ソウル「カルグクス」おすすめ【体験】明洞カルグクス元祖・明洞餃子

ユルバの旅行

 

みなさま、こんにちは(^^♪

 

6月初旬、「韓国ツアー旅行4日間」に、シニア夫婦で参加しました。

 

1日目は、日本からの移動とホテルの宿泊のみでした。

2日目は、「景福宮」「北村韓屋村」「仁寺洞」「青瓦台」を観光し、昼食で「サムゲタン」、夕食で「プルコギ」をいただきました。

 

3日目は、ロッテ免税店でお土産を買い、「明洞餃子」で「カルグクス」(麺料理)をいただきました。

 

初めて来た国の料理と店なので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。

❶「カルグクス」とはどんな料理でしょうか?
❷「明洞餃子」とはどんな店ですか?

▲蟹、蝦、貝の海鮮ベースのカルグクス(麺料理)image

「カルグクス」とはどんな料理でしょうか?

「カルグクス」は、手作り麺とスープ、具材を使った韓国の温かい麺料理です。

 

韓国語で「カル」は包丁、「ククス」は麺を意味します。

 

小麦粉を練って伸ばして、包丁で細かく切った麺をスープで煮込んで具材を入れて作ります。

 

日本の「うどん」のような料理で、各家庭によってさまざまなアレンジをされます。

スープのベースは、あさりなどの海鮮系、牛骨スープなどバリエーションが豊富です。

 

具材には、牛肉、鶏、魚介、ねぎ、にんじん、ほうれん草などが使われ、具材によって風味に特徴が出ます。

 

「カルグクス」は、キムチ、ナムル、マンドゥと呼ばれる水餃子などと共に楽しみます。

 

韓国の食文化では、家族の集まりやお祝いの席で「カルグクス」を寒い日に温かい食事として、心温まりながらいただきます。

▲「ミシュランガイド」8年連続選定を示すプレート

「明洞餃子」とはどんな店ですか?

「明洞餃子(ミョンドンギョジャ)」は1966年創業の老舗で、「明洞カルグクス」の元祖です。

 

看板メニューの餃子(マンドゥ)入りの「カルグクス」は、長時間煮込んでコクのある鶏ベースのスープが自慢で、多くの具材と自家製の手打ち麺と絶妙に絡み合い、その深い旨味に堪能されます。

明洞で50年以上営業を続け、韓国の歴代大統領をはじめ地元民に愛され、食事時間の前の長蛇の列は明洞名物とも言える光景です。

 

「ミシュランガイド2017~2024」には8年連続で紹介され、韓国の人気グルメ番組「水曜美食会」や、国内外の旅行ガイドブックには欠かせない存在になりました。

▲「明洞餃子・分店」に団体客のバスが横付け

「明洞餃子」に着きました(体験談)

「明洞餃子」には本店と分店があるそうですが、私たちは分店にきたようです。

 

ガイドさんは「同じ味が楽しめますよ」と言われました。

 

比較的空いている広い道路面に、バスを横付けをされました。

25名ほどの団体客の一員として降りました。

 

シニアのため、1階を希望しました。

 

お若い方々は、2階に上られました。

 

お母様と娘さんの2人連れと相席しました。

高齢のお母様の元気なうちに、世界旅行にご案内されているそうです。

 

先回はアメリカを旅されたそうです。

 

お母さんと娘さんのコンビは、国内でも海外旅行でも多くおられます。

 

女性の方が、平均寿命が長いので必然的だと思います。

▲ご当地の本場の本物の「韓国キムチ」でした

濃厚で辛い本場の「韓国キムチ」を食べる

最初にキムチが運ばれました。

 

ガイドさんが、「ここのキムチは辛くて美味しいですよ、辛いのに弱い方は麺に付けて召し上がってください」と言われました。

 

食べてみると、口当たりは甘辛くて、とても食べやすいですが、次第に深いコクのある辛さが口中に広がり、これが本場の辛さかと驚きます。

これこそ韓国の地元の本物のキムチの味と、その魅力を堪能しました。

 

癖になりそうな味で全部いただきました。

 

後で分かったのですが、「キムチとご飯と麺は無料でお代わりし放題」だそうです。

 

キムチをお代わりすれば良かったですが、後の祭りです。

皆さんは、キムチをお代わりされることをお勧めします。

 

韓国は気温が低いため、白菜や大根などのキムチの素材は味が濃厚で、発酵すると少し酸っぱくなるのが韓国人の好みのキムチで、日本のスーパーなどで売っているキムチは水っぽくて食べないそうです。

▲当店の「手打ち麺(カルグクス)11,000ウォン」です

「カルグクス」を食べる

こちらの店の食卓は大変小さくて、4人分の料理をどのように載せるのだろうかと思いました。

 

しばらくするとアツアツの「カルグクス」が、4つ運ばれ卓上に載せられました。

 

