みなさま、こんにちは(^^♪
かって経験したことがない「コロナ禍」により、私たちは外出が制限され、辛い時期を過ごしました。
私たちシニア夫婦は、昨年のコロナ終結により京都、沖縄、福岡、広島、群馬と国内旅行に行きました。
シニアの旅行は「動けるうちに行かないと、行けなくなる」と聞き、「夫婦ともに身体が動く、今のうちに行こう!」と思い、計画を入念に行い実行しました。
次は海外旅行に挑戦と思いきや、ベトナムを予定しましたがスケジュールが合わず断念しました。
台湾が行きやすいので、3月に計画しましたら、スラスラと実現しました。
3月中旬、「台湾ツアー旅行2泊3日・添乗員同行・食事6回・全観光付き」に、シニア夫婦(70代前半)で参加しました。
A旅行社の企画運営で、出発地は日本国内B空港から、台北桃園空港に往復しました。
結果は、高齢でもあり心配事がありましたが、無事に楽しく旅行ができて大変満足しました。
その心配や乗り越えたことを記して、皆さまの参考になりましたら幸いです。
台湾旅行の動機
ある時、「思い出が財産」と聞いて「シニア夫婦旅行」に目覚めました。
年間旅行を計画して、日々の暮らしの食事・睡眠・運動などの健康を心がけるという目標ができました。
老後の4大不安は「健康・お金・孤独・死」だと言われます。
仕事や子育てが終わり、何に生きがいを感じるかは大切なことです。
お金を有意義に使って旅することは健康にも良いし、思い出は孤独を和らげ、死に際して安らぎをもたらすと思いました。
また新しい世界を見ることで、自分自身の成長や社会貢献になるかもしれません。
私は仕事で10カ国ぐらい海外に行き、妻は5回ほど友人や子どもたちと観光旅行をしました。
2人とも10年のパスポートが切れましたので、昨年新しく作り直しました。
「台湾ツアー旅行2泊3日・添乗員同行・食事6回・全観光付き」に決める
海外旅行は久しぶりなので、今の手続きや言葉や習慣などに適応できるか心配でした。
また夫婦のみの海外旅行は初めてなので、いろいろな不安が頭をよぎりました。
一番は、高齢なので健康が最も心配でした。
最初の海外旅行は、「どこの観光地に行くか?」「交通手段・ホテルをどうするか?」「何を食べるか?」などで迷いますので、「添乗員同行・全観光付き」がとても良いと思いました。
多少割高になっても、満足度が全然違いますので、特に高齢者には良いと思いました。
ネットで探しました結果、「台湾ツアー旅行2泊3日・添乗員同行・食事6回・全観光付き」を見つけて、予約しました。
全て、ネットのみのお世話で、ペーパーベースのサービスは無いとのことでした。
最終予定表も、メールで送られるので印刷はこちらでするように書いてありました。
要件はメールで全て送られてきますので、大変便利でありがたいと思いました。
高齢者の健康面の心配対策
夫も私も持病を持っており、服薬をしています。
主治医からは、「旅行は元気が出るのでどんどん行ってください」と言われています。
車椅子とか松葉杖などは使いませんが、必要な方は申し出てくださいと案内書に書いてありました。
また、「普段服用されている、酔い止め、下剤、整腸薬、痛み止め、感冒薬などの常備薬は持参してください。処⽅箋が必要な薬品を持参されるお客様は、各航空会社へ事前の申告、書類の提出が必要となる場合がありますので問い合わせてください」と記してありましたので、A旅行社に電話しました。
事情を詳しく説明しますと、「お薬手帳があれば添乗員が同行しますので大丈夫です」とのことでした。
後日、担当の添乗員さんから挨拶の電話があり、「お薬の件は承知しました」と言われ安心しました。
台湾旅行の事前準備
高齢者の初めての海外旅行ツアー参加ということで、周りに迷惑をかけないように事前準備をしっかりするように心がけました。
「海外旅行保険加入」70歳以上に加入
また、海外旅行保険については、現在の状況をユーチューブで詳しくチェックしました。
A社は、「定める額の補償金を支払いますが、傷害・疾病治療費はお支払いしません。事故・病気の海外での医療費は高額となります。ツアーを離れた滞在費用・運賃等、高額な自己負担が発生する場合があります。海外旅行保険への加入を強くお勧めいたします」とありました。
私どもは、A社の保険に入りました。
70歳以下と、以上で分けられており、年齢を感じました。
もしも死亡した場合も想定し、海外に詳しい長男を国内連絡人に依頼しました。
保険に入りましたので、何事にも安心して旅行で行くことができます。
「観光地」はどこに行くのか?
