みなさま、こんにちは(^^♪
先回の「孫の勉強の悩み①②」に続き、「孫の勉強の悩み③」を書きます。
私には、近所に住む娘の子どもである孫が3人います。
孫は中学生になり思春期や受験などの悩みが起こります。
悠岐(中3の男子)、夏子(中1の女子)、翔平(小5の男子)と仮名で呼びます。
孫は3人とも、学童野球を小学低学年から続けている「野球3兄弟」です。
今まで野球を主にして、勉強は従になっていました。
「孫の勉強の悩み②」では、「孫(中3・悠岐)の勉強の5つの悩み」、1.夏休みの宿題が完成していない、2.英語を見ると頭痛がして吐き気がする、3.勉強すると眠くなる、4.1日10時間勉強が最後までできない、5.和机の勉強で腰や膝が痛くなった、について書きました。
この一連の取り組みで、とりあえず悠岐の悩みは解消しました。
「孫の勉強の悩み③」
「孫の勉強の悩み③」では、長男の悠岐が「9月の定期考査」に悩み、共に取り組んでいく様子を少しづつ紹介します。
9月の「定期考査」は、受験の内申点にも影響するため重要です。
高校受験の「内申点」は、中3の一学期と二学期の「通知表」が反映されるそうです。
「通知表」には、一学期と二学期の「定期考査」が反映されます。
本人の希望もあり新学期の8/28から、定期考査終了の9/14までの18日間、「祖父母宅の勉強部屋」を継続して取り組むことになりました。
従いまして、8/23~27の5日間(夏休み宿題完了を目的とする)を、第1期「祖父母宅の勉強部屋」とします。
そして、8/28~9/14の18日間(9月の定期考査の所定の目標を完遂することを目的とする)を、第2期「祖父母宅の勉強部屋」として紹介します。
第2期「祖父母宅の勉強部屋」での取り組み
9月の定期考査が終わるまで、8/28~9/14までの18日間の計画を立てました。
土日は、「10:00〜12:30、13:15〜15:30、16:00〜18:30、19:15〜22:00=1日10時間勉強」が、4日あります。
出校日は、「16:30〜18:30、19:00〜22:00=1日5時間勉強」で、14日あります。
そのうち個人塾が6日あります。
合わせて合計「100時間」を、18日間で学校以外の勉強時間の目標に立てました。
内容は「試験範囲の復習を3回行う」ことにしました。
これはお盆に親戚が集まった時に、「受験に成功した叔父」からアドバイスを受けた内容です。
孫(中3・悠岐)の勉強5つの悩み
「第2期・祖父母宅の勉強部屋」での取り組みを進めるうちに、悠岐は次の勉強の5つの悩みを訴えました。
❶勉強の計画はできるが実施ができない
学校では、「定期考査の出題範囲」を2週間前にプリントして配布されます。
一緒に「定期考査の学習計画記入欄」と「進捗状況記入欄」と「担任確認蘭」が「日にち毎・科目毎」あります。
私も夫も驚きました。
私たちが中学生の時は60年ほど前です。
その時は、出題範囲は聞きましたが、こんなに詳しく、計画や担任確認などありませんでした。
娘たちの時代はあったようです。
半世紀以上前の祖父母が、受験のアドバイスをすることは無謀と思いましたが、本人と娘から頼まれ継続することにしました。
孫に聞きますと、「定期考査の学習計画記入欄」は自分で考えて書けるそうですが、試験が近づくと曖昧になるそうです。
「進捗状況記入欄」は、自己採点で記入しますが、予定通りできずに、詰めが甘く、ついつい野球の練習で勉強時間が取れないと言ってしまうそうです。
野球の練習は、考査の前日は休み、その前の3日間は「自己申告」で練習と勉強を選んで良いそうです。
悠岐は、3年間「野球の練習」を優先してきたそうです。
ところが今回は、野球部を引退したので、中学に入って初めての野球練習の無い「定期考査」を迎えたので、野球逃れができないのです。
「勉強の計画はできるが実施ができない」という悩みがありましたが、自宅では様々な誘惑があり勉強できないので、背水の陣を敷いて「第2期・祖父母宅の勉強部屋」を自らが選んだのです。
試験範囲の夏休みの提出物も毎回、今度こそ早くやるぞと決心しますが、3日前にやっと出せる状況でした。
したがって復習が十分にできないと言っていました。
今回の夏休みの提出物は、10日前に完成しました。
復習が十分にできるのではないかと思います。
自宅で1人では、流されてできないけれど、「祖父母宅の勉強部屋」という環境が奏功しているのではないかと思われます。
しかし、最終的な結果を見ないと、本当に良いかどうか分かりません。
引き受けたものの、前進するしかないと思います。
