みなさま、こんにちは(^^♪
私たちシニア夫婦(70代前半)は、今年の3月下旬、「ロンドン&パリ&モン・サン・ミシェル・4泊7日」ツアーに行きました。
コロナ禍のため、長らく旅を控えていましたが、一昨年は国内の5か所を旅行しました。
昨年は台湾、韓国、ハワイと海外に3か所挑戦しました。
イギリスとフランスでの感動の4日間の内容は、既に4つのブログで時系列に紹介しましたので、今回は総集編として書かせていただきます。
内容は、「❶英国・フランス旅行の動機」「❷旅行の概要」「❸持ち物一覧表」「❹携帯電話の海外ローミング」「❺両替とチップ事情」「❻海外旅行保険の加入」「❼旅行費用の明細」「❽徒歩数とバスの走行距離」「❾土産物一覧」を紹介します。
このブログが、シニアの方々の旅の参考になりましたら幸いです。
欧州旅行の動機
夫が退職しましたが世界的なパンデミック、コロナ禍で3年間は旅行などを控えていました。
70代になりましたので、今行かないと身体が動かなくなると思い旅を思い立ちました。
夫は私を「欧州旅行」に連れていくことを、長年の目標にしていました。
飛行時間の長い欧州は一度に無理しては大変なので、段階的に挑戦することにしました。
一昨年は、国内の近隣の観光地を日帰り、1泊から始め、沖縄(2泊)に行きました。
昨年は台湾(2泊)、韓国(3泊)、ハワイ(4泊)と徐々に増やしました。
各旅行から帰ってから筋肉痛、コロナ感染、坐骨神経痛などで悩まされましたが、数週間で完治しました。
そして今年はイギリス、フランス4泊7日という、最短の欧州旅行を実現できました。
私たち高齢者は、体力がある間しか旅行に行けません。
今回のツアーは10名でしたが、私たちは上から3番目と4番目で、最高齢の方は74歳でした。
因みに台湾では78歳、韓国では79歳、ハワイは77歳が最高齢でした。
ツアーの工程には全員がついていけましたが、70代が限界だろうと思いました。
80歳代以降は、自分自身のペースで行ける個人旅行の方が良いかと思いました。
高齢者の旅行には、日々の体調・食事・持病・歩行・トイレ事情など注意点などが多々あります。
旅行保険は69歳以下に比べ、70歳以上は一割くらい高額になります。
そのくらい70歳以上の旅行にはリスクが大きいのだと思います。
しかし何事もリスクが大きいほど、得るものも大きいと言われます。
この度は長年の念願であった欧州に旅行ができ、素晴らしい思い出の財産を作れ感激しました。
私どもの体験が、シニアの方々の旅の参考になりましたら幸いです。
欧州旅行4泊7日の概要
持ち物一覧
欧州のスリ盗難対策
欧州はスリが多いとYouTubeで知りました。
特に世界一の観光都市パリでは専門の窃盗スリ集団がおり、家族や友達同士など複数で狙うとも言われております。
特に平和ボケ、性善説思考、安全な国の日本人の観光客が狙われるそうです。
具体的な対策をしました。
10万円するiPhoneが一番狙われるそうなので、専用の首紐をダサいですが付けました。
最も大切なパスポートは、身に付けるために貴重品入れバックを作り、身に付けました。
ショルダーバッグはいつも前で持ち、財布には盗難防止用紐をダイソーで買って付けました。
リュックもジッパーに盗難防止のリング風の器具を付け、人混みの多いところでは前に抱っこ持ちしました。
ツアー旅行は、最も多く被害が出る電車でなくバス移動であり、食事も予約制の席なので、一般席から離れており安心でした。
ツアー参加の方々も、スリの用心をしておられ、帰るまで被害者はおられませんでした。
窃盗などは後進国に多く、先進国は安全だと思いましたが意外でした。
携帯電話の海外ローミング(楽天)
楽天モバイルの海外ローミング使用はイギリス、フランスは、対応エリアなので利用可能でした。
高齢のため忘れやすいのでYouTubeなどで確認して、下記のようにメモを作りチェックしながら行いましたら成功しました。
ハワイでは、簡単にできると思い込んでおり、慌ててパニックになり繋がらず大失敗をしました。
日本にいる娘とのラインや、ライン電話も通じました。
夫婦間の電話やメールも通じました。
添乗員さんやガイドさんがおられますので、Googleマップは使いませんでした。
大失敗は、デパートで起こりました。
海外は日本の1階が0階で、日本の2階が1階であるのを間違えて、出口に迷い言葉も通じず、集合時間に10分ほど遅れてしまいました。
その時に添乗員さんに電話が通じて、安心して待っていただいたことがとても有り難かったです。
そして楽天海外ローミングの使用料は「0円」でした。
楽天トラベルさん、三木谷さん感謝です!!
「両替」と欧州でのチップ事情?
