みなさま、こんにちは(^^♪
私たちユルバ夫婦(73歳)は、A旅行社のツアー「復路ビジネスクラス利用・8つの世界遺産をめぐるインド5日間」に参加しました。
今回はその1日目、福岡空港を出発して深夜のデリーに到着するまでの物語をお伝えします。

ⅰ[博多までの車中の朝食は、残り物のバナナ、ゆで卵、コンビニ購入のサンドイッチ、お茶です]
■ 出発前の「ひそかな不安」
旅行の日が近づくにつれ、私の心にじわじわと緊張が高まってきました。
今回のツアーには添乗員さんがつきません。香港空港での乗り継ぎ、デリーでの入国審査、そして現地ガイドとの合流——すべて自分たちでこなさなければなりません。73歳の私たちにとって、それは初めての体験でした。
夫(ユルジ)はネットで調べ、YouTubeで乗り継ぎの動画を見て、最後は旅行社に電話して確認。何度もシミュレーションをしてくれました。英語が苦手な私たちのために、Google翻訳の使い方もYouTubeで学び、ふたりそれぞれが実際に試してみました。
「これ、けっこう便利やね!!」
スマホを操作しながらふたりで感心したあの瞬間。旅はまだ始まってもいないのに、すでに小さな達成感がありました。

ⅰ[私たちが搭乗したキャセイパシフィック航空機です]
■ 福岡空港、11時集合——早めが安心
集合時間は12時でしたが、私たちは11時には福岡空港に到着しました。
以前は博多駅から地下鉄や空港バスを使い、スーツケースを抱えて悪戦苦闘していた私たち。でも今回は思い切って、タクシーで国際線ターミナルへ直行。料金はわずか1,900円ほど。「なんでもっと早くこうしなかったの」とふたりで笑いました。
旅行社のカウンターで必要書類と説明を受けると、ツアーの全容が明らかになりました。メンバーは私たちふたりと、もうひと組の母娘さんの計4名という小さなグループです。
キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターが開くと、搭乗券の発行、スーツケースの預け入れ、JALマイルの記録と、手際よくこなしていきます。

![福岡空港・キャセイパシフィックのFカウンター。赤い制服のスタッフさんが出迎えてくれました]
出国審査と手荷物検査を終えて国際線ロビーへ。ここで、スマホを取り出し、楽天の海外ローミング設定をふたりで確認。「落ち着いて、集中して」と言い聞かせながら操作しました。歳をとると、こんな作業も一度にふたつのことをすると間違えてしまうので……(笑)。
きれいにリニューアルされた国際線ロビーを見て回っているうちに、あっという間に搭乗時刻になりました。
■ 福岡→香港、3時間45分の空旅
座席はエコノミークラスでしたが、思ったより窮屈ではなく、まずは一安心。
しばらくすると、昼食の機内食が運ばれてきました。

![昼食の機内食。牛肉のすき焼き・そば・ご飯・ハーゲンダッツ……思わず目を見張る豪華さです]
牛肉のすき焼き、そば、ご飯とパン、カットフルーツ、そしてハーゲンダッツのアイスクリーム。「飛行機の中でこんなに豪華なの?」とふたりで顔を見合わせました。特にすき焼きは絶品で、旅の始まりにふさわしい一皿でした。
音楽を聴いたり、窓の外を眺めたりしているうちに、飛行機は香港へ向けて高度を下げていきました。
■ 初めての香港空港——広大な乗り継ぎの旅
香港空港は私たちにとって初めての場所。でも、事前のシミュレーションのおかげで、慌てることなく動けました。
福岡でチェックインした時点で、デリーまでの搭乗券が2枚まとめて発行されていたため、荷物の受け取りも再チェックインも一切不要。まず搭乗券と荷物タグに「DEL(デリー)」と記されているかを確認し、「Transfer(轉機)」の表示に従って歩きました。
トランスファー専用のセキュリティチェックを通過し、エスカレーターで6階の出発エリアへ。