❷「面倒くさい」を連発する
毎日、勉強を突き詰めていくと「めんどくさ〜」と、1日5回は言います。
あまり、「めんどうくさい」を言い続けると、どんどん「めんどうくさい」さんが集めってくるよ!と言いました。
夫が、「めんどうくさい」の下には、金銀財宝でいっぱいだよ!と言います。
「めんどうくさい」と思ったら「ここ掘れワンワン」をすれば「宝の山」が手に入るよ!と言いました。
「めんどくさ〜」と、嫌がること、逃げること、拒否すること、否定することを言ったら、「宝の山が欲しくないの〜」と言い続けました。
だんだん、「めんどうくさい」思考から、逃げないようになりました。
最近は「めんどくさ〜」は、1日1回くらいになりました。
ウム、よしよし!!
❸夏休みに過ごした内容を隣の生徒と英語で1分間会話する課題
休憩時間に、悠岐はボソボソと悩みを話し出しました。
「明日の英語の時間に、夏休みに過ごした内容を英語で30秒づつ隣の人と話し合う課題が出た」と言うのです。
隣の女子はまだ一度も話したことが無いし、生徒会活動をしている秀才だそうです。
「英文作成にも、発音にも自信がないし・・・」と言いました。
一緒に付き合うことにしました。
先ず日本語で書いて、それを英文に書きます。
2人で会話をしながら、アドバイスをしたら案外楽に仕上がりました。
発音を何回か練習しました。
「私は夏休みに、友達と夏祭りに行きました。
私たちは花火を見て、おいしいかき氷を食べました。
親戚がお盆休みに集まりました。
私たちは焼肉を食べに行きました。
とても楽しかったです。」
I went to the summer festival with my friends during the summer vacation.
We watched the fireworks and I ate shaved ice it was delicious.
My relative get together for the obon holiday.
We went to go eat yakiniku.
I had a lot of fun.
下校してきたので、「どうだった?」と聞きました。
「うまく言えた、自分から話しかけた、相手はネイティブのような発音だったけど聞き取れて意味が分かった」と言いました。
娘に、このことを報告したら「聞いただけでドキドキするね、よく頑張ったね、私だったら言わないのに、じじ・ばばのお陰です、ありがとうございます」とメールがきました。
とりあえず、この悩みは一件落着でした。
❹嫌いな人、嫌いな食べ物、嫌いな科目を連発する
「先生がこんなことを言うので嫌いだな〜」「友達が口を聞いてくれないな〜」「きゅうりは嫌いだ」「国語はさっぱり分からないから嫌いだ」「背が伸びないので嫌だな〜」「髪が伸びないのでカッコ悪いな〜」などの否定的な言葉が時々出てきます。
じーっと聞いています。
同調だけだと、否定思考がエスカレートするので、肯定思考で返すように努めています。
「先生は気にしているから言ってくれるんじゃないの、嫌いなら無視するよ」「別に多くの友達がいるからいいじゃないの、そっとしてあげたらいいじゃないの」「きゅうりは嫌いでもレタスが好きだからドンドン食べなさい」「国語を一緒に勉強しようか?」「背は今に驚くほど伸びるよ、お父さんもお母さんも背が高いから」「髪が伸びなくても、頭の形がカッコいいよ」と、肯定的に、肯定的に、めんどうくさがらずに、繰り返し、繰り返し言っています。
❺国語が苦手で一向に進まない
提出物の最後の国語ができないと、頭を抱えて訴えてきました。
他の教科の提出物は、1人で全て仕上げました。
国語の教科書の「俳句の可能性」「俳句を味わう」「和語・漢語・外来語」「羊と鋼の森」「挨拶―原爆の写真によせて」「文法を生かす」が本人にとっては難題で、勉強が進まないようでした。
私は夜は疲れますので、夫と本人と3人で、解き方を共に考えながら取り組みました。
先ず、教科書を3人で音読し、情景を思い浮かべました。
それから、質問用紙を読みながら、3人で意見を言いながら解いて行きました。
時には意見が分かれる時は、メモをしました。
正解内容を確認すると、本人はもちろんですが、私たちも大変勉強になり楽しくなります。
夜の時間切れで途中で終わりましたが、翌日学校の休憩時間にほとんど解いて帰ってきました。
百点満点とは行きませんが80点くらいは取れるのではないかと勝手に思いました。
おばあちゃん馬鹿も、いいところですね!
