無料日帰りバス旅行|感動の九十九島クルーズへ|長崎の旅・後半

シニアの旅(国内・海外旅行)

はじめに

みなさま、こんにちは(^^♪

「鹿子前港」で乗り込んだ「パールクィーン号」は、世界で最も美しい湾に選ばれた九十九島へ。青い海と松の島々が織りなす絶景、佐世保グルメの昼食、名物カステラのお土産まで。無料バス旅行、後半は私たちの本来のお目当てだった「観光編」をたっぷりお届けします。

鳥栖の「ヴィーナス宝石店」でトイレを済ませ、バスは再び走り出しました。西九州自動車道を進んで佐世保方面へ向かい、佐世保中央インターで下車。そこから10分ほどで到着したのが、鹿子前(かしまえ)港です。この一帯には昼食会場、水族館「海きらら」、そして「九十九島遊覧船」の港があり、参加者はここで水族館コースと遊覧船コースに分かれます。私たちが選んだのは、もちろん遊覧船コースです。

▲鹿子前港のシンボル、水族館「海きらら」

佐世保グルメを堪能、ランチタイム

港から少し歩くと、突き当たりに広い桟橋が現れました。サンセットの写真映えスポットとして知られる広場のようです。その一角にあったのが、昼食会場の「サセボサンセット・とことわ」さん。

▲昼食会場「サセボサンセット・とことわ」

45人の参加者が、店員さんの誘導であっという間に着席。こういうツアー慣れした皆さんの動きの速さには、いつも感心させられます。私たちは同年代のご夫妻と相席になりました。すでに14時を過ぎてお腹はぺこぺこ、出てきた料理はあっという間に平らげてしまいました。

▲名物の佐賀牛焼き、おぼろ三色ご飯、五島うどんなど盛りだくさん

ガイドさんの説明によれば、この日のメニューは佐賀牛の焼き物、おぼろ三色ご飯、春雨の酢の物。そして日本三大うどんは讃岐(香川)、稲庭(秋田)、五島(長崎)なのだそうです。五島うどんは椿油を使い、細麺なのにコシが強いのが特徴とのこと。また、アジの漁獲量日本一は長崎県で、全国の半分以上を占めるとも教わりました。脂の乗ったアジフライは絶品と紹介されましたが、正直なところ少し小ぶりで物足りなさも。

近所のスーパーのアジフライの方がボリュームがあるかも、と夫婦でこっそり笑ってしまいました。デザートのわらび餅とコーヒーゼリーで締めくくり、全体としては「まあまあ」の満足度。無料バスですから、贅沢は言えません。食事のあとはバスで注文しておいたお土産の代金を支払い、店を後にしました。品物はガイドさんはバスに運んでくださいました。

世界で最も美しい湾、九十九島遊覧船へ

九十九島ビジターセンターから土産物店の並ぶ広場を抜けると、遊覧船ターミナルに到着です。

▲九十九島遊覧船ターミナル、いよいよ乗船です

私たちが持っていたのは最終15時発のチケット。案内なしの「自己責任で乗船」にちょっと緊張感を覚えつつ、いよいよ乗り込みます。

▲隣に並ぶ海賊船「みらい」号とパールクィーン号

一階の船内はほぼ満席。夏休みということもあり、学生グループやインバウンドのお客さんの姿も目立ちました。このパールクィーン号は5年前に3億5,000万円をかけて建造されたのだそうです。二階席は天井も壁もない吹き曝しで、風を感じながら景色を楽しめます。三階はマスト後方の物見櫓のような場所から、絶景を一望できるのだとか。

▲船内は家族連れや学生さんで賑わっていました

松の島々と青い海、九十九島クルーズ

出航すると、私たちは向かい合わせの窓際テーブルに座りました。窓の外には、島々の美しい姿が次々と現れては消えていきます。二階に上がれば360度の絶景、西海の大パノラマが広がります。松の緑と碧い海、青空のコントラストがとにかく美しく、船が進むたびに立ち上がっては消えていく白い波の泡立ちにも、思わず見惚れてしまいました。