観光地は、台北の北部「十分」「九份」「士林夜市」「基隆中正公園」「野柳地質公園」「忠烈祠」「中正紀念堂」「龍山寺」「故宮博物院」「総督府(車窓)」の10箇所です。
他の訪問先は「台湾茶店(試飲)」「免税店(ショッピング)」「民芸品店(ショッピング)」の3箇所です。
宿泊は「ホテルコージー台北民生館」に2泊します。
ツアーだけあって、短い日時で多くの観光地を周り、衛兵交代式の時間もピタリと合い、天気も良くて有意義に楽しむことができました。
「食事」は何が出るか?
食事は、バランスが取れて、味もクセがなく薄味で量もちょうどよかったです。
1日目は、機内昼食、九份・夕食(郷土料理)、士林夜市・夜食(大鶏排スパイシー)をいただきました。
2日目は、ホテル朝食(洋食)、美觀園・昼食(海鮮料理)、打狗霸・夕食(しゃぶしゃぶ)でした。
3日目は、ホテル朝食(和食)、金品茶樓・昼食(小籠包を含む点心)、機内夕食を美味しくいただきました。
台湾ならではの、特色ある中華料理をいただき満足しました。
持ち物一覧表
持ち物は、一番大切なパスポート、最終旅程表(自前作成)、海外旅行保険契約証(A社渡し)、iPhone、携帯紐、充電コード、スマートウオッチ、電波腕時計、イヤホン、耳栓、アイマスク、財布(現金5万円)、小銭入れ、カード、免許証、保険証、手帳、お薬手帳、お土産リスト、本、自宅鍵、夏用上着、夏用長袖シャツ、夏用ズボン、夏用靴下、夏用スニーカー、下着(長袖シャツ、半袖シャツ、パンツ)
夏用ツバ帽子、夏用ニット帽子、サングラス、替えメガネ、マスク、ハンカチ、テッシュペーパー、スーツケース、ショルダーバック、スーツケース鍵、ナップサック、雨傘、カッパ、歯ブラシ、歯間ブラシ、電動髭剃、常備薬、絆創膏、化粧品グッズ、日焼止クリームなどを準備しました。
携帯電話(楽天モバイルの海外ローミング使用)
A社から「緊急連絡に備えて携帯電話をお持ちの方はご持参ください。海外は通信料が高額なので、レンタルWi-Fiの利用、モバイルデータ通信をOFFにすることをおすすめします」と言われました。
私たちは、楽天モバイルの海外ローミング(2GBまで無料、追加1GB毎に500円加算)を利用しました。
結果的に夫婦ともに無料でした。
一回、集団とはぐれた時にガイドさんに電話して、無事に合流できました。
「両替」はどうするか?
台湾通貨の両替は、空港内の銀行等にて両替が可能です。
今回行く予定の、お土産店・免税店は日本円が使えるそうです。
食事の飲み物は、その場で台湾ドルの現金を支払って貰うそうです。
現地のガイドさんが、両替の用意(1人につき5,000円分の両替パック)をしておられるとのことでした。
私どもは、アルコールを飲みませんので2人でとりあえず5,000円分をお願いしました。
結果的に500円くらい余りました。
「チップ・枕銭」は台湾はいるか?
