孫の行動4つの悩み⑥【体験談】知育・徳育・体育の全人教育の必要性

シニア生活の悩み

みなさま、こんにちは(^^♪

先回の「孫の勉強の悩み①〜⑤」に続き、「孫の行動4つの悩み⑥」を書かせていただきます。

私には、近所に住む娘の子どもである孫が3人おります。

孫は中学生になり、思春期や受験などの悩みが起こります。

悠岐(中3の男子)、夏子(中1の女子)、翔平(小5の男子)と仮名で呼ばせていただきます。

孫は3人とも、学童野球を小学低学年から続けている「野球3兄弟」です。

今まで野球を主にして、勉強は従になっていました。

先回までは、孫の勉強の悩みを書きましたが、今回は孫の行動面についての悩みを書きたいと思います。

▲若い行動力は凄いパワー

孫(悠岐・中3)の行動4つの悩み

1ヶ月以上生活を共にしていますと、良い面はたくさんありますが、「ここを直したらいいなー」と言うことが目についてきます。

いわば孫自身の悩みではなく、共に住む祖父母の悩みです。

❶靴をひっくり返して揃えない
❷部屋を片付けない
❸不満をすぐに口に出し、止まらない
❹「ありがとうございます」との丁寧語を言わない

孫は良い面がたくさんあります。

清潔で綺麗好きです。

帰ったら手を洗い、スポーツマンらしくシャワーを浴びて身体中を綺麗にする清潔好きです。

ミニマリストに憧れ、部屋をシンプルにして、ごちゃごちゃするのが嫌いなようです。

何かしたら、必ず「ありがとう」と言います。

食べた後の食器は必ず片付けます。

時間は厳守します。

毎朝、笑顔で明るく「おはよう」と挨拶します。

隠し事がなく何でもありのままを言います。

悩みが起こったら、全てを言って吐き出します。

朝は、自分で起きて、身支度をします。

とても手がかからない子どもです。

▲キレイ好きの孫

しかし、昭和の祖父母から見ると、令和を生きる孫に、「ここを直したらいいねー」と言うところが目に付いてきます。

家事の「さしすせそ」と言う言葉があります。

裁縫、躾、炊事、洗濯、掃除」です。

子どもを見ると「」をしないといけないと、つい思ってしまうのは昭和うまれのせいでしょうか。

孫は迷惑かもしれませんが!

❶靴をひっくり返して揃えない

孫は毎日、学校から帰ると「ただいま」と大きな声で言って帰ります。

声の調子で、学校の1日が分かります。

ほとんど明るい声で帰ります。

彼は綺麗好きのミニマリストですので、靴は綺麗に揃っていますが、そのまま上がっています。

ひっくり返して揃えるといいなー」と思ってしまいます。

私は見たら必ずひっくり返して揃えます。

「ひっくり返して揃えなさい」と言うのは、強制的で嫌ですね。

▲中央は孫の靴です

思いついたには大谷翔平さんです。

彼は「ゴミを拾うと運を拾うので、運が良くなり、絶好のチャンスが到来して、良いパフォーマンスができる」と言う意味のことを聞いたことがあります。

彼は、ゴミを拾ったり、困っている人を助けたり、疲れていてもファンサービスをしたり、運をたくさん貯金しているので活躍ができ、ファンがたくさんできて多くの人々を感動させているのでしょう。

悠岐にそのことを話して、「靴をひっくり返して揃える」ことの大切さを話しました。

彼は快く了解し、実践してくれています。

自宅に帰ってからも実践し、妹弟にも写ってきているようです。

息子の通っていた大学の学是に「技術に堪能なる士君子を育てる」に感動したことがあります。

勉学や技術に精通すると共に、道義心のある人格者を養成すると言う意味だと思います。

▲野球で立派な人づくり

日経新聞に、野球を通して立派な人間を作る、「アフリカ全土に甲子園を」と元JICA職員さんが奮闘されている記事を見ました。

アフリカ55カ国に、日本の高校野球を模した甲子園大会を定着させようとされています。

野球で身体を鍛え、培われた礼儀や規律遵守や他者への思いやりなどの人間性を、将来のビジネスパートナーとなるアフリカの人材育成に貢献したいと活動されているそうです。

ただ知識一辺倒ではなく、全人教育(智育・徳育・体育・情操教育など)が大切だと感じました。

孫にも、その一助となればと思い、老婆心を少し発揮している次第です。

❷部屋を片付けない

私は悠岐(孫・中3)の勉強部屋の空気の入れ替えのため、窓を開けに行きます。

天気の良い日には、布団やマットを干します。

投げっぱなしの、パンツやシャツの臭いものを集めて洗濯機に放り込みます。

机の上の消しゴム屑を集めて捨てて、雑巾で拭きます。

とてもスッキリします

▲部屋が整理されると頭もスッキり

本やノートやプリントは乱雑になっていますが、片付けません。

以前、息子の勉強道具を片付けたら叱られました。

置いた場所は僕しか分からないから、そのままにしておいて欲しい」と、言われたことがあるからです。

孫に「綺麗に片付けたら勉強が頭に入るのでは?」とか「人から片付けられたら嫌ではないの?」とか聞きました。

孫は「綺麗な方が好きだけど、面倒臭いから片付けないよ、でも人が片付けてくれるのは嬉しいよ」と言いました。

まだ、子どもだなぁと思いながらも、嬉しくて片付けを続けました。

綺麗好きですが、「もう少し片付けてほしい」は老婆心のようです。

▲体育祭の練習はキツイです

❸不満をすぐに口に出し、止まらない

孫は正直で隠し事をしません。

何でも屈託なく話し、さっぱりとした性格です。

その分、嫌なこと、不満も歯に絹を着せずハッキリ言います。

体育大会の合同訓練がキツい、後半に弱い人達がダウンするので助けながらやるのは疲れる、ヘトヘトになる、大縄跳びの縄回しになった、100回以上回すので野球部員になった、相当キツい、疲れた、などと言い出したら尽きません