わりと小ぶりのどんぶりでした。

真ん中に牛肉らしきもの(後で分かりましたが鳥ミンチでした)が載っており、ワンタンらしきものが4個浮かんでいました。

 

緑のものはネギのようです。

 

最初にワンタンを、スープに沈めていただきました。

スープと中の肉汁が絡み合い「美味しい!」の一言でした。

 

麺は日本のうどんより細く、冷麦より太いくらいです。

 

麺を箸に絡めていただきました。

▲ご飯を入れるとおじや風の美味しい風味が醸し出します

スープはあっさりした中に、コクのある深い旨みを感じ、とても美味でした。

 

明洞50年の歴史の味を堪能しました。

 

あまりに美味しく食べやすいので、あっという間にいただきました。

今回は、麺類は初めてでしたので、懐かしさも手伝い完食しました。

 

ご飯も運ばれてきました。

 

ガイドさんが回ってきて「ご飯をスープに入れて食べてみてください、美味しいですよ!」と言われました。

早速、スプーンでご飯を入れて、スープと一緒に掬っていただきました。

 

ご飯がスープの旨みを含んで、甘くコクのあるオジヤ風の美味しさを楽しみました。

 

満足!まんぞく!マンゾク!でした。

▲4つの看板商品の説明書きです

「明洞餃子」の「カルグクス」の特徴

看板には、「手打ち麺(カルグクス)11,000ウォン(1,250円)」と書いてありました。

 

ここの「カルグクス」は、長時間煮込み、コクと旨味のある鶏スープのアツアツの麺料理です。

 

自家製の麺を1日2回、店内で手作りします。

 

スープ、麺、ニンニク、ヌルングクスを一緒に煮込み、スープがこってりしています。

スープと麺の上には鶏ミンチ、ワンタン、韓国カボチャが乗りボリューム満点です。

 

卓上にある醤油ベースの薬味やキムチを入れて、自分好みの味を楽しみます。

 

「ミシュランガイド」に選定された看板や、

手打ち麺(カルグクス)11,000ウォン

辛口混ぜ麺(ビビムグクス)11,000ウォン

蒸し餃子(マンドゥ)12,000ウォン

冷豆麺(コングクス)12,000ウォン

などの4つの看板商品が写真付きで分かりやすいように貼られていました。

▲広々とした分店の周辺で観光客が屯します

基本情報

店名:明洞餃子・本店(分店あり)
住所:ソウル特別市中区明洞2街25-2
電話番号:02-776-5348
営業時間:10:30~21:00(ラストオーダー20:30)
休業日:旧正月・秋夕(チュソク)の当日
外国語:英語・中国語・可/日本語・不可
支払方法:ウォン、カード(jcb,visa,master,amex)
アクセス:地下鉄4号線明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅8番出口徒歩3分/地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック、Euljiro1(il)-ga)駅5・6番出口徒歩8分
※詳細はお店にお尋ねください

▲牛骨スープに海苔、胡麻が見えますimage

まとめ

初めて来た国の料理と店なので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。

❶「カルグクス」とはどんな料理でしょうか?
「カルグクス」は、手作り麺とスープ、具材を使った韓国の伝統的な家庭料理です。スープのベースは、海鮮系、牛骨スープなどバリエーションが豊富で、具材は牛肉、鶏、魚介、各種野菜が使われ、風味に具材の特徴が出ます。
❷「明洞餃子」とはどんな店ですか?
「明洞餃子」は1966年創業の老舗で、「明洞カルグクス」の元祖です。明洞で50年以上営業を続け、大統領をはじめ地元民に愛され、食事時間の前の長蛇の列は明洞名物とも言える光景で、「ミシュランガイド」には8年連続で紹介されています。

▲あさり&唐辛子スープに野菜が見えますimage

「カルグクス」と言う、韓国のソウルフード的な家庭料理を食することができて感動しました。

 

日本の「うどん」に似ていました。

 

讃岐うどんは、雨が乏しく食料生産に向かない土地で、庶民のために弘法大師様が「うどん」を広めたのが始まりと聞いたことがあります。

 

韓国でも、歴史上同じようなことがあり「カルグクス」が庶民の食事として広まったとの記述に触れたことがあります。

20年くらい前に、うどん県と言われる香川県の、讃岐うどんの有名店を高松の商店街に訪ねて、食べたことがあります。

 

この度も、明洞のカルグクスの元祖と言われる有名店「明洞餃子」さんで、食べることができて思い出に残りました。

 

韓国庶民のソウルフードの「カルグクス」や「キムチ」をいただき、半島の食文化を体感して旅の醍醐味を満喫しました。

「明洞餃子」の創業者様、料理人様、スタッフの皆様、韓国伝統の家庭料理の「カルグクス」を美味しくいただきましてありがとうございました。

 

カムサハムニダ!!

 

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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