インド旅行記2日目|デリー観光からジャイプールへ|73歳夫婦

シニアの旅(国内・海外旅行)

みなさま、こんにちは(^^♪

私たちユルバ夫婦(73歳)は、A旅行社のツアー「復路ビジネスクラス利用・8つの世界遺産をめぐるインド5日間」に参加しました。

今回は2日目の物語をお伝えします。

■ 朝のデリー、いざ出発

深夜着ということもあり、少々疲れていましたが、6時には目が覚めました。

夫のユルジは早起きして、ホテル周辺を散歩しながら写真を撮ってきました。朝のデリーの街並みを記録するのが彼の楽しみのひとつ。6時半にレストランで朝食を済ませ(詳しくはホテル・食事レポートをご覧ください)、荷物をまとめてロビーへ。7時30分、私たち4人とガイドさんを乗せた豪華バスがデリーの街へと走り出しました。

■ 世界遺産①②③——デリーを駆け足で巡る

最初の目的地はクトゥブ・ミナール。高さ72.5メートルのこの塔は、ヒンドゥーとイスラム両方の様式が混ざり合った、インド最古のモスクの一部です。実際に目の前に立つと、その圧倒的な存在感に思わず言葉を失いました。約45分の見学でしたが、胸がいっぱいになるほどの迫力でした。(詳しくは別ブログをご覧ください)

続いて訪れたのはフマユーン廟。タージ・マハルの原型ともいわれる、端正な赤砂岩の霊廟です。約50分の見学で、その静謐な美しさをゆっくりと味わいました。(詳しくは別ブログをご覧ください)

そしてレッドフォートでは、バスを降りて正面広場へ。ガイドさんの解説を聞きながら、壮大な赤い城壁の前で写真を撮りました。移動の途中にはインド門も車窓から眺め、その雄姿をカメラに収めました。(詳しくは別ブログをご覧ください)

3つの世界遺産を午前中に巡るという、なんとも贅沢な半日でした。

■ デリー一のレストランでランチ

昼食はデリーで名高いレストランへ。タンドール窯で焼き上げたタンドリー料理(チキン)に舌鼓を打ちました。(詳しくはグルメ記事をご覧ください)

おなかも心も満たされたところで、いよいよジャイプールへの長旅が始まります。

■ バスで260km——インドの大地を走り抜ける

デリーからジャイプールまでは約260キロ、約5時間半の道のりです。

![バス車窓から広がるインドの平原。どこまでも続く広大な土地に、国の大きさを実感します]

窓の外に広がるのは、見渡す限りの平野。日本とはまるでスケールが違います。時折、ポツンと小さな山が現れました。不思議に思ってガイドさんに尋ねると、「あれは昔の島です。このあたりは一帯が海でした」という答えが返ってきました。

![遠くにポツンと見える岩山。「昔はここが海だった」——ガイドさんの言葉が想像をかき立てます]

夫のユルジが「インドはデカン高原で綿花を栽培すると学校で習いましたが……」と質問すると、「デカン高原はここではなく、もっと向こうの方に平らな高原が続いています」とガイドさんが丁寧に教えてくださいました。「この平地では国策で小麦を一面に栽培しているんですよ」とも。

窓の外は灼熱の太陽が照りつけ、外気温は相当なもの。数回のトイレ休憩のたびに外に出ると、クラクラするほどの暑さでした。冷房の効いたバスの中が、本当にありがたく感じられました。

■ ジャイプール到着——布店と宝石店めぐり

5時間半かけてようやくジャイプールに到着。最初に案内されたのは布染め工房でした。

![ブロックプリントの実演。象の木版スタンプを使った伝統的な布染め技法を目の当たりにしました]

白い綿の布地に、象の形をした木版スタンプを押し、藍染のような臈纈染めで模様を描いていきます。職人さんの手つきは鮮やかで、見る間に美しい象の文様が生まれていきました。

![完成した象柄の布。鮮やかな色彩とユニークな象のモチーフが目を引きます]

工房の外には、白大理石に色とりどりの宝石をはめ込んだ精緻な象や馬の像も並んでいました。

![宝石をはめ込んだ大理石の象と馬。マハラジャの世界を思わせる豪華な工芸品です]

「いかがですか?」と勧められましたが、持ち帰ることを考えて丁重にお断り。その後2階の絨毯売店にも案内されましたが、こちらも笑顔でご辞退しました。

■ 街に溶け込む「聖なる牛」たち

移動中に、忘れられない光景に出会いました。

![道端を悠々と歩く牛。インドでは牛は神聖な生き物として大切にされています]

街の路地に、牛が当たり前のように歩いているのです。日本では絶対に見られない光景。

![街中の牛たち。車やバイクと混在して暮らす姿は、インドならではの日常です]

あるとき、一頭の牛が民家の庭に入り込んで荒らし始めました。するとお爺さんが箒を手に飛び出してきて、「こら!」と追い払います。牛は気に入らない様子で、角を向けて威嚇しながらゆっくりと庭を出て行きました。

「インドでは牛は神様扱いされている」と思っていましたが、実際はこんな形でうまく共存されているのですね。思わずくすっと笑ってしまいました。

■ 宝石の街、ジャイプール

次に訪れたのは宝石店。ジャイプール周辺には宝石鉱山が多く、古来より宝飾の街として知られています。

![宝石の研磨台。職人さんが原石を磨き上げる工程を間近で見ることができました]

![工房の入口。ムガール建築を思わせるアーチが続く美しい中庭でした]

店内では、職人さんが原石を磨く工程を見学。その後売店へ案内されました。

ガイドさんが「日本人の方は宝石に興味がないのですか?」と少し首を傾げながら尋ねてきました。夫ユルジが答えます。「最近の日本人は日常生活でそれほど宝石を身につけませんよ。特に男性はほとんどつけません。”ミニマリスト“といって、物を減らすのが流行っているくらいで……」

ガイドさんは「そうですか……」と、少し寂しそうな顔をされていました。それもそのはず、インドでは男女問わず宝石を身につけるのが当たり前の文化。価値観の違いを感じる、印象深いやり取りでした。

■ 夜のピンクシティ——夕食と感動の車窓

夕食は民族舞踊を見ながらのディナーへ。(詳しくはグルメ・エンターテインメント記事をご覧ください)

そしてホテルへ向かうバスの車窓から、忘れられない光景が広がりました。

![夜のハワー・マハル(風の宮殿)。バスの車窓から眺めるピンク色の宮殿は、夜のライトアップに輝いて幻想的でした]

ライトアップされたジャイプールの街並み——「ピンクシティ」の異名を持つこの街は、夜になるとひときわ美しく輝きます。バスの窓越しに眺めながら、私は思わず「きれいね……」とつぶやいていました。

■ ジャイプールの宿へ

21時、本日の宿「サロヴァー・ポルティコ」に到着。

![サロヴァー・ポルティコの外観。落ち着いた雰囲気のシティホテルです]

ホテルの詳しい内容はホテルレビュー記事をご覧ください。

3つの世界遺産、260キロのバス移動、布と宝石と牛との出会い——2日目はインドの濃さをこれでもかと詰め込んだ1日でした。

3日目は、いよいよジャイプールの世界遺産へ。どうぞお楽しみに。

ありがとうございました。

See you(^^♪

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