両替をしたらチップのことが気になりました。
ネットで台湾のチップの相場を調べたところ、台湾でも他のアジアの国々同様「チップ」の慣習は無いそうです。
それでも気になって置く人はいるそうです。
ネットには、「台湾のホテルで枕銭として、10台湾ドル(47円)硬貨を2枚枕元に置いた。連泊のため夜に帰ったらそのまま置いてありましたので、台湾にはチップの慣習は無いと思いました」
「50元(236円)を1部屋・連泊に限って、チェックアウトの朝に置きました」
「ポーターに重い荷物を運んでもらったので100元(473円)渡しました」
との記述がありましたので、私も10台湾ドル硬貨を2枚枕元に置いたのですが、そのままありました。
ガイドさんに尋ねましたら、「台湾にチップの習慣は無いです、個人の心の問題ですから、私どもからは何とも言えません」と言われました。
なるほどと思い、この度はやめることにしました。
現在は、1元=4,8円ですので、1元5円くらいで旅行中は考えることにしました。
「旅行費用の総額」は260,970円
A旅行社に支払った料金は、申込金として33,920円を12月下旬に送金しました。
最終料金214,100円は、2月中旬に送金しました。
合計で248,020円となります。
旅行社支払い以外に使ったお金は、僅か12,950円でした。
旅行費用の総額は2人で、260,970円でした。
明細につきましては、後記します。
A社の「キャンセル料」の確認
高齢者は、体調の変化によるキャンセルの確率が高いので、充分に確認する必要があります。
A社の、旅行契約の解除期日とキャンセル料は、①30日目に当たる日以降の解除は、旅行代金の20%です。②2日目に当たる日以降の解除は、旅行代金の50%。③無連絡不参加または旅行開始後の解除は、旅行代金の100%であることを確認して、手帳にも書いておきました。
キャンセル料の保険もありましたが、必要ないと思い入りませんでした。
台湾旅行に出発する(体験談)
朝の5時に起きて、洗面・着替えをして、タクシーで出発しました。
JRに乗り継ぎしながら、国内B空港に到着しました。
車内で、コーヒーとサンドイッチを朝食としていただきました。
国際線ターミナルのA旅行社のカウンター前に、9時に集合しました。
カウンターで受付を済ませ、搭乗券、保険契約書、名札、荷物ラベル、説明書などを受け取りました。
航空会社(チャイナエアライン)のカウンターで、搭乗手続きをし、荷物を預けました。
保安検査場でセキュリテイチェックを行い、税関手続きをし、出国審査を受けました。
カメラに顔を写したり、機械の上にパスポートを置いたりと、コロナ前とだいぶん違っており、審査官の面接が無いぶん、ある面簡単になった気がしました。
医師による処方箋薬を持っていましたが、聞かれることはありませんでした。
出発20分前に搭乗口から、チャイナエアラインに乗り込みました。
11時に離陸し、直行便にて空路「台北」へ向かいました。
台湾観光・1日目
機内昼食は、海鮮料理を食べました。
シンガポールの料理でしたが、熱くて美味しくいただきました。
不思議に、おやつに栗餡最中(長野県産)が入っていましたので、しばらくしてコーヒーを注文していただきました。
CAも日本人がおられ、乗客も日本人だらけ、そして最中を食べると外国に行く気がしませんでした。
予定通りに、台北(桃園)空港に到着しました。
入国手続きを終え、ターンテーブルから荷物を取り、ガイドさんについて歩きました。
かなりの距離がありましたが、「動く歩道」があり、無事にバス停に到着しました。
40人乗りくらいの大型バスに、25人ほどが自由席で乗りました。
ガイドさんが、「3日間ありますので毎日違う席で、違う風景を眺めてください」と言われました。
日本からの同行ガイドさん(若い女性)と、現地ガイドさん(中年の男性台湾人)と運転手さんの紹介がありました。
みんなで拍手をしました。
同行ガイドさんが全体のお世話、台湾ガイドさんが「現地の観光紹介」と役割分担をされているようです。
台湾ガイドさんは、流暢な日本語で、元気いっぱいに笑わせながら話され楽しいです。
ずーと話し続けられ、台湾の人々の心の内を感じられ、とても学びになりました。