▲船が描いていく白い航跡と、遠くに広がる島々

▲入り組んだリアス式海岸と松の緑

九十九島は、佐世保湾の外側から北へ約25kmにわたって島々が点在する海域で、ほぼ全域が「西海国立公園」に指定されています。島の密度は日本一とも言われ、「九十九(くじゅうく)」とはたくさんという意味の例え言葉なのだそうです。実際の島の数は208。そして2018年4月、九十九島湾は「世界で最も美しい湾クラブ」に日本国内5例目として加盟認定されました。松島湾、富山湾、駿河湾、宮津・伊根湾に続く快挙です。

▲円錐形の山と、海に浮かぶ養殖いかだ

説明を聞きながら思い出したのは、今年1月に訪れたベトナムのハロン湾と、震災復興ボランティアで訪れた松島でした。ハロン湾はそのスケールに圧倒され、松島は深緑の島々が海に浮かぶ幻想的な風景に心を揺さぶられたものです。松尾芭蕉が「島々や千々にくだきて夏の海」と詠んだのも頷けます。

三保の松原の富士山と松原のコントラスト、天橋立の青い空と緑の松並木も、これまでの旅で心に残った景色です。数ある絶景の中でも、松島よりも明るく開放的なこの九十九島を50分間クルーズできたことは、今回の旅の一番の思い出になりました。

佐世保湾に浮かぶ、静かな艦船群

下船してバスに戻り、鹿子前地区を後にしました。移動の途中、佐世保湾に自衛隊の艦船が並ぶ様子が見え、思いがけずシャッターチャンスに恵まれました。平和と国防のために働かれる皆様に感謝いたします。

▲佐世保湾に停泊する自衛隊の艦船群

長崎銘菓「和泉屋」でお土産探し

続いて向かったのは、長崎カステラの最高峰と言われる和泉屋さん。さっそく降りて、母や孫たちへのお土産にカステラを選びました。

▲和泉屋の「五三焼カステラ」 

外はすっかり暗くなり、途中で一度トイレ休憩を挟みながら帰路につきました。到着予定は19時30分でしたが、15分ほど遅れて朝の集合場所へ。そこからタクシーを拾い自宅に帰りました。長い一日が終わりました。お疲れ様でした。

▲運転手さんは明日も同じコースを走るそうです。お疲れ様でした。ありがとうございました。

会計とお土産まとめ

今回の無料バスツアーにかかった費用をまとめてみます。

  • 同行者有料分:7,300円
  • バス前方優待席(2人分):1,000円
  • タクシー往復(自宅〜集合場所):3,000円
  • とことわのお土産(鯛茶漬け・佐賀牛カレールウ):2,700円
  • 和泉屋のお土産(カステラ・チョココーティングカステラ・黒棒・ボーロ):6,013円

合計 20,013円

▲買い込んだお土産の数々

孫娘にカステラの感想を聞くと、「今まで食べたことのない高級な味、チョコとのコラボは最高だった」とのこと。鯛茶漬けは濃厚なタレの味で、お湯を注ぐと鯛の身がしっとりと舌に絡み、独特の旨みが広がる絶品でした。佐賀牛カレールウも、全国的に有名な牛肉の旨みがカレーに染み込み、カレー通も唸る辛味。ガイドさんが「これは逸品ですよ」と勧めていた通りの美味しさでしたので、気になる方はぜひ探してみてください。

まとめ

前半のブログでは、今回の「無料招待の日帰りバス旅行」について、「ただほど高いものはない」という視点で感じたことを書きました。YouTubeでも、こうした無料バス旅行の苦情はかつて多かったものの一時は落ち着き、しかし最近また増えてきたためカラクリを解説する、という内容の投稿を見かけました。

実態を知った上で参加すれば、「ネギを背負ったカモ」にならずに済むのだと思います。結果的にはとても良い勉強になりましたが、雰囲気に流されやすく後から後悔してしまうタイプの方は、最初から参加を控えるか、あらかじめ免疫をつけておくのが良いかもしれません。

そして今回の後半では、私たちの本来のお目当てだった食事、観光、お土産のショッピングについて書きました。

実際に現地へ足を運び、同じ空気を吸い、その土地の人々と接し、名産に舌鼓を打ち、観光資源を通じて歴史や文化、風土を肌で感じる——それを思い出という財産に変えられることは、なんとも贅沢で尊く幸せなことだと改めて実感しました。

前半もよろしければお読みくださいませ。

無料日帰りバス旅行|怪しげな鳥栖の宝石店へ|長崎の旅・前半

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

See you(^^♪

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