2号店」は、路地裏の隠れ家的焼肉店です
「中一會館・明洞店」に到着する
明洞の「NANTA」を鑑賞してから、興奮冷めやらぬ間に夕食に向かいました。
同じ通りを少し歩いて、左の路地を曲がり、少し進むと「中一会館・明洞店」がありました。
本店と2号店があるそうですが、私たちは2号店に案内されました。
25名ほどの団体客の一員として、ガイドさんに連れられて入店しました。
一階の4人席に、アラフォーの女性2人と相席しました。
韓国の焼き肉として最も人気の高い「サムギョプサル」を、とうとういただく日がやってきました。
韓国に仕事でよく行く息子たちから「サムギョプサル」の美味しさを、いやと言うほど聞かされていました。
▲七輪の上に、水の入った下鍋が置かれました
アラフォーの2人の女性も「楽しみにしていました！」と直ぐに生ビールを注文されました。
私たちは、烏龍茶をお願いしました。
旅の最終食事を祝って「乾杯！！」しました。
店員さんが、日本の七輪のようなものに、炭がおこったものをテーブルの中央に入れ込みました。
炭から凄い火力が放出し、ワンランク上の炭の威力を感じました。
その上に、ステンレス製の水の入った下鍋を据え付け、その上に鋳物製のジンギスカンの帽子のような上鍋が置かれました。
この上で焼いて、油を流し、こんがりとした炭火焼きの食感を出すのだと思いました。
▲迫力ある1,5cmの厚さの豚バラ3枚肉が、2人前盛られています
「サムギョプサル」を食べる
食材が運ばれてきました。
韓国海苔、ニンニク、唐辛子味噌、クスのマヨネーズあえ、ごま塩、キムチ、葉野菜の薬味和え、サンチェ、エゴマの葉などが、所狭しと並べられました。
そして「サムギョプサル」が、4人分の12枚置かれました。
私たちは、オカズをいただきながら、大きな豚肉を眺めていました。
女性の小慣れた店員さんがやってきて、サムギョプサルを4個次々と鍋に並べていきました。
ジュージューと音がして肉汁が、鍋の穴から下にしたたり落ちました。
▲熱くなった鍋頭に豚バラ肉が乗せられます
間髪を入れず、店員さんがハサミで肉を切り始め、大きさをキレイに揃えて、私たちに食べるように促しました。
4人で、直箸でサムギョプサルを取り合いました。
ジュージューと油が煮立ち、こんがりと炭火焼きの匂いが香り、唇が焼けるようなアツアツを感じ、噛み砕き、喉に放り込みました。
口中いっぱいに、豚バラ肉の旨みが広がり、焼いた香りが鼻から抜けていきました。
「美味しい！」
「ついに食べた、サムギョプサル万歳！！」
と叫びたい気持ちでした。
▲焼き上がった豚バラ肉を食べ易い大きさにハサミで切ってくれます
二つ目は、サンチュにお肉、ニンニク、唐辛子味噌、海苔を乗せて巻き込んで、美しく一口で放り込みました。
様々な味が絡み合い、ハーモニーをなして押し寄せ、最後は肉の脂身をサンチュが吸収して、あっさりとした食後感に、次の食欲をそそります。
お相手の2人のアラフォーはビールを、私たちは中国の王様の飲み物である烏龍茶をいただきながら、サムギョプサルに舌鼓を打ちました。
最後は、何回も美味しいキムチを追加しながらご飯をいただきました。
ご馳走様でした。
満足！まんぞく！マンゾク！
▲夕闇迫る「中一會館・明洞店」です
基本情報
▲サムギョプサルを食べる前に烏龍茶で乾杯！！
まとめ
初めて来た国の料理と店なので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。
▲食べても食べてもお肉が切られます
ネット検索していましたら、あるところで「韓国料理・ベスト15」が紹介されていました。
- サムギョプサル（焼きもの）◎
- ビビンバ（ご飯系）◎
- スンドゥブチゲ（鍋もの）
- サムゲタン（スープ）◎
- ソルロンタン（スープ）
- カルグクス（麺類）◎
- カムジャタン（鍋もの）
- トッポギ（炒めもの）
- プルコギ（焼きもの）◎
- チャジャンミョン（麺類）
- チヂミ（焼きもの）◎
- キムチ（発酵食品）◎
- キムパッ（ご飯系）
- タッカンマリ（鍋もの）
- フェ（刺し身）
◎は、私たちがこの度の韓国旅行で食べた食事です。
一番が「サムギョプサル」であることに驚きました。
韓国焼肉は有名ですが、「サムギョプサル」の豚バラ肉三枚おろしが一番と言うことは、初めて知りました。
40年ほど昔、韓国の長老の方に会いましたが「豚肉が健康に一番良い」と言われ、その方は日本に来られてもスーパーで豚肉を買い、ご自分で料理をされていたことを思い出します。
この度は、ご当地ソウルで本物の豚バラ肉3枚焼肉をいただきまして、誠に光栄で感激しました。
「中一會館・明洞店」の創業者様、料理人様、スタッフの皆様、韓国伝統の家庭料理の「サムギョプサル」を美味しくいただきましてありがとうございました。
カムサハムニダ！！
See you(^^♪
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