みなさま、こんにちは(^^♪
シニア夫婦で首都圏旅行を計画しました。
行き先は、東京都、埼玉県、群馬県です。
新幹線が昼過ぎに着きますので、東京駅で夕食に「お寿司」を食べたいと思いました。
コロナ以前に東京駅で、夕食に回転寿司を食べようと思いましたが満席のため、1時間待ちで諦め、駅弁にしたことがあります。
この度は、リベンジでランチの「お寿司」を狙いましたが、待ち時間が気になりました。
果たして食べられるでしょうか?
11/19の日曜日の、12:42に東京駅に着きます。
次の点が、気になりますので新幹線の中でスマホを検索して調べました。
想像するに、人出が多くて混雑しているか、していないかの運次第だと結論付けました。
日曜日のお昼は、混んでいるか、空いているか、私の頭では分析不能です。
東京駅の寿司屋はどのくらいあるか?
東京駅構内・改札内に、二つの寿司店がありました。
構内・改札外に、十いくつかの寿司店が検索されました。
前者の2店は、①「天然本まぐろ・ありそ鮨し・グランスタ東京店」、星4.0、高級、改札内一階にあります。
②「回転寿司・羽田市場・グランスタ東京店」、星3.5、高級、改札内地下一階にあります。
これからの予定は、埼玉に移動しますので、改札内の店の方が時間もコスパも良いです。
空いて入店できる店はあるか?
従いまして、先ずこの2店を訪ねてみようと思いました。
まだ昼食時なので混雑していて30分以上並ぶようでしたら、改札外の東京駅構内の寿司店を探すことに決めました。
また、他のお食事処を観察して、美味しくて空いているところがあれば、その店に決めようとも思いました。
ランチで時間をかけずに食べられるか?
回転寿司なら時間をかけずに好きなものを直ぐに食べられます。
いちいち注文して握ってもらうのに、混雑して時間がかかると困ると思いました。
しかし、混雑する駅の構内であり、江戸っ子は気が短いと聞いていますので、心配ないかな?とも思いました。
江戸前寿司が楽しめるか?
「江戸前寿司」とは、江戸の前、すなわち東京湾で獲れた魚をネタにした寿司のことです。
特徴は、酢や塩で締めたり、煮たり、タレ煮つけたり、生魚に日持ちがする工夫をしていました。
また、せっかちな江戸っ子が直ぐに食べられるよう、屋台でシャリとネタを一緒に握り提供していました。
世界的人気の寿司の本場は「江戸前寿司」と言われています。
日本中に特色ある美味しい寿司がありますが、限られた時間の中で、伝統ある「江戸前寿司」を楽しんでみたいです。
体力のない高齢夫婦がキャリーバックを引っ張りながら無事に行けるだろうか?
日曜日のお昼の東京駅の大混雑の中を、老夫婦が江戸前寿司を無事に食べることができるだろうか?
満員で、食べることができない可能性が高いと思います。
東京駅が近づくにつれて、そのように思いました。
夫婦どちらかが、転けて足を挫いたら、旅行全てが台無しになります。
無理をしないで、安全第一で空いている店にした方が良いかな、との心が持ち上がります。
しかし、コロナ禍があり3年ぶりの東京に着くなり、「江戸前寿司」が食べたいな〜〜と思いました。
どうなるか?楽しみに読んでください。
新幹線が東京駅に到着する
真っ青の秋空の下に、富士山の勇壮なる姿を左に見て、新幹線は東京駅に12:42に着きました。
シニア夫婦は若い人々のお邪魔にならないように、後から降車しました。
重たいキャリーケースは夫が転がしながら、私は肩掛けショルダー一つで、両手を空かせ、転びそうになっても大丈夫のように万全を尽くしました。
新幹線の改札を出て、在来線の改札内に入りました。
「ありそ鮨し」さんの場所は、「JR東京駅改札内の、東海道及び東北新幹線の中央乗り換え口から、すぐ目の前にある小さなエスカレーターを下がった正面」とありましたので探しました。
人混みが多くて分かりません。
夫はキャリーケースを私に預けて「探してくる」と言って雑踏に消えました。
5分ほどで帰ってきて「マグロ屋」さんに行き、5人ほど待っている後ろに私を並ばせました。
寿司屋さんを探しに行き、見つけて「待ち人無し」なので席を予約して、私を呼びにきました。
私は、まだ並んでいましたのでラッキーでした。
「ありそ鮨し」さんのカウンター席に着く
直ぐに移動して「ありそ鮨し」さんのカウンター席に2人で着きました。
順番待ちの発券を済ませると呼び出しがあるシステムですが、2人分の空席があり直ぐに座れました。
店内は、右がカウンター席、左がテーブル席で30人程座れ、3人の寿司職人さんとホールスタッフさんが数名おられました。
タウンター席で、職人さんが前にいるのに「タッチパネル注文」でした。
理由を聞きましたら、インバウンドさんのトラブル対策だそうです。
注文品、数、値段、その他に食文化と多言語のためトラブルが多いそうです。