![香港空港・ゲート7番。「CX679 20:10 Hong Kong to Delhi」の表示を見て、ほっとしました]
出発モニターで「CX679 デリー行き」のゲート番号と出発時間を確認。「ちゃんとある、よかった」——そのひと言が正直な気持ちでした。
空港はとにかく広大で、世界中の旅行者が行き交っています。欧米の方も多く、まるで世界の縮図のよう。バーガーキングやマクドナルドのほか、中華料理、タイ料理、日本食レストランなど選り取り見取り。エスカレーターを上がった正面には、お寿司をメインにした日本料理店が。懐石料理やとんかつ、うどんも並んでいましたが、「夕食の機内食がある」と自分たちに言い聞かせて、眺めるだけにとどめました(笑)。

![香港空港ゲートエリアで待機中のふたり。あと少しでデリーへ!]
2時間ほどの待ち時間もあっという間に過ぎ、いよいよデリー行きの機に乗り込みました。
■ 香港→デリー、6時間10分の夜間飛行
飛行時間は6時間10分。長い夜の旅の始まりです。
機内が乾燥するのを見越して、こまめに水分補給。1〜2時間おきに足首やふくらはぎを動かして、エコノミークラス症候群を予防しながら過ごしました。
1時間ほどすると、夕食が運ばれてきました。

![夕食の機内食。チキン・ご飯・蒸し野菜・チョコムース・ハーゲンダッツ……2食連続の豪華さに感謝]
チキンとご飯、蒸し野菜、ムース、チョコクリーム、カットフルーツ、そしてまたもやハーゲンダッツ。2食続けての充実した機内食に、ふたりで「恵まれているね」と話しました。
食後はアイマスクをして少し仮眠。機内放送で目を覚ますと、飛行機はすでにデリーへの降下を始めていました。
■ 深夜のデリー空港——入国審査と「手のモニュメント」
飛行機を降りると、「Immigration(入国審査)」の案内板に従って歩きます。広いターミナルをしばらく歩き、エスカレーターを降りた先に、それは現れました。

![デリー空港到着ホール。金色の円盤と「手のムドラ」のモニュメントが圧倒的な存在感で迎えてくれます]
壁一面を覆う黄金色の円盤と、インドの伝統的な手のポーズ「ムドラ」を象った大きな彫刻。「あ、インドに来たんだ」——そう実感した瞬間でした。
私たちはe-VISA(電子ビザ)のレーン(ZONE-2)へ。審査官にパスポート・搭乗券・ビザ承認書などを提示すると、スムーズに通過できました。
ターンテーブルでスーツケースを受け取り、申告なしの「緑レーン」で税関を通過。

![デリー空港のターンテーブル14番。スーツケースが無事に届いていた瞬間の安堵感は格別でした]
到着ロビーで「出口⑥」の番号表示を探して歩いていくと……手を振る人影が見えました。現地ガイドさんです。「やれやれ」——ふたりの心から、緊張がすうっと解けていきました。
ここで同じツアーの母娘さんとも初めてご挨拶。とても感じの良い方々で、これからの5日間への期待がさらに高まりました。
■ ガイドさんとの出会い、そして深夜のホテルへ
バスが来るまでの間に、ガイドさんの自己紹介がありました。
50歳前後の男性で、名門デリー大学の日本語学科を卒業されたエリート。日本語はまるでネイティブのように流暢です。「日本での勤務経験は?」と尋ねると、「日本に行ったことはありません」という答えに、一同が驚きました。これほど堪能な日本語を、インドで習得されたとは……。デリーには日本語ガイドが約20名いらっしゃるそうで、いずれも高い語学力をお持ちなのでしょう。
深夜のデリーは、それでも相当な暑さ。背中に汗が流れ落ちました。冷房の効いたバスに乗り込むと、ようやく人心地がつきました。ゆったりとした応接間のような座席が6脚並ぶ豪華なバス。これから5日間、このバスが私たちの移動の城となります。
30分ほどで、今夜の宿「ハイアット・セントリク・ニューデリー・ジャナクプリ」に到着しました。

![ホテル外観。堂々たるファサードが深夜の疲れを癒してくれます]

![ホテルの客室。清潔で広々とした2ベッドルームに、ふたり揃ってほっと息をつきました]
ホテルの詳しい内容はホテルレビュー記事をご覧ください。
こうして、長かった1日目が静かに幕を閉じました。
福岡を出発してから実に12時間以上。でも、ふたりで乗り越えた達成感は格別でした。「無事にインドにきたね!」——そのひと言が、何より嬉しかったです。
2日目は、いよいよインド観光のスタートです。どうぞお楽しみに。
ありがとうございました。
See you(^^♪

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