私は、「大変だねー、きついねー」と同情して心から共感します。

しかし、夫は違うのです。

言霊は、キツい等のマイナスを言うとマイナスが倍になる、ありがとう等のプラスを言うとプラスが倍になるよ!

自分が言った言葉は、ブーメランのように自分に返ってくるよ!

と理屈を言うのですが、孫は「我関せず」です。

言うだけ言ったらスッキリして、勉強部屋に消えて行きました。

夫「じいじ」は不満のようですが、私「ばあば」はこれで良いと思います。

▲丁寧語は難しい

❹「ありがとうございます」との丁寧語を言わない

孫は「ありがとう」と常に感謝の言葉を言います。

車に乗せてもらっても、洗濯してもらっても、掃除してもらっても、食事をしても、「ごちそうさま」「ありがとう」と感謝の言葉を発します。

感心だと思います。

しかし、しばらくしたら私も欲が出ました。

目上の人には「ありがとうございます」と丁寧語を言った方が良いと思いました。

これをどう伝えようか悩みました。

野球部の父兄が車で送って下さったときに「ありがとう」はおかしい

監督や学校の先生に「ありがとう」と言っていないだろうか

推薦の試験の時に「ありがとう」では失敗する。

祖父母は目上だから「ありがとうございます」と言いなさい、と言うのも言いにくいです。

丁寧語を使うことを教えるために、今は良いチャンスを狙っております。

▲思いつくまま書いて貼りました

全人教育(智育・徳育・体育)の大切さ

15年間、別の家で生活していた少年と、24日間寝食を共にして、さまざまな心が湧き上がってきました。

学校の勉強から始まりましたが、共に暮らすと、人間が共に生活する大切なことが思い至ってきました。

フッと思ったのは、若い時に聞いたことがある全人教育とか全体教育の中で、智育、徳育、体育のバランスをとることでした。

孫(悠岐・中3)の、現実のままで必要なことを考えました。

❶智育
  • 高い学業を身につける
  • 本を読む習慣を身につける
  • 受験生の苦しみを体験する
  • 世界の人々を助ける英語力を身につける
  • 全集中する缶詰勉強を経験する
  • 勉強癖をつける

▲読書習慣、勉強癖をつける

❷徳育
  • 先に挨拶をする
  • 靴を揃える
  • 整理整頓
  • ゴミを拾う
  • 来た時より美しく去る
  • 正義感を持つ
  • 謙虚な心を持つ
  • 社会のため他人のために尽くす心を持つ
  • 金や物を大切に使う

▲闘いとノーサイドがある

❸体育
  • 野球を通して立派な人間づくり
  • 健全な心身をつくる
  • 忍耐力、辛抱力、我慢力を養う
  • 人の面倒をみる体力を養う
  • 弱い人を助ける体力を養う
  • 笑顔とありがとうの口癖をつける

と、勝手に悠岐を見ていて思い浮かびました。

悠岐が持っている長所と、もっと伸ばして欲しいところ、必ず培って欲しいところなどです。

老婆心が多分にあり、どんどん湧いてきます。

ごめんなさい!!

▲靴を揃えると美しい

まとめ

第1期「祖父母宅の勉強部屋」:8/23~27の5日間(自宅から通い)夏休み宿題完了を目的とする
第2期「祖父母宅の勉強部屋」:8/28~9/14の18日間(途中10連泊)9月の中間考査の目標完遂を目的とする

今回は、孫の行動面についての悩みを4つを書かせていただきました。

❶靴をひっくり返して揃えない

悠岐に、大谷翔平さんを例に、「靴をひっくり返して揃える」ことの大切さを話しました。

彼は快く了解し、実践してくれ、妹弟にも写ってきているようです。

❷部屋を片付けない

綺麗好きな悠岐ですが、「もう少し片付けてほしい」と願うのは老婆心のようです。

❸不満をすぐに口に出し、止まらない

私は同情し共感しますが、夫は直そうとします。

夫「じいじ」は不満のようですが、私「ばあば」はこれで良いと思います。

❹「ありがとうございます」との丁寧語を言わない

将来のために丁寧語や尊敬語を話して欲しい

今はそれを伝えるために、良いチャンスを狙っております。

▲無限の可能性を持つ子供達

今回は、勉強以外の行動的な悩みを書かせていただきました。

そして全人教育の大切さを知らされました。

まだ、中間考査の結果が帰りませんので、次回の「孫の勉強の悩み⑥」に記させていただきます。

下記の①〜⑥に興味があります方はご覧ください。

同じような環境(孫の勉強の悩みに直面される)の皆様の、ご参考になりましたら幸いです。

See you(^^♪

 

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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