はじめに
みなさま、こんにちは(^^♪
大切な人が旅立つとき、 ①食べなくなる、②眠る時間が増える、③「お迎え」が見える、そして一時的に元気になる④「中治り」があります。看取りの前に知っておきたい4つの体の変化と、家族ができることをやさしく解説します。
母がお迎えの知らせ
先日、96歳になる母が暮らす施設から「食べなくなってきたので、お迎えの心の準備をしてください」と連絡がありました。
すぐに弟と面会に行きました。弟が前に訪ねたときは、眠ってばかりで返事もなかったそうです。
ところが今回、看護師さんから「また元気になられて、しっかり召し上がっていますよ。ひとまず安心です」と言われ、胸をなでおろしました。
とはいえ、「もしも」のときはいつか来ます。弟と相談して、会員になっている葬儀場に家族葬の相談にも行き、子どもたちにも現状を伝えました。子どもたちは小さい時から母からよくしてもらい、ちょっと体調が悪いと聞くと目を真っ赤にします。
そんな中、夫が見た「YouTube動画」が、今の私たちの悩みにぴったりでした。弟や子どもたちにも送ったところ、「知っておいてよかった」と言いました。コメントにも「もっと早く知っておればよかった」と多くの声が寄せられていました。
私たちもとても感動しましたので、同じ思いで過ごしている方の、心の灯りになればと思い、ここでご紹介します。
※動画は「AIによる生成を含む」と明記されたもので、物語(フィクション)の可能性があります。ここでは、物語から学べる「看取りの知識と心構え」を、一般的な医療・介護の知見と照らして整理しました。

▲印象派が好きで部屋に飾って楽しんでいます❤️
「4つの体の変化」動画のあらすじ
心温まる姉妹の物語です。語り手は70歳の女性(妹)。42年間看護師として働き、最後の10年はホスピスの婦長を務めた77歳の姉から、ある日突然「私は年内に亡くなる。最後まで見ていてほしい」と告げられます。
末期がんで、余命は3ヶ月ほど。姉は病院での延命治療より、自宅で過ごすことを選びました。姉は妹に「これから私の体には順番に4つの変化が起きる。起きるたびに教えるから、看護師の最後の授業だと思って」と言います。
そして実際に、①食べられなくなり、②眠る時間が長くなり、③亡くなった母の姿が見え、④最後に一日だけ元気になる……という経過をたどり、姉は穏やかに旅立ちます。残されたノートには「授業は半分が口実だった。そばにいてほしいと言えなかったの」と書かれていました。
変化その1:食べられなくなる
何が起きるのか
亡くなる1ヶ月ほど前から、食事や水分の量が少しずつ減っていきます。
家族がしてしまいがちな間違い
「食べないから弱る、死んでしまう」と思い、必死に食べさせようとすることです。
知っておきたいこと
- 終末期は、体がエネルギーを必要としなくなり、消化する力も落ちています。「食べないから亡くなる」のではなく、「亡くなる時期が近づいて、食べられなくなる」と考えるほうが実情に近いです。
- 無理に口に入れると、むせて肺に入る(誤嚥)危険があります。
- 動画の語り手は、「食べてほしい」という気持ちの半分は、実は家族自身が安心したいためだったと気づきます。この気づきは、多くのご家族に当てはまると思います。
- 食べさせる代わりにできること:お気に入りの味を少量だけ口にふくむ、氷のかけらや好きな飲み物で唇を湿らせる、口の中を清潔に保つ、手や足をさする、そばで話しかける。
ひとつ補足(大切です)
高齢の方は、食べたり食べなかったりを繰り返しながら、一進一退で経過することがよくあります。また、食欲低下の原因が、口内炎や入れ歯の不具合、便秘、薬の副作用、飲み込みの問題など、対処できるものの場合もあります。「もう終わりだ」と決めつけず、まずは施設の看護師さんや主治医に相談してください。
点滴について
動画では「点滴はしない」と言い切っていましたが、実際にはケースバイケースです。終末期は体が水分を処理できず、過剰な点滴がむくみ、痰、胸水(胸に水がたまること)を増やして、かえって苦しくなる場合があります。一方、少量の補液が楽になることもあります。本人の意思と、医師・看護師の説明をよく聞いて、家族で話し合って決めるのが一番です。