新たな問題と解決に向かって
8/23~27の5日間(夏休み宿題完了を目的とする)
8/28~9/14の18日間(9月の定期考査の所定の目標を完遂することを目的とする)
「夏休み宿題問題」は解決しましたが、「定期考査」という新しい問題が浮上してきました。
「祖父母の勉強部屋」で乗り越えられるかどうかは分かりません。
今日で、祖父母宅勉強部屋を始めて、2週間が経ちました。
本人も頑張ったけど、私たちも正直頑張りました。
子どもの勉強は、ここまでやりませんでした。
孫にしてやれるのは、夫婦ともに時間的余裕があるからです。
しかし、70歳を過ぎた身には体力的にキツイ時もあります。
勉強の結果も未知数です。
どこまでできるか分かりませんが「祖父母の勉強部屋」に、もう少し挑戦したいと思います。
まとめ
「第2期・祖父母宅の勉強部屋」での取り組みを進めるうちに、悠岐(中3・長男)は次の勉強の5つの悩みを訴えました。
学校から、「定期考査の学習計画記入欄」と「進捗状況記入欄」と「担任確認蘭」のプリントが出されます。
「勉強の計画はできるが実施ができない」という悩みがありましたが、今まで期限3日前にやっと出せた提出物は、10日前に完成しました。
毎日、勉強を突き詰めていくと「めんどくさ〜」と、1日5回は言います。
最近は「めんどくさ〜」は、1日1回くらいになりました。
ウム、よしよし!!
隣の女子はまだ一度も話したことが無いし、生徒会活動をしている秀才だそうです。
「英文作成にも、発音にも自信がないし・・・」と言いました。
翌日、「うまく言えた、自分から話しかけた、相手はネイティブのような発音だったけど聞き取れて意味が分かった」と言いました。
同調だけだと、否定思考がエスカレートするので、肯定思考で返すように努めています。
肯定的に、肯定的に、めんどうくさがらずに、繰り返し、繰り返し言っています。
夫と本人と3人で、解き方を共に考えながら取り組みました。
先ず、教科書を3人で音読し、情景を思い浮かべました。
それから、質問用紙を読みながら、3人で意見を言いながら解いて行きました。
おばあちゃん馬鹿です!
流れで、第2期「祖父母宅の勉強部屋」に入りました。
まさか、ここまでやるとは思っていませんでした。
野球の応援をして送迎の手伝いをするうちに、孫が思春期と受験を迎え、状況が一変しました。
声変わりし、少し反抗期もあるようですが、祖父母にはとても素直に何でも話してくれます。
スポーツをしているからか、とてもさっぱりとして率直で、行動が早いです。
また、孫にここまで関われる幸せを実感し感謝しています。
おばあちゃん馬鹿です!
次は何が起こるか分かりませんが「孫の勉強の悩み④」に記しますので、下記の①②と共に興味があります方はご覧ください。
同じような環境の皆様の、ご参考になりましたら幸いです。
See you(^^♪
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