バスは、台北の街から山間を通り、十分を目指しました。
「十分観光」(約30分)老街散策、天燈上げ体験
山間から風船のようなものが飛んでいるのが見えました。
ガイドさんが、「あれが天燈上げです、天燈上げは3~4名様で一つ飛ばします、天候などの事情により実施できない場合もありますが今日は大丈夫です」と説明されました。
十分の観光につきましては「台湾観光・十分のランタン(天燈)飛ばし【体験】シニア夫婦おすすめ」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
とても「思い出」に残る感動の体験ができました。
十分からバスに乗り、九份に向かいました。
「九份観光」(約1時間)九份散策、夕食・郷土料理
山々をバスで走り抜け、三角の山間の少し開けたところに集落がありました。
斜めの山肌に集落が広がり、キツい階段が駆け巡り、赤い提灯風の灯が情緒を醸し出しています。
九份の観光につきましては「台湾観光・九份散策・千と千尋の神隠し?【体験】シニア夫婦おすすめ」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
私は、細い急な坂道に、多くの若者たちとギュウギュウ詰めとなり、九份の旅情との一体感を味わいました。
息子が、台湾で最も情緒豊かな九份に触れてくるように言った意味が分かりました。
夕食は、九份の駐車場の中にあるレストハウスです。
九份の郷土料理とのことで、会場には多くの中華丸テーブルと椅子がありました。
ツアーで、初めての食事で戸惑うこともありました。
初めて会う他人と、コロナ後に、丸テーブルで大皿の料理を小皿に取っていただくのです。
ガイドさんの指示で、近いテーブルにそれぞれが座りました。
ビールなどの飲み物を希望する人は、ホールスタッフに注文して現金を支払います。
夫と私はアルコールのドクターストップがかかっていますので諦めています。
丸テーブルなので、1人で自分のペースで食べることはできません。
揃ったので、全員で丸テーブルを少しずつ回しながら、料理を取っていただきました。
料理は、麻婆トーフ、豚の角煮、春巻き、スープ、白菜の煮付け、チャーハン、お茶でした。
お腹が空いており、薄味の田舎料理のようで、とても美味しくいただきました。
またコロナ後、初めてお会いした大勢の方々と食事をして楽しかったです。
お店の上座の方に道教の神様が祀られ、線香が濛々としていました。
見るからに商売繁盛の神様のようです。
「宝進財招」「財源廣進」と書いてあり、片方には金塊を3個、もう片方には瑪瑙の宝物を持っておられます。
中国の絢爛豪華で明るい雰囲気を感じました。
夕食が終わり、バスに乗り込み台北市内方面に向かいました
「士林夜市」(約40分)夜の市場を散策
台北市内に入り、「士林夜市」の交差点の前に着き、バスを降りました。
ガイドさんから、夜市の内容を聞いていましたので、散策に出発しました。
ユーチューブで見たことがある「大鶏排スパイシー」を売っていたので、購入し食べましたが最高でした。
今回の台湾旅行で最も記憶に残った食べ物でした。
「釈迦頭」という果物の美味しさを、ガイドさんから聞いていましたので購入しました。
ホテルで食べたら、これも最高の果物の味でした。
士林夜市の観光につきましては「台湾観光・士林夜市おすすめ【体験談】大鶏排スパイシー・シャカトウ」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
「ホテルコージー民生館」に2連泊する
「士林夜市」の教会の前に集合して、バスでホテルに帰りました。
21:00頃、ホテル着に着きましたが、1日目のバス走行距離は約165kmでした。
スーツケースをバスから取り出し、ホテルに持ち込み、玄関ロビーに集合しました。
ガイドさんから連絡事項を聞き、鍵を受け取り、部屋に入りました
ホテルは、お風呂が最高で、木目調の部屋が落ち着き、食事も美味しくとても満足しました。
宿泊ホテルにつきましては「台湾観光「ホテルコージー民生館」おすすめ【体験】風呂・木調・食事」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