「両替サービスはありますか?」と添乗員さんに聞きました。
「イギリスのポンドは入りません。フランスのユーロ(€)を2、300€あればいいですよ。空港の両替所が良いですよ」と言われ、そのようにしました。
5€札を20枚、100€を16,707円で両替しました。
欧州は基本的に買い物は現金ではなくカードで行うそうです。
有料トイレも、カードをサッとかざすだけで良いそうです。
食事のチップは、すべてツアー料金に含まれているそうです。
枕チップは気持ちのある方は1〜2€を置いてくださいと言われました。
特に置かなければならない決まりは欧州には無いそうです。
食事の飲み物もカードで支払いをするそうですが、旅でユーロを使ってみたい人は体験してくださいと言われました。
私たちも体験しましたが、総額で45€くらいしか使いませんでした。
お札は全部使って帰るように言われました。
お土産を買うときに、ユーロを出して、後をクレジットカードで支払うことは簡単にできるとのことで、私たちも空港でお土産を買ってそのように支払い、日本には硬貨を50セント持って帰りました。
「海外旅行保険加入」70歳以上に加入
今回のリスクは、10時間越えの往復の飛行時間です。
中国東方航空で、ウクライナと戦争を継続しているロシア上空を飛びます。
特にパリ周辺は、窃盗スリ集団が日本人を狙っているとの情報もあります。
モン・サン・ミシェルは高い岩山を登る危険が潜んでいます。
持病持ちの高齢者で、体調のリスクは大きいものがあります。
高齢者は特にカード保険のみではなく「海外旅行保険」に入っておくほうが無難です。
私どもは、当該旅行社の推薦する保険に入りました。
もしものことを考えたら、手続き等安心だからです。
最悪を想定して、死亡した場合でも、海外に詳しい長男を国内連絡人に依頼しました。
保険に入りましたので、割高にはなりますが何事にも安心して旅行で行くことができます。
結果的には、お陰様で保険のお世話にならずにすみました。
体調はマアマアで、モン・サン・ミシェルの頂上で足を踏み外したくらいで、怪我はありませんでした。
今回は感染症にも罹らず、特段の筋肉痛も無く、強いて言えば時差ボケが1週間ほど続いてよく寝ました。
ツアーの中には、食事が取れなかったり、外出しないでバスで休んだり、スーツケースの車輪が壊されて保険の手続きをされた方もおられましたが、概ね平穏な旅行を楽しむことができました。
旅行費用の明細(国内空港出発から到着まで)
上記2人分 -1,293円(ポイント利用)=合計911,887円(申込時振込163,920円+1ヶ月前振込747,967円)
旅行中の徒歩数
旅行では毎回、スマートウォッチで徒歩数を計測しています。
今回は、時差があり正確な歩数は計れませんでした。
しかし5年くらい使っていますのでだいたいの歩数は分かりますので記してみます。
1日目は7,500歩、2日目は12,500歩、3日目は13,000歩、4日目は17,000、5日目13,500歩、6日目5,500歩、7日目7,500歩、合計76,500歩で、1日平均10,928歩でした。
今回は、いつもの旅行と比べ1日2,000歩ほど少なかったです。
毎回、帰ったら筋肉痛が1週間近くありましたが、この度は足裏とふくらはぎのマッサージもしていないのに筋肉痛はありませんでした。
経験的に1日1万歩前後では、筋肉痛は起こらないと思っていました。
飛行時間とバス乗車時間
1日目は、国内地方空港から空路で上海へ(飛行時間:約2時間半)
2日目は、上海から空路でロンドンへ(飛行時間:約13時間5分)、空港着後ロンドン市内へ(約45km/約1時間30分)
3日目は、ユーロスター(2等車)に乗車しパリへ(約2時間30分)、パリ市内車窓観光(約1時間)
4日目は、パリからベルサイユへ(約45km/約1時間)、モンサンミッシェルへ(約348km/約5時間)
5日目は、パリへ(約361km/約5時間)
6日目は、空港へ(約23km/約45分)、パリから空路で上海へ(飛行時間:約11時間35分)
7日目は、上海から空路で国内地方空港へ(飛行時間:約2時間半)
ツアーは、バス移動が多いため、歩行距離と移動時間が短縮されることが長所です。
土産物一覧
❶チョコレート(5箱)4,950€(ユーロ)、8,019円
❷ビスケット(4箱)1,797€(2,911円)
❸クッキー(1袋)480€(777円)
❹ショッピングバック(4つ)1,320€(2,138円)
合計=8,547€(13,846円)
上記をパリ空港の売店で購入して、子どもや孫、チョコレートの好きな母へのお土産としました。
まとめ
旅行の目標でありました「欧州旅行」が実現できて大変自信になりました。
特に体力的に長時間飛行、モン・サン・ミシェルの登山、ロンドンとパリの観光をすべて消化し、毎回の食事が美味しく食べられ幸せでした。
大英博物館、バッキンガム宮殿、ベルサイユ宮殿、モン・サン・ミシェル修道院などの見学を通して、欧州の自然、文化、歴史、人々の生活や思いにリアルに触れることができて、この地を深く考察することができ感動しました。
欧州のトイレ事情と、窃盗スリの問題も心配いりませんでした。
高齢者の海外旅行も75歳前後までは大丈夫と思い、しばらくは続けたいと思いました。
来年できたら「イタリアとスペイン」を旅したいと思いました。
ツアーを企画してくださった旅行社さんと添乗員さん、ガイドさん、旅行でお世話になりましたすべての方々に、心から敬意を表し感謝を捧げます。
ありがとうございました。
メルスィー(merci)😍
サンキュー(thank you)
See you(^^♪
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