はじめに
こんにちは(^^♪
私たち夫婦(70代前半)は、2泊3日で沖縄をゆっくり旅してきました。
今回は最終日に行きました「波上宮」の紹介をさせていただきます。
神社であり、明治天皇の銅像があり、隣は寺院がありますので日本本土とどのような繋がりがあったのか少し興味がありました。

▲ホテルの玄関から出発する
波上宮の観光に行く
波上宮(なみのうえぐう)は、創始年は不明ですが、古い岩盤の上に立ち、はるか昔から沖縄の祈りの聖地でした。
ある時、ご神託があり熊野権現(和歌山県の熊野三山の神様)を祀る社殿を、この地に造りました。
当地の那覇港は中国、南方、朝鮮、大和などの交易の基地であり、各国の出舟入船は航路の平安をこちらで祈りました。
王様も毎年正月に国家の平安と繁栄を祈られ、朝野をあげての尊崇を集め、琉球八社の一宮(いちのみや)とされました。
ホテルから波上宮まで1kmちょっとあり、ネットに沖縄の三大パワースポットという記事もあるので、夫は1人で散歩がてら出かけました。
日差しが強くて、歩くと汗が流れ出たそうです。
この一帯は、ホテルや歓楽街でいっぱいです。
平日の午前中なのに、3人の客引きに声をかけられたそうです。
逆に客引きのおばあさんに「波上宮はどう行くでしょうか?」と尋ねたら、親切に教えてくださったそうです。

▲波上宮の第一の鳥居です
波上宮に到着
波上宮の門前に着くと、観光バスから沢山の中国人、台湾人の観光客の方々が降りて写真を撮りながら参拝に登って行かれたそうです。
隣には、護国寺(高野山真言宗)があり、沖縄の寺院では最も古いそうです。
二つ目の鳥居をくぐると、手水舎があります。
そして本殿は琉球瓦に朱塗りをふんだんに取り入れ、本土より明るい沖縄らしい神社です。
古来より、交通安全、縁結び、安産、子孫繁栄、延命長寿にご利益のある神様だそうです。
多くのインバウンドが、記念撮影やおみくじなどを買っておられました。
お賽銭をあげて、見ようみまねでお参りをしました。
左手には明治天皇の立派な銅像が立っていました。
この神社は戦争で破壊されたそうですが、各方面から寄進を受けられ、神社本庁が管轄されているようです。

▲御由緒が書いてあります
展望台やビーチや拝所もあるそうですが、時間的に無理なので帰路につきました。
沖縄には、琉球王国の祭祀所が首里城にあり、沖縄の古代からの神様が斎場御嶽にあるそうです。
また孔子廟も有名で、今回は行けなかったですが、次回は行ってみたいです。
波上宮は神道ですので、日本の神様だと思います。
中国の方々が波上宮にたくさん行かれるのは違和感がありました。
しかし以前、中国の友人が「中国は政治と文化は違う」と言ったのを思い出しました。
中国人旅行者の方々は、日本文化に触れたくて観光されると思います。
私が孔子廟の道教に触れてみたいように、人びとは異質の世界を知りたいと思うのでしょうか。
旅は色々と見聞が深まり勉強になります。
夫は歩いて波上宮から、いろいろ考えながらホテルに帰ってきました。

▲タクシーから波上宮を見ました
まとめ|沖縄はシニア夫婦にとても優しい旅先
沖縄は固有の文化や宗教があると思っていました。
長い歴史の中で、固有の文化を守り、融合し、新しい文化を築き、私たち旅人に語りかけてくださり、その醍醐味を十分に満喫しました。
シニア夫婦の沖縄旅行体験を、詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
波上宮を運営される皆様に、リスペクトし感謝を捧げます。
See you (^^♪

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