大きなバスタブでポカポカに体の芯まで温まり、低反発の程よい硬さのベッドで、ぐっすり休むことができました。
“Good nite”
台湾観光・2日目
“Good morning”
6時に起床し、7時に朝食(洋食)を美味しくいただきました。
9時にホテルを出発し、2日目の観光が始まりました。
台北市から、台湾北端の港町で日本とも縁の深い「基隆市」に向かいました。
「基隆中正公園」(約30分)散策、お参り
山の上からの絶景は、台湾有数の景勝地だそうです。
歴史と宗教が混在し「ポエ占い」を通して、台湾の文化と人々の関心事を知ることができました。
基隆中正公園の観光につきましては「台湾観光・基隆中正公園おすすめ【体験談】千手観音様の前でポエ占い」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
次は台湾の北端の東シナ海の荒波を見つめながら、野柳村方面にバスは進みました。
「美觀園」(40分)昼食・海鮮ランチ
大きなバス駐車場の前に、「美觀園」がありました。
海鮮料理専門店で、店の前は荒波の東シナ海です。
蟹やエビなどを、とても美味しくいただきました。
「美觀園」の食事につきましては「台湾観光【体験】新北市野柳の「美觀園」で海鮮ランチコースを食べる」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
食事が終わりましたら、徒歩数分で行ける「野柳地質公園」を目指しました。
「野柳地質公園」(約50分)公園の散策・見学
東シナ海の荒波と風雨が長年月にわたり、作り出した自然の芸術に圧倒されました。
この自然を守られ愛でられる人々の心にも感動しました。
「野柳地質公園」の観光につきましては、「台湾観光「野柳地質公園」の女王の頭【体験談】千万年の大自然の神秘」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
見学を終わり、バスで再び台北市に向かいました。
「台北免税店」(約40分)ショッピング
台北市に入ると立派な免税店に案内されました。
ブランド品、酒類、化粧品、日用品、お土産品と多くの品物が販売されていました。
多くの人々は、お土産物を買っていました。
私も、2人の娘へのお土産として、店員さんに一番喜ばれるお菓子を聞きました。
“台湾お土産ナンバーワン“と金のラベルのついた「台湾パイナップルケーキ」を2個4,000円で購入しました。
次に評判の良い「黒糖大福」一袋1,000円を、私たち用に購入しました。
日本円でカードが使えるとのことで、カード決済にしました。
バスに乗り込み、次の観光地に向かいました。
「忠烈祠」(約30分)衛兵交代式見学
忠烈祠に着き、その規模と格式と建造物に圧倒されました。
巨大な位牌と、緊張高まる衛兵さんの交代式に平和ボケの日本人には強烈な印象を与えました。
「忠烈祠」の見学につきましては、「台湾観光・忠烈祠みどころ【体験談】衛兵交代式・国民革命烈士之霊位」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
緊張の面持ちでバスに乗り、次を目指しました。
「台北茶店組合」(約30分)お茶の飲み方セミナー
緊張が続いたのか、お茶でリラックスできるように工程が企画してありました。
長机と椅子が置いてあるところに座り、お姉さんが台湾茶と飲み方についてお話ししてくださいました。
そしてお茶の淹れ方の実演をして、私たちに飲ませてくださいました。
美味しいお茶をありがとうございました。
「シェイシェイ!」
次の目的地「中正紀念堂」にバスで移動しました。
「中正紀念堂」(約30分)衛兵交代式見学
「忠烈祠」が国家に殉死した国民を顕彰したのであれば、「中正紀念堂」は革命の父たる理念を確立する存在とも言えるのでしょうか。
度肝を抜く建造物と、細部まで革命の精神を刻み込んで造営されているように感じました。
「中正紀念堂」の見学につきましては、「台湾観光「中正紀念堂」みどころ【体験談】蒋介石銅像、儀仗隊交代式」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