変化その2:眠る時間が長くなる
何が起きるのか
うとうとする時間が増え、呼びかけても反応が少なくなります。
知っておきたいこと
- 体が省エネの状態に入っていくためと説明されます。無理に起こさず、そっと見守ります。
- 聴覚は、最後まで残りやすい感覚だと言われています。完全に証明されたわけではありませんが、聞こえているかもしれないつもりで話しかけることは、本人にも家族にもよいことです。
- 話題は特別なことでなくて大丈夫です。動画の言葉を借りれば「実況中継でいい」。「今日は雨ね」「お茶を入れるわね」「みんな元気よ」。暮らしの音が、安心につながります。
- 悪口や、本人が気に病むような心配ごとは避けたほうがよいでしょう。
変化その3:「お迎え」が来る(お迎え現象)
何が起きるのか
誰もいない方向を見つめる、亡くなった家族の名前を呼ぶ、「母さんが来ている」と話す。
知っておきたいこと
- 日本の在宅看取りの調査では、遺族の約4割がこうした体験を見聞きしたという報告があります(調査により数字は異なります)。決して珍しいことではありません。
- 医学的には、せん妄(意識の混乱)や薬の影響、脳の働きの変化と説明される場合もあります。ただ、多くの方が穏やかな表情になることから、昔から「お迎え」として大切にされてきました。
- 家族ができることは否定しないこと。「誰もいないわよ」とは言わず、「誰が来たの?」「何て言ってる?」と聞いてあげてください。
- 動画の物語では、このとき長年の心のわだかまりが解け、静かな和解の場面が訪れます。
注意点
もし、本人が怯えていたり、強い興奮や苦痛があるときは、「お迎え」と決めつけず、お薬で楽になることもありますので、すぐに医師・看護師に相談してください。

変化その4:一時的に元気になる「中治り」
何が起きるのか
亡くなる数日〜数週間前に、急に目に力が戻り、起き上がって、食べたい物を口にし、よく話し、笑う……。まるで病気が治ったかのように見える日があります。
動画では「仲直り」と言っていましたが、正しくは**「中治り(なかなおり)」**と書きます。病状が一時的に持ち直す現象を指す言葉です。「亡くなる3日前に急にお寿司を食べた」といったお話は、ご近所でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
知っておきたいこと
- 体が最後の力をふりしぼって、お別れの時間をつくってくれていると受け止める考え方があります。
- 家族は「治ったのでは」と期待しがちですが、これが一番心が揺れるところです。動画の語り手も、あれだけ学んだのに、真っ先に「治ったのかも」と思ってしまいます。
- この日にしておきたいこと(動画より)
- 会わせたい人に、早めに連絡する
- 「治ったね」と言わず、その時間をともに過ごす
- 言い残しや伝えたい言葉は、明日に回さずその日に伝える
ひとつ補足(大切です)
中治りはすべての方に起こるわけではありません。起こらなかったからといって、何かを見逃したわけでも、落ち度があったわけでもありません。また、順番も人それぞれです。動画の「4つの変化」は、あくまで「よくある経過の一例」と考えてください。

在宅や施設での看取りと、事前に決めておきたいこと
動画の中で姉は、救急車を呼ばないよう頼み、冷蔵庫に連絡先を貼っておきました。これは在宅での看取りを決めていた場合のお話です。
- 救急車を呼ぶと、原則として心肺蘇生や救急搬送が行われます。穏やかな最期を望む場合は、事前に、かかりつけ医・訪問看護ステーションの夜間連絡先を確認しておくことが大切です。
- 施設の場合は、施設ごとに看取りの方針(看取り介護の同意書、急変時の対応)が決まっています。元気なうちに、施設と「急変時にどうするか」を話し合っておくと、いざというとき迷いません。
- 「病院で点滴をしながら見送る」のも、「家や施設で自然な形で見送る」のも、どちらも立派な愛情の形です。大切なのは、本人の意思と家族の納得です。
私たち家族がしている備え
- 兄弟・子どもたちと現状を共有する
- 葬儀について、元気なうちに相談しておく(縁起が悪いことではなく、慌てないための準備です)
- 施設の看護師さんと、急変時の連絡方法を確認する
- 面会のたびに、「ありがとう」を口に出して伝える

おわりに
動画の最後に、姉はこう言い残します。
「死は体の失敗ではない。体が最後にやり遂げる、一番大きな仕事」。
知ることは、あきらめることではありません。ちゃんとさよならを言うための支度なのだと思います。そして、元気なうちに大切な人と「食べられなくなっても無理させなくていいからね。でも耳は聞こえるらしいから、たくさん話しかけてね」と話しておく。この一言が、残された人の後悔を軽くしてくれるはずです。
看取りをする方も、旅立つ方も、穏やかな時間に包まれますように。
あなたの大切な方には、どんな「最後の合図」がありましたか?
【出典】 YouTube「優雅な老後日記」『看護師が教えてくれた、亡くなる1ヶ月前から現れる体の変化』(2026/8/6公開)※AI生成を含む動画です。
ありがとうございました。
See you(^^♪

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