駅の構内は、客回転がものをいうので、トラブル回避は必然でしょう。
セットメニューに追加する人が多かったので、私たちもそうしました。
パネルの最初にある「おまかせ握り(握り8貫・刺身・小鉢・お味噌汁)4,400円、すべて天然の魚を使用」を注文しました。
お茶とおしぼり、箸、小皿を店員さんが並べました。
寿司下駄の上にガリが置かれました。
ガリをつまむと、寿司屋の上等なガリの甘酸っぱさで目が覚めました。
最初の小鉢は、群青と白の上品な器に、タコと胡瓜、胡麻の「もずく酢」が盛られ美味しかったです。
大トロの刺身が二切れ、寿司下駄の上に置かれました。
天然本マグロの旨みと脂感のトロみを堪能しました。
おまかせ握り八貫をいただく
中トロは程よい旨みと、シャリ(ササ錦)はもっちりして赤酢の酸味があり魚の甘味と絡まった逸品でした。
右隣には、アジア系のインバウンドの若いご夫妻が「ちらし寿司」を召し上がっていました。
奥さんは、満足そうに食べておられました。
ご主人は、足りなかったのかセットコースを追加して食べられました。
私たちもセットコースをいただきましたが、量的には高齢者や女性には昼食にはちょうど良いです。
大食漢の私の息子でしたら、セットを3人前食べて、あとラーメンを一杯食べて満足するでしょう。
失礼しました😅
天然の鯛はコリコリして甘味があり極上の魚が楽しめました。
左隣には、日本人の若いカップルがタッチパネルで一品ずつ注文して食べておられました。
日曜日の午後に新幹線でデート旅行でしょうか。
けっこうゆっくり食べておられましたので、時間的に余裕があるのでしょう。
カップルが去ると、アラフォーのおひとり様の女性が座られました。
日曜日の午後でゆっくりしておられました。
職人さんに直接、一品ずつ好みを注文して、いろいろ話しながら食べておられる常連さんのようです。
出張先に日曜日のうちに移動される方でしょうか。
東京駅には、様々な人々の人生が集合離散を繰り返しておられるようです。
アオサの味噌汁はあっさりして、赤だしのような自己主張はありません。
日本海の海老でしょうか、新鮮な旨みがシャリと絡まって最高でした。
玉子は、握りかおつまみ玉子にするか職人さんに聞かれましたので、おつまみにしました。
〆の干瓢巻きは、パリットした海苔と胡麻とワサビの風味が絶妙でした。
会計は、寿司おまかせ八貫セット、2人分、8,800円でした。
大混雑を予想していましたが、待ち時間無しで本命の店に座ることができました。
注文から退店までの30分ほどの時間で、とても美味しい「江戸前寿司」を少しですが味わえたことは望外の喜びです。
高齢者の体力心配は徒労に過ぎませんでした。
次回来た時には、イカゲソや白子を注文したいと思いました。
「ありそ鮨し」さんの職人さん、関係者の皆様、美味しい「江戸前寿司」をいただきありがとうございました。
「天然本まぐろ ありそ鮨し」とは?
「ありそ鮨し」を経営する「株式会社 荒磯」は、江戸末期に創業し福井県で「雄島館」という旅館業を営んでいました。
「雄島館」後の「荒磯亭」は、季節の味をお届けする料理旅館として全国に名を馳せました。
「ありそ鮨し」にも百年余りの歴史は引き継がれ、「本格江戸前鮨し」として極上の鮨しを提供しています。
店名の“ありそ”は、千利休が茶道具を包んだ名物裂の「荒磯緞子・ありそどんす」が由来だそうです。
「百有余年のこだわりの味を是非ご堪能ください」とお店は挨拶をしておられます。
まとめ
3年ぶりの東京で「江戸前寿司」が食べたくて仕方がありません。
大混雑が気になりますので、新幹線の中でスマホで調べました。
東京駅構内・改札内に、二つの寿司店がありました。
①「天然本まぐろ・ありそ鮨し・グランスタ東京店」
②「回転寿司・羽田市場・グランスタ東京店」
従いまして、先ずこの2店を訪ねてみようと思いました。
満員で待ち時間が長ければ他店も視野に入れます。
混雑する駅の構内であり、江戸っ子は気が短いと聞いていますので、心配ないと思いました。
世界的人気の寿司の本場は「江戸前寿司」と言われています。
日本中に特色ある美味しい寿司がありますが、限られた時間の中で、伝統ある「江戸前寿司」を楽しんでみたいです。
結果的にラッキーでした。
混雑にも関わらず江戸前寿司を楽しむことができました。
心配は徒労でした。
日本人もインバウンドも一番好きな和食は「お寿司」だそうです。
ラーメンと答える人もいるそうですが、圧倒的にお寿司が多いようです。
若者もシニアもお寿司が好きです。
日本は海に囲まれているので、日本人のDNAは魚好きでしょうか。
3泊3日の旅に、歴史ある江戸前寿司でご飯、味噌汁、魚を食べて、幸先よく出発です。
ありがとうございました。
See you(^^♪
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