みなさま、こんにちは(^^♪
6月初旬、「韓国ツアー旅行4日間」に、シニア夫婦で参加しました。
1日目は、日本からの移動とホテルの宿泊のみでした。
2日目は、「景福宮」「北村韓屋村」「仁寺洞」「青瓦台」を観光し、朝食は「ビュッフェ」、昼食は「サムゲタン」、夕食は「プルコギ」をいただきました。
「景福宮」と「北村韓屋村」では、韓服体験がありました。
娘が韓国旅行をした時に、ツマチョゴリを着た写真を送ってくれましたので、私も恥ずかしいけど体験したいと思っていました。
初めてなので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。
韓服(ハンボク)とチマチョゴリの違いは何ですか?
韓服(ハンボク)は、男性&女性の韓国伝統衣装の総称を指します。
女性用をチマチョゴリ、「チマ」はスカート、「チョゴリ」はトップスです。
男性用をパジチョゴリ、「パジ」は袴、「チョゴリ」は上衣です。
韓服が完成した時期は高句麗、百済、新羅の三国時代(紀元前57年〜7世紀)だといわれます。
韓服は祈り、思いやり、礼儀を込めて作られ、韓民族の美意識と生活哲学の表れです。
景福宮は昔の韓国の雰囲気のスポットなので、チマチョゴリで訪れると入場料が無料になります。
「景福宮」とは何ですか?
景福宮(けいふくきゅう、キョンボックン)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の開祖である李成桂(イ・ソンゲ)によって1395年に創建された法宮(王の住む最高位の宮殿)です。
ソウルの中心部に12万坪の広大な敷地をもち、ソウルにある五大王宮から成る、優れた建築美を誇る最大規模の最も迫力ある建築物です。
「北村韓屋村」とは何ですか?
朝鮮王朝の「景福宮」と「昌徳宮」に挟まれた「北村韓屋村(プッチョン・ハノンマウル)」は、朝鮮時代(1392~1910年)から残る、韓国の伝統家屋「韓屋(ハノッ)」が密集するエリアです。
「北村」とは、「清渓川」や「鐘路」の北に位置する街であり、朝鮮時代には王族や両班の貴族が住んでいました。
そのため、他の韓屋よりも格式の高い家々が現存しています。
人気のレストラン、カフェも多く集まっています。
「北村韓屋村」で、チマチョゴリに身を包み、古代朝鮮の息吹を感じるのも旅の醍醐味です。
現在も人々が暮らしておられますので、静かに散策させていただきましょう。
韓服のレンタルショップに着きました(体験談)
ツアーで指定されたショップは、東十字閣の前にありました。
ビルの2階に上がり店内に入りました。
大きい広間の奥に女性用、手前に男性用がありました。
初めてですのでどうして良いか分かりません。
店員さんと言葉は分からなくても、テキパキと服を選んで着せてくれます。
貴重品は身につけ、カバンと上着は袋に入れて保管して、服の上から希望したチマチョゴリを着せられます。
女性は、髪飾りとバックを持たされて出来上がりです。
男性は、王様と両班のパジチョゴリの希望を選んで、店員さんが着せます。
帽子を被って出来上がりです。
10数分で完了です。
料金は分かりませんが、ネットで調べてみました。
1人あたりの料金は、女性・2時間・基本・22,000ウォン、プレミアム・33,000ウォン、最新韓服・38,500ウォンが相場のようです。
私たちは、基本コースだったように思います。
店を出て歩いていますと、韓国の人は特に見ませんが、インバウンドさんが寄ってきて見るのです。
中には写真を撮りまくる旅行者もいます。
「韓国人ではありませんよ!あなたたちと同じ外国人ですよ!」と言いたい気持ちと、年老いても見られる快感が不思議にありました。
「景福宮」に韓服で入る
東門入り口から、入りました。
左に「光化門」を、右に「興禮門」を望みました。
「興禮門」では、韓服を来ているので無料で入れました。
「勤政門」を通り、「勤政殿」という景福宮の正殿に行きました。
多くの観光客が写真を撮っていました。
その奥の「思政殿」という王様の執務室を見学しました。
「王宮守門将交代儀式」を韓服で見る
「王宮守門将交代儀式」が始まりました。
凄い迫力で太鼓が鳴りました。
守門将も民族衣装であり、観客の多くの外国人の老若男女が韓服を着て見ておられました。
まさに700年前くらいに、タイムスリップしているような感覚を覚えました。
「北村韓屋村」を韓服で歩く
交代儀式が終わりましたら、韓服をそのまま着て、観光バスに乗り込みました。
バスは2kmほど走り「北村韓屋村」にやって来ました。
バスは有名なカフェの前に止まり、ガイドさんが案内してくれました。
約数百メートル登り、説明を受けて自由行動になりました。
韓国の昔の貴族の民家が連なり、独特の風情を醸し出しています。
現在も人々が住んで生活をしておられるそうです。
観光に理解があり大きく協力しておられると思います。
日本も多くのインバウンドさんの訪問で、問題が起こっていることを報道されています。
三方良し(観光客・地元住民・観光業者)のような解決法が模索されれば良いと思います。
散策が終わり、バスでレンタルショップに帰り、韓服を脱いでお返ししました。
荷物や上着を受け取り、次の昼食会場へ出発しました。
まとめ
初めて来た国の伝統チマチョゴリを着るので、少し調べて予備知識を得てから向かいました。
「衣食住」という文化がありますが、韓国を旅して、韓国料理をいただき、韓国の宮殿や伝統的な住宅に触れて、韓国の服を纏うということは、韓国の心に近づくことではないでしょうか。
数千年前の高句麗、百済、新羅の三国時代に完成した韓服は、祈り、思いやり、礼儀の生活哲学や美意識が込められ、短時間でも肌に着けたことに感謝いたします。
「チマチョゴリ」「パジチョゴリ」などの韓服を作成された先祖様、受け継いで来られた方々に敬意を表します。
レンタルショップやこのようなサービスを提供してくださる皆様方に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
カムサハムニダ!!
See you(^^♪
コメント