台湾の大いなる歴史と存在を重く受け止めて、「龍山寺」に向かいました。
「台湾総統府」(車窓から見る)
その途中に「台湾総督府」を車窓から見学しました。
ガイドさんによると「台湾の元首が執務する官邸なので、日本で言えば首相官邸でしょうか。今は、蔡英文総統さんで、次は新しい人ですね」と言われました。
日本統治時代からの建造物で、歴史的価値も高く、赤と白の壁が美しい異国情緒が溢れる台北のランドマークと言われるそうです。
中に入って見学もでき、統治下時代や台湾の民主化などの資料も展示され見ることができるそうです。
次回、ご縁がありましたら伺いたいと思いました。
「龍山寺」(約30分)お参り・見学
台湾の民衆の精神の拠り所とも言える、「龍山寺」は台湾の全ての宗教が渾然一体となっていました。
国や地域や人々の生活が不安定な場合は、仏教、道教、儒教、様々な神仏、英雄、自分を犠牲にして他人を救った人々が一つになって、前者を全力で守護する文化が芽生えると感じました。
「龍山寺」の見学につきましては、「台湾観光・龍山寺みどころ【体験】聖観世音菩薩、天上聖母、中殿藻井」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
日も没して、暗くなってきました。
バスで夕食会場に向かいました。
「打狗霸・徳立莊店」(40分)夕食・台湾式しゃぶしゃぶ
「暑い台湾でしゃぶしゃぶは変だ!」と思いました。
日本人客の観光目当てではないかと思いました。
なんと、しゃぶしゃぶのルーツはモンゴルでした。
台湾しゃぶしゃぶの第一人者である当店の味はなかなかのものでした。
「打狗霸・徳立莊店」での夕食につきましては、「台湾観光・しゃぶしゃぶ店おすすめ【体験談】台北・打狗霸・徳立莊店」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
ガイドさんが「台湾マッサージ」の効能を話してくださり、志村けんさんの行きつけだった店を紹介してくださいました。
また、台北市民の行くスーパーマーケットに行きたい方も、連れて行ってくださるそうです。
私たちは「台湾マッサージ」を経験することにしました。
バスがマッサージ店の前で止まり、降りました。
「豪門世家」(30分)足裏マッサージ
マッサージには柔らかめの西洋式と、ツボを刺激する痛気持ちいい東洋式があるそうで、台湾式は後者だそうです。
旅で足が疲れているので、足裏マッサージをしていただきましたところ、足の筋肉痛が起こりませんでした。
「豪門世家」での足裏マッサージにつきましては、「台湾観光・マッサージ店おすすめ【体験】豪門世家、足裏・美顔・全身」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
マッサージが終わり、タクシーでホテルに帰りました。
因みにタクシー代は、お店が支払ってくださいました。
22:00頃、ホテル着に着きましたが、2日目のバス走行距離は約150kmでした。
明日はチェックアウトなので、荷物整理をして準備も整えました。
そして昨日のように、大きなバスタブでポカポカに体の芯まで温まり、低反発の程よい硬さのベッドで、ぐっすり休みました。
“Sweet dreams”
“ワンアン”(晩安)
台湾観光・3日目
“ザオシャンハオ“(早上好)
“Good morning”
6時に起床し、7時に朝食(和食)を美味しくいただきました。
チェックアウトなので、荷物を整理して、部屋を整えて2泊の感謝をしました。
フロントでキーを返し、バスにスーツケースを積み込みました。
9時にホテルを出発し、3日目の観光が始まりました。
観光の一番の目玉である「故宮博物院」を目指しました。
「故宮博物院」(約90分)美術品鑑賞
世界の4大博物館の、唯一の東洋の博物館にワクワクする思いで向かいました。
玄関正面には、「国父」たる孫文さんの銅像が迎えてくれました。
2大宝物の「白菜」は出張中であり、「豚の角煮」は拝見することができ感動しました。
