台湾観光・しゃぶしゃぶ店おすすめ【体験談】台北・打狗霸・徳立莊店

ユルバの旅行

 

みなさま、こんにちは(^^♪

 

3月中旬、「台湾ツアー旅行3日間」に、シニア夫婦で参加しました。

「十分」「九份」「士林夜市」「基隆中正公園」「野柳地質公園」「忠烈祠」「中正紀念堂」「龍山寺」を観光しました。

 

夕方になりましたので、夕食会場に向かいました。

「台湾式しゃぶしゃぶ!ご用意」とパンフに書いてありました。

 

日本では「しゃぶしゃぶ」は日常に食べますが、暑い台湾に「しゃぶしゃぶ」は需要があるのでしょうか?

観光客用の料理だろうか?

 

そもそも「しゃぶしゃぶ」の発祥は日本だろうか?

などと、次々に疑問が出てきました。

 

次のことを調べて、予備知識を得て夕食に向かいました。

❶「しゃぶしゃぶ」の発祥は何処ですか?
❷「しゃぶしゃぶ」は、中国にはどのように伝わりましたか?
❸「しゃぶしゃぶ」は、日本ではどのように広まったのですか?
❹「しゃぶしゃぶ」は、どのようにして食べますか?

▲台湾式「しゃぶしゃぶ」に満足しました

「しゃぶしゃぶ」の発祥は何処ですか?

約700年前、モンゴル皇帝のフビライ・ハンが、広大な極寒の戦地での効率の良い食べ物を考え続けてました。

 

料理人が、凍った羊肉を薄く切り、沸騰した湯に入れ、タレにつけて食べたら美味しかったので「涮羊肉」と名付けたのが「しゃぶしゃぶ」の始まりと言われています。

▲高層ホテルの中庭の空間にも食卓がありました

「しゃぶしゃぶ」は、中国にはどのように伝わりましたか?

モンゴルから、中国には元の時代に伝わり、宮廷料理から始まり、清の時代には一般の人も食べるようになりました。

 

「涮羊肉」は、シュワンヤンロウと読み、シュワンは「すすぐ」、ヤンロウは「羊肉」という意味で、薄くスライスした羊肉をスープにサッとくぐらせて食べる、北京名物の火鍋料理です。

北京の火鍋料理が日本に伝わり、具材、味付けなどが日本人に合わせて「しゃぶしゃぶ」になりました。

▲ミッドタウンホテルの中にお店が入居しています

「しゃぶしゃぶ」は、日本ではどのように広まったのですか?

北京の「涮羊肉」の話が、京都祇園の料亭・十二段家に伝わり「牛肉の水炊き」が考案され、関西中に広がりました。

 

そして大阪の永楽町「スエヒロ本店」が「しゃぶしゃぶ」と命名し、長蛇の列ができる名店になりました。

店員がおしぼりを洗う姿と、牛肉を出汁にくぐらせる姿が似ており、聞こえてくる音そのままに「しゃぶしゃぶ」と命名したそうです。

 

ユニークな名前にみんなが大笑いしましたが、その美味しさに大繁盛し、世界に名前を轟かせました。

▲日本風にアレンジされた「しゃぶしゃぶ」image

「しゃぶしゃぶ」は、どのようにして食べますか?

昆布で取った、だし汁を鍋に入れ沸騰させ、薄くスライスした牛肉と季節の野菜をくぐらせます。

 

香り高い胡麻ダレか、ポン酢でいただく、極めてシンプルであっさりした料理です。

 

一人前の食べる量は、肉を150g〜200gで、20gの肉を7〜10本いただきます。

 

ご家庭でも、「豚しゃぶ」「ブリしゃぶ」「タコしゃぶ」「カニしゃぶ」などの食材を主役に、シーンや季節に合わせて楽しまれています。

 

北海道・東北・中国・四国・九州は豚肉派が、関東・中部・近畿では牛肉派が比較的多いと言われています。

▲ホテルの入り口から「打狗霸・徳立莊店」に入れます

「しゃぶしゃぶ」の夕食処「打狗霸・徳立莊店」に着く(体験談)

ツアーバスが「しゃぶしゃぶ」の夕食処の前に着きました。

 

お店の名前は「打狗霸・徳立莊店」と言います。

 

第一号店は、1972年に台湾南部の高雄で開店したお店のようです。

ここは、「ミッドタウン・リチャードソン(徳立荘)」という大きなホテルの中に、入店したレストランのようです。

 

大規模なお店で、室内デザインも著名人が創作されたようで、内装も木材を組み合わせたダイナミックな素晴らしいものでした。

ホテルの外側から、レストランに直行でき、大きな調理や食卓空間を通り抜けました。

 

その度に、どこに連れられていくのか、不安と好奇心が入り乱れました。

▲お一人様鍋に食卓は、ぎゅうぎゅう(牛牛)詰めです

「しゃぶしゃぶ」の食事席に着く

20名余りのツアー客が、4人がけ6テーブルに案内されました。

 

数日前に知り合った他人の老若男女が「しゃぶしゃぶ」をどうして食べるのか、人員分けに興味を持って見ましたが、鍋が1人一個で納得しました。

ここは、海鮮料理が専門で、肉料理の「しゃぶしゃぶ」などもあり、竹材を使った卓上器具や、掘りごたつ式などは和風の雰囲気を感じ食事が楽しめそうでした。

 

アルコールなどの飲み物は、店員さんに伝えて個人の前払いをします。

▲沸騰した鍋で煮立っている「しゃぶしゃぶ」

「しゃぶしゃぶ」を美味しく食べる

料理が次々と運ばれてきました。

 

一人ひとりにガス台、出汁入りの中鍋が置かれました。

 

