みなさま、こんにちは(^^♪
私たちシニア夫婦は、「住宅型高齢者住宅」の見学と、ついでに「落語」を聞きに博多を訪れました。
博多駅に着いて、お昼ご飯を食べようと思い、駅の9階にあるレストラン街に行きました。
食べ物の美味しい博多で、「小籠包」を食べたいと思い、中華を訪ねました。
博多駅・鼎泰豐に入店する
小籠包が看板メニューの点心料理店の、「鼎泰豐(ディンタイフォン)」に入りました。
以前に、やはり博多駅周辺の「小籠包」の店に何回か入りましたが、小籠包が冷たくなっていたり、接客サービスが悪くてがっかりした思い出があります。
このお店は、星を5個つけても良いと思いました。
皆様の参考になりましたら幸いです。
満席でしたので、前の待合椅子に座りました。
店員さんが、メニューと、注文票とペンを持ってきました。
とても分かりやすくて、楽しみながら料理を選ぶことができました。
待ち時間を尋ねると、「15〜20分くらいです」と気持ちよく答えてくれました。
鼎泰豐は、1958年に台湾の台北市で油問屋として創業し、1972年に小籠包を始めとする点心料理の店を始めました。
鼎泰豊の小籠包は、美食家達の評判が高く、新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介され、1993年には、ニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つにも選ばれました。
それから世界的なブランドとなり、観光客で賑わい、日本初め世界10カ国、110店舗でオープンしたそうです。
これは本物だと思いました。
しかし、品質とか、特に熱いうちに食べないと意味が無いので、サービスが的確かどうかが料理の命を握ります。
高齢者なので、量が食べられません。
「小籠包の3種盛りセット」と「カニチャーハン」と「マンゴ杏仁豆腐」を注文して、夫婦でシェアしていただくことにしました。
4〜5組待っていましたが、15分くらいで順番が来ました。
博多駅の東側が見える席に案内されました。
ジャスミン茶で喉を潤す
最初に「ジャスミン茶」が運ばれました。
とても香りがよく、まろやかなお茶でした。
生姜の刻みが入ったお皿に、タレを注ぎました。
店員さんが、小籠包の食べ方を教えてくれ、テーブルの上には「小籠包のおいしい召し上がり方」と書いたプラカードが立っていました。
よく気が利いていると思いました。
知っているつもりが、よく読むととても良く分かりました。
「ご親切にありがとうございます」と言ってしまいました。
小籠包の三種盛りをいただく
しばらくすると「小籠包」が運ばれました。
蒸し器の蓋を開けると、湯気がもうもうと出ました。
「蟹味噌」「トリュフ」「豚肉」の3種類が2個ずつ入っています。
鼎泰豐の小籠包は、熟練した点心師の技を結集させて、味・形・品質にこだわりを持ち、ひとつひとつ包みあげているそうです。
小さく端正な姿に仕上げた小籠包は、鼎泰豐伝統の形だそうです。
以前、広東で食べた小籠包は、大きくて肉汁が豊富に出て、その美味しさに圧倒されました。
小籠包の上部を箸でつまみ、皮が破れないように蓮華に乗せます。
美しく折られた18のひだは圧巻です。
スープや具が透けてみえるほど薄い、手作りの皮はデリケートです。
小籠包の下部を箸でつついて、スープをレンゲの中に出します。
そのスープを、こぼれないように慎重に飲み干します。
その具(蟹味噌・トリュフ・豚肉)を皮の中に押しこめた、旨味が凝縮した肉汁はそれぞれの具材の絶品の味わいを醸し出し、堪能しました。
感激!!かんげき!!カンゲキ!!
究極の美味しさの追求のため、小籠包の作り置きは一切していないそうです。
今現在、点心師が作っている姿を、ガラス越しに見ることができました。
タレに浸した生姜を、小籠包の上に乗せて熱々のうちに口に放り込みます。
生姜のピリッと感と、タレの甘辛さ、小籠包の具の旨みが絡まって口中に独特の美味しさが広がります。
台湾の点心師から、日本の点心師へ継承された、たしかな技と味は若者からお年寄りまで、心から満足させてくれます。
ずわい蟹チャーハンが運ばれる
次に「蟹炒飯」が運ばれて来ました。
取り皿をもらい、夫婦でシェアしていただきました。
湯気が立ち昇るアツアツを口に含みますと、ほんのりと蟹の香りが鼻をくすぐります。
フワフワとした卵の甘い味が舌に乗り、薄味で素材の旨みを十分に引き出した逸品でした。
久しぶりの高級な炒飯をいただき満足しました。
炒飯に付随した「ワカメのすまし汁」は逸品でした。
ワカメは、歯触りがよく、深い旨味の味わいは最高でした。
旨味の秘訣を聞きたいくらいでした。
マンゴー杏仁豆腐に舌鼓
マンゴー杏仁豆腐は、初めていただきましたが、あまりの美味しさに卒倒しそうでした。
杏仁豆腐は大好物で、あれば必ず注文します。
杏仁の風味を牛乳とゼラチンで固めた舌触りに、マンゴーの独特の甘みがミックスして、まさに虜になりました。
ハーブの香りと苦味が、マンゴーの甘味を一層引き立たせていました。
まとめ
およそ30分ほどの、三品の食事でしたが、高齢者夫婦には十分に楽しめた点心料理でした。
三種小籠包1,480円、ズワイガニ炒飯1,760円、マンゴ杏仁550円、合計3,790円、一人当たり1,895円でした。
九州で最も地価の高い最高の場所で、高級点心を食べることができて最高に幸せでした。
皆様もぜひ楽しんでみてください。
台湾「鼎泰豐」の創業者様、博多駅店の点心師、お世話になりました皆様方に、深い敬意と感謝を捧げます。
ありがとうございました。
See you(^^♪
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