「故宮博物院」の見学につきましては、「台湾観光「故宮博物院」みどころ【体験談】「翠玉白菜」と「肉形石」」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
感動の熱冷めやらぬうちに、お腹が空いて昼食会場への移動となりました。
「金品茶樓」(40分)昼食・小籠包
台湾最後の食事は、台湾名物の小籠包を含む点心料理でした。
私は広東の友人を訪問した時に、アツアツの小籠包をいただいた時の味が忘れられません。
台湾で一番食べたかったのが小籠包です。
凄い地元の人気店で、大勢のお客さんとランチコースの駆け足食事でしたが、本場の小籠包の味に大いに満足しました。
「金品茶樓」のランチにつきましては、「台湾観光「金品茶樓」おすすめ【体験】小籠包・台湾茶・豚の角煮・餃子」に詳しく写真付きで書いていますので、興味のあられる方はご覧ください。
あまりに美味しかったので、今度来る時は、ゆっくりとアラカルトで注文し、味わって食べたいと思いました。
次に、台湾で最後の買い物となる民芸店にバスは向かいました。
「美霖閣」(30分)民芸品店・買い物
ガイドさんから「空港の免税店などで買い物もできますが、台湾の地元での最後の買い物となりますので、台湾ドルが残っていれば使い切られるのも良いでしょう」と言われました。
お茶、お菓子、民芸品、宝石類などが所狭しと置かれていました。
ツアーの方々が、思い思いのお土産を物色して購入されていました。
私たちは特に買い物は終わりましたので、トイレをお借りして、前庭で他の観光客と共に、台湾の最後の新緑の空気をマッタリと吸い込み楽しみました。
その後、バスは一路空港に向かいました。
台北桃園空港から帰国する
現地・同行ガイドさん、運転手さんの挨拶があり、私たちは感謝の拍手を送らせていただきました。
とても親切で人情味溢れる案内であり、とても細かいところまで行き届き、客の自主性も大切にしてくださるプロの専門家の方々のサービスで、楽しく過ごせました。
14:30頃、台北桃園空港に着きました。(3日目のバス走行距離は約55kmでした)
バスからスーツケースと取り出し、ガイドさんの先導で25名は怪我や事故なく揃いました。
やはり長距離を、「動く歩道」を頼りに移動しました。
出発ターミナルに着き、チャイナ エアラインのカウンターの前で並び、航空券(eチケット)とパスポートを提出して荷物を預け、搭乗券を受け取りました。
ここで、現地の台湾人ガイドさんとお別れです。
ツアーの方々は握手をしたり、ハグをしたり、写真を撮っておられました。
最後にみんなで感謝の拍手を送りました。
その後、搭乗ゲートの手荷物検査場でボディチェックを受け、機内持ち込み荷物のチェックも終わりました。
出国審査ではパスポートを機械に照らし、顔写真を撮り、出国スタンプを押してもらいました。
集団で搭乗ゲートまで歩き、出発まで自由時間となりました。
この間にA旅行社の、アンケートの記入をお願いされました。
20項目くらいを、5段階で丸印をします。
ほとんどが、5or4に○印をしました。
夫婦ともに初めての海外ツアー旅行でしたが、困ることは殆どなく安心して楽しむことができて、プロの案内者に心から感謝をしました。
出発20分前に搭乗口から飛行機に乗りました。
殆どが満席でした。
台北桃園空港を16:30に出発しました。
途中で夕食の「海鮮パスタ」が出ましたが、とても美味しくいただきました。
国内B空港に到着して、同行ガイドさんにお礼を申し上げて解散しました。
「お疲れ様でした〜🥰〜」
旅行費用の明細(国内B空港出発から到着まで)
A旅行社に支払った総金額は248,020円です。
その明細は、基本旅費は大人1人84,800円、国内空港施設使用料:980円、海外空港諸税・サービス料等:2,370円、燃油サーチャージ:20,600円、航空保険特別料金:800円、予約・発券システム手数料:2,980円、国際観光旅客税:1,000円、海外旅行保険:7,080円、出入国書類(EDカード)作成手数料:4,400円で、合計125,010円です。大人2人分250,020円-2,000円(ポイント利用)=大人2人合計248,020円となります。
旅行社支払い以外に使ったお金は、12,950円でした。