次に、キャベツ、椎茸、榎茸、大根、にんじん、レタス、はるさめ、ツミレ、肉団子、赤い蒲鉾、昆布、湯葉のようなものが入ったお盆がきました。

 

そして、お茶と、ご飯と、小皿と、タレ・薬味入れが来ました。

店内の特設テーブルの上に、タレや薬味が置いてありますので、個人個人で小皿を持って行き、好みの量を取りました。

 

醤油のような茶褐色の液体が数個、お酢、薬味はネギ、唐辛子、ニンニク、黒い練り物などが置いてありました。

 

残念ながら、日本語で書いてありませんので、容器や色で判断して適当に小皿に入れました。

席に着くと、店員さんが直ぐにチャッカマンで火をつけました。

 

私たち夫婦は横に並びました。

 

相対して、お父様と娘さんが仲良く食べておられました。

▲寒いモンゴルの野戦食をimageしました

鍋が直ぐに沸騰して泡立って来ました。

 

出汁の出るもの、硬めのものを入れました。

再度、沸騰したので、牛肉をしゃぶしゃぶして、タレをつけて口に入れました。

 

フーフーと熱くて、タレの醤油味と薬味のピリ辛が効いて美味しかったです。

 

台湾の野菜はどこも美味で甘味がありました。

しばらく食べてから、何か味気ない、何か足りない気がしました。

 

私の失敗は、醤油風のタレを多くして、酢を入れませんでした。

 

立ち上がり、酢を加えに、再度特設テーブルへ行きました。

 

酢を入れたら、ガラッと味が変わり大変美味しくなりました。

 

日本の「ポン酢」の凄さが、今更ながら分かりました。

食卓テーブルは、大きな鍋などを沢山置きますので、タレなどが置けません。

 

特設テーブルのセルフサービス方式ですが、せっかく美味しい料理なので、英語、中国語、韓国語、日本語で表記してあれば大変良いと思いました。

「しゃぶしゃぶ」はタレで決まると思いました。

 

量はちょうど良くて、お腹がいっぱいになりました。

 

満足して、お店を出て、バスで帰りました。

▲ミッドタウンホテルの店からバスで帰途につきました

まとめ

「台湾式しゃぶしゃぶ」を食べることになりましたので、次のことを調べてから夕食に向かいました。

❶「しゃぶしゃぶ」の発祥は何処ですか?
約700年前、モンゴル皇帝が、極寒の戦地での効率の良い食べ物として「涮羊肉」と名付けたのが「しゃぶしゃぶ」の始まりです。
❷「しゃぶしゃぶ」は、中国にはどのように伝わりましたか?
モンゴルから、中国には元の時代に伝わり、宮廷料理から始まり、清の時代に一般の人も食べるようになりました。
❸「しゃぶしゃぶ」は、日本ではどのように広まったのですか?
北京の「涮羊肉」の話が、京都祇園の料亭に伝わり、大阪の「スエヒロ本店」が「しゃぶしゃぶ」と命名し、その美味しさに大繁盛し、世界に名前を轟かせました。
❹「しゃぶしゃぶ」は、どのようにして食べますか?
昆布だし汁を鍋で沸騰させ、薄くスライスした牛肉と季節の野菜をくぐらせます。胡麻ダレか、ポン酢でいただく、極めてシンプルであっさりした料理ですが、その美味しさは大人気となりました。

▲ホテルの凡ゆる空間に「しゃぶしゃぶ」食卓がありました

台湾に来て「しゃぶしゃぶ」を食べるとは思いませんでした。

コロナ禍が終息しても、台湾の病院ではマスクが義務付けられています。

 

台湾を旅行して「中華料理」を想像した時に、回転式のテーブルで、大皿から小皿に盛り取る食事形態に大丈夫かなあ、と思いました。

 

コロナ禍の当時、ビッフェ方式の食事方法が禁止されたからです。

 

「しゃぶしゃぶ」は日本でも家族か親しい人で鍋を囲みます。

初めて会った方々でも中華料理方式で違和感は無く、むしろ近親感を覚えて良かったです。

 

「しゃぶしゃぶ」は一人鍋で、ご当地の美味しい食材をいただけて、非日常的な体験ができて幸せでした。

美味しくて満足!まんぞく!マンゾク!でした。

 

「打狗霸・徳立莊店」の料理人さん、関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

深謝!深謝!深謝!

 

この台湾ツアー旅行の「総集編」として、『台湾ツアー旅行おすすめ2泊3日【シニア体験談】添乗員・全観光付き』を、最後に書きました。

 

内容は下に記しましたので、興味のあられる方はご覧ください。

 

①「台湾旅行の動機」②「持ち物一覧表」③「携帯海外ローミング」④「両替・チップ」⑤「旅行費用総額260,970円の明細」⑥「観光地・食事の14体験談」⑦「旅行中の徒歩数」⑧「バスの走行距離km」⑨「海外旅行保険加入」

 

シニア夫婦の、アクシデントや失敗が多々ありましたが満足な旅ができました。

 

See you(^^♪

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ユルバ

みなさま、こんにちは、はじめまして♪
わたしは、地方都市に住んでいる60代後半の主婦で、ユルバと申します。
子どもたちは独立し、夫と二人暮らしです。
自宅を「終のすみか」にリフォームし、それなりに満足のいくリフォームができました。
ネット検索をしたら業者さんの記事がほとんどで、施主さんの生のリアルな声が少なかったです。
その教訓から、シニアの主婦目線のリフォームの体験談をblogしたいと思い立ちました。
また好きな旅行なども同じ気持ちで書きました。
失敗やハプニングの連続でしたが、みなさまのご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします(^^♪

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