2日目は、「景福宮」「北村韓屋村」「仁寺洞」「青瓦台」を観光し、昼食で「サムゲタン」、夕食で「プルコギ」をいただきました。
3日目は、「ロッテ免税店」「水原華城」「NANTA」を観光し、昼食は「カルグクス」、夕食は「サムギョプサル」をいただき、「ウェスティン朝鮮ホテル」に宿泊しました。
このホテルは初めてなので、どんなホテルか少し調べてみました。
「ウェスティン朝鮮ホテル」はどんなホテルですか。
韓国最大規模の政治・経済・文化イベントの会場に選ばれ、豊穣な歴史と名声を持つ韓国の西洋式ホテルで、新世界グループによって経営されています。
多くの大使館、政府機関、国際企業のオフィス、銀行の本店、デパート、人気のショッピング街、王宮や有名な歴史的観光スポットへも徒歩圏内という、便利なソウル中心部のロケーションにある理想的なホテルです。
高いサービスと豪華な宿泊施設などが、ソウルを訪れる内外のビジネスマンや観光客から高い評価を受け「コンデナスト・トラベラー」や「インスティテューショナル・インベスター」などの欧米の旅行誌において、ソウルのベストホテルに度々選ばれています。
スパ、サウナ、プール、フィットネスセンターなどの一流アメニティ、極上の食事を届けるシグネチャーレストラン、ファミリー、カップル、友人同士での滞在に広々とした客室とスイートがある、5つ星ホテルとしての存在感は、韓国で最も躍動的なエリアで、よりエレガントで高級感のあるソウルのベストホテルです。
「ウェスティン朝鮮ホテル」はどのような歴史がありますか?
1914年に、朝鮮半島の迎賓館機能も兼ね備えた西洋式ホテルとして開業しました。
「韓国最古」のホテルであり、朝鮮という名称は、「朝鮮日報」と共に当ホテルに残りました。
1970年に、旧館(西洋式+朝鮮式4階建て)から、20階建ての現ホテルに建て替えられました。
1981年にアメリカのウェスティン・ホテルズと提携し、「ウェスティン朝鮮ホテル」と改称しました。
1995年には韓国側の資本が全て「新世界グループ」の手に渡りました。
圜丘壇(えんきゅうだん)は、祭天の儀式が行われた史跡で、当ホテルの敷地内にあります。
中国では、皇帝が天壇で祭天の儀式を行いました。
朝鮮国王は、中国から冊封されているため祭天を行う資格がありません。
日清戦争で日本が勝ち、下関条約で朝鮮は独立が認められ、朝鮮国王は大韓帝国皇帝になりました。
中国の天壇をまねて、風水の吉祥地に「圜丘壇」を1897年に造り、祭天を行いました。
その後、韓国併合により「圜丘壇」が撤去され、当ホテルが建てられましたが、現在は皇穹宇、石鼓、門などは敷地内に残っています。
ビジネスマンたちは、かつて高宗帝が天祭を行った圜丘壇があった場所でもあり、価値ある取引をするなら、買い手と売り手は当ホテルで会うべきだと言う人もいます。
「ウェスティン朝鮮ホテル」に着く(体験談)
「水原華城」を観光して、ツーアーバスでソウルに帰り、ホテルに16時に着きました。
バスからスーツケースを取り出し、ホテルのエレベーターで部屋に移動しました。
「韓国最古の100年の歴史を持つ、伝統と品格の高い韓国最高のホテル」とのフレーズに、少し関心がありました。
ウェルカムドリンク
ウエルカムサービスに、ワインがあると聞き、探しました。
奥のテーブルの上に、赤ワイン、韓国蜜柑、ロッテチョコレートの詰め合わせ、サラミ、がありました。
現在、禁酒中です。
ガイドさんが「飲まない人がスーツケースに入れて持ち帰ると、運搬中に割れて中がびしょ濡れとの報告がありますので持ち帰らないで、ワイン風呂がおすすめです」と言いました。
大浴場もあるようですが、夜はワイン風呂にして、朝は大浴場にすることにしました。
流石に歴史ある一流のベストホテルですが、以前泊まったロッテホテルの方が新しいためか機能的には良かった気がしました。
今回は、見ることができませんでしたが「皇穹宇」が見える場所に行けば歴史の重みに感動するでしょう。
部屋から見えた、眼下の庭園も素晴らしいものでした。
ベッドはクッションのほど良いものでした。
TVは特大画面で、映画を見る気分でした。
トイレ、洗面台、バスは最高級な仕様でした。
ベッドで暫く横になり休憩してから、明洞に向かって出発しました。
「NANTA」を鑑賞して、夕食はサムギョプサルをいただきました。
お腹がいっぱいなので、翌朝の朝食を道路沿いのセブンイレブンで購入しました。
パン2個3000ウオン、バナナ2800ウオンをカードで購入しました。
ワイン風呂に入る
22時ごろホテルに帰り、ワイン風呂に入り、ワインの香りがする身体を拭きバスローブを巻きつけ、窓からの夜景を楽しみながら休みました。
翌朝は自由行動なので、8時ごろに起きて大浴場に行きました。
エレベーターを降りて、お風呂の前に受付がありカードを見せて入りました。
高級ホテルなので興味がありましたが、ゴテゴテしないシンプルないい感じのインテリアでした。
ロッカーで脱衣して浴場に入りました。
数人の先客が入っておられましたが、私が入浴する時には誰もいませんでした。
空いている時間帯でしょうか、ゆっくりとまろやかなお湯に浸かりリラックスして上がりました。
帰りにプールの方へ行きましたら、結構多くの人たちが泳いでおられました。
健康のために運動をしておられる雰囲気がありました。
高級ホテルでコンビニ朝食
部屋に帰って、コーヒーを沸かして、昨夜購入したパンとバナナで朝食を取りました。
夕食でサムギョプサルをお腹いっぱい食べましたので、シニアの朝食はこのくらいで充分です。
外は小雨が降っているようです。
11時がチェックアウトですので、10時半ごろに荷物をまとめて、一階のカウンターに行き、チェックアウトし、荷物は預けました。
外出するので傘は貸してくださいました。
14時半まで自由行動ですので、ソウル明洞の最後の観光にホテルを出ました。
まとめ
このホテルは初めてなので、どんなホテルか少し調べてみました。
このホテルはアジアの近代化の中にあって、東京の帝国ホテル、京都の都ホテルと同じように韓国の迎賓館的な働きを持つことを願って開業され、今日もその精神を継続され、一般の民間ホテルと雰囲気が違うように感じました。
日本ではあまり風水を強調されませんが、中国や韓国では時々耳にします。
文化の違いを感じますが、精神的なものを大切にされる心情には共感しました。
私たちは見ませんでしたが、レストランや客室から「皇穹宇」などの史跡が庭園として一体化して見えるそうで、朝鮮の国づくりの生き証人と共に宿泊するようで、ちょっと心に感動を覚えました。
「ウェスティン朝鮮ホテル」を開業された方々、現在運営される全ての皆様に感謝を捧げます。
ありがとうございました。
カムサハムニダ!!
See you(^^♪
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