明細は、3/12に、フライドチキン450円、釈迦頭500円。3/13に、足裏マッサージ2名分7,000円、台湾パイナップルケーキ2個4,000円、お菓子・黒糖大福1,000円です。
旅行予算の総額は2人で、260,970円で、1人あたり130,485円でした。
尚、自宅から日本B空港までの金額は含まれていません。
旅行中の徒歩数
1日目は13,300歩、2日目は14,300歩、3日目は10,400歩、合計38,000歩で、1日平均12,666歩でした。
過去の国内旅行と、同じくらいの徒歩数でした。
このくらい歩きますと、旅行から帰って夫婦とも1週間近く筋肉痛が走りましたが、今回は一切筋肉痛がありませんでした。
想像ですが、かなり痛くて、きいていた足裏マッサージのお陰ではないかと思いました。
昨年の国内は個人旅行をし、ツアーは利用しませんでしたが、今回は全日ツアーでした。
こんなに多くの主要観光地を、短時間に効率よく楽しめたのは驚きました。
初めて行く観光地は、国内でもツアーが良いとしみじみ思いました。
バスの走行距離
バスの走行距離は、1日目は165km、2日目は150km、3日目は55km、合計370kmでした。
国内旅行は自己計画で行きました。
計画時間、交通機関、宿泊場所、食事場所を調べて決めて実行するのは大変です。
歩いたり、タクシーの利用も高齢者は疲れて危険な時もあります。
バスツアーは、プロが時間配分されていており、効率的で疲れず楽しく旅行ができました。
驚いたのは、「衛兵交代式」は時間の関係上見れない可能性もあると言われていましたが、2回とも一部始終見ることができて感動しました。
「故宮博物院」の見学も90分で、あれだけの宝物をジックリ鑑賞できたこともツアーガイドさんのおかげでした。
バスツアー観光恐ろし!!でした。
まとめ
1、2日目のバスは、遠隔地回りの長距離のためか、高級バスで快適でした。
3日目のバスは、市内周遊のみのためか、椅子がガタガタ動いたり、シートベルトが出なかった人が複数人いて、運転手さんが引っ張ったりして、何とかできたという古いバスでした。
日本のバスでは考えられませんが、交通インフラのご当地の事情を感じました。
お客さんは、ガイドさんのお世話のソフト面にとても感謝していましたので、同情するくらいで文句を言う人はいませんでした。
私は、昔タイの観光バスに乗った時に、突然スコールが来ましたが、バスの天井に穴があちこち開いていて濡れた覚えがありますが「直ぐに乾きます」とガイドさんが笑っていました。
またトイレ事情は、ホテル内はウオッシュレット付きで不自由はありませんでした。
市内の公園トイレなどは、和式のみで高齢者は手すりが無くて、立ち上がるのが不自由でした。
トイレットペーパーは無いし、ペーパーを流すこともできず不自由でした。
以前、中国を旅行した時に、駅のトイレに行きましたが、トイレのドアが無くて唖然としましたが、友人がスカーフで壁を作ってくれて助かりました。
旅は、さまざまな非日常的なハプニングがあるのも醍醐味です。
オリンピックの時に外国選手の皆さんが「一番感動したのは日本のトイレ!」と言った意味が分かりました。
旅は、当たり前の日常生活にも感謝を引き起こしてくれます。
久しぶりに海外旅行をして、たくさんの刺激をいただきました。
海外旅行は多くのリスクもあるけど、多くの学びや得るものがあります。
台湾観光で体験し感動したキーワードは無数にあります。
台湾の人々の人情、日常生活、歴史、信仰、商売、夜市、食事、金山、基隆港、精神的支柱、芸術、文化、戦争、平和、先祖の墓、仏教、道教、儒教、媽祖、孫文、蒋介石、先住民、中国南方移民、福建省移民、国民党移動、日本統治、故宮博物院、龍山寺、忠烈祠、中正紀念堂、衛兵交代式、十分、九份、足裏マッサージ、台湾茶、小籠包などさまざまです。
この多くの混在した文化を、私の心に混ぜ合わせ、1人も取り残さない全ての人々の繁栄と地球環境保全と世界平和を願っていきたいとの思いが湧いてきました。
B旅行社と、お世話になりました全ての皆様方に感謝いたします。
深謝!深謝!深謝!
See